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JFAアカデミー福島女子 アメリカ遠征を実施
2016年04月04日
JFAアカデミー福島の中学生年代の女子選手が3月19日(土)から31日(木)にかけてアメリカのロサンゼルスに遠征しました。
女子サッカートップレベルの国の一つであるアメリカ合衆国において世界基準のサッカーを体験すること、そして、海外の歴史、生活、教育、スポーツ、自然などの文化に触れることで世界を身近に感じることを目的としています。
今年はU-14アメリカ女子代表キャンプや地域のトレーニングセンターでの活動に参加させていただき、現地のチームとトレーニングマッチを行いました。またホームステイをはじめ、UCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)のリーダーシップ研修、ビーチトレーニング、アカデミー賞表彰の舞台となるドルビー・シアターの見学など、アメリカの文化に触れる多くのアクティビティを行いました。
選手コメント
門脇真依 選手(9期生)
私は、今回のアメリカ遠征でたくさんのことを感じ、学ぶことができました。レジェンズ、南カルフォルニアトレセン、UCLAなどのアメリカのチームと試合をし、どのチームの選手もスピードや、パワーで私たちを上回っていました。でも、特に最後の試合となったUCLA戦では、相手がワンタッチパスでたくさんパスをつないできたり、タイミングよく間に落ちたりなど、今までやってきたアメリカのチームよりも上手で驚きました。アメリカの選手は大きくて速いだけではないことがわかりました。そのような相手に全力でプレーすることができたことで課題が明確にわかりました。私は、足元にボールを止めてしまうことや周りを見ていい判断ができていないことなどうまくいかないことが多く、これから改善していかなくてはいけないと強く感じました。
オフの面では、アメリカの文化を学ぶという目的でいろんなアクティビティを体験することができました。ホームステイでは、ホストファミリーに英語で伝えることや聞き取ることが大変でしたが、去年よりも会話をすることができたことが嬉しかったです。たくさんの方々のサポートのおかげでアメリカ遠征に行くことができていることに感謝し、この経験を通してさまざまな面で成長していけるように頑張っていきます。
玉川実奈 選手(10期生)
初めてアメリカの選手と試合をし、アメリカ人のスピードや体の強さに驚きました。その中でアメリカ人に勝つためにどうすればいいかを考え、多くのことを試合や合同練習などで吸収し、たくさんのことを学ぶことができました。その一つで、一対一の時はしっかりと深く姿勢を取りステップを細かく踏むことが大切だということが学べました。生活では、アメリカの特別な日であるキリスト教の行事のイースターについて学ぶことができました。私は今回ホームステイ先の家族と教会に行き、洗礼を見ました。このイースターの日にアメリカの家族と一緒にこのような文化の体験ができて良かったです。今回のアメリカ遠征はとても刺激を受けることができました。今後、この経験を生かして日々頑張っていきたいと思います。
伊藤めぐみ 選手(10期生)
このアメリカ遠征での目的は世界のサッカーを知ることと、世界の文化を知ることでした。サッカーでは初めて海外選手と試合をし、体全体でその強さを実感してきました。その中で一番感じたことはスピードの速さとフィジカルの強さです。他のことについては勝ってるところもありましたが、この2つのことに関しては全く勝てていませんでした。スピードには差があるかもしれませんが、その中で相手にどのように対応するかがとても大事だと思いました。今回学んだ課題を日本に持ち帰り、これから頑張りたいと思います。
ホームステイでは言葉が通じないなど、日本なら普段簡単にできていたことがとても難しかったです。今回の遠征でお世話になった日本人スタッフは英語が話せてとてもかっこよく楽しそうでした。国境を越えて人と繋がれることにとても感動しました。そして改めて英語を頑張ろうと思いました。今回のアメリカ遠征ではスタッフをはじめ、多くの方々にお世話になりました。感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います。
JFAアカデミー福島は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。