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JFAアカデミー熊本宇城 「今年の目標・決意表明」を振り返って
2018年12月27日
今年も早いもので、一年の締めくくりの時期になりました。そこで、選手たちが入校時に掲げた決意や一年の初めに決めた目標を改めて見つめ直し、自身の現在地について振り返りました。12月21日には中学校の終業式を終え、選手たちはそれぞれ帰省しました。新年は、始業式に合わせて寮に戻ってきます。
アカデミー生コメント
原由伍 選手(8期生:中3/ FCソレイユ )
この一年間、自分より大きくて、速い相手にも通用するプレーを身につけるための練習、そして試合を行ってきました。僕は世界と比べてはもちろんのこと、日本人のサッカー選手の中でも身体が小さいので、世界で通用するためには動きながらプレーすること、アクションのタイミング、シンプルで効果的なプレーが大事です。そのため、練習では常にプランを持っておいてボールを受け、少ないタッチ数で動きながらプレーすることを意識してきました。まだファーストタッチが離れたり、足元に入ってしまうミスはありますが、一つ一つのファーストタッチにこだわって練習してきたこともあって、うまくできる回数が増えたと思います。他にも、アカデミーでは食育セミナーや日本代表トレーナーの方に来ていただき、教えてもらったことを生かして自分の夢に近づけることができました。食事では試合の前日、当日に食べるものをしっかり管理したり、コアエクササイズ、ムーブメントプレパレーション、筋力トレーニングでは、指摘された部分を意識することを心がけました。九州大会では思うような結果を出すことができず、「日本でも世界においてもチームを勝利に導くサッカー選手になる」という自分の夢への道のりはまだまだ遠いと感じます。これからは、今まで続けてきたテクニックへのこだわりに加えて、プレーのスピードやパワーを身につけることで自分の夢へ近づけるように頑張ります。
本山雅斗 選手(9期生:中2/UKI-C-FC )
僕はこの一年間、GKとして目標にしていたことがあります。それは「ビルドアップの時に正確なロングパスができること」です。その理由は、自分のロングパスが通ればチャンスになる場面でそれを活かせなかったからです。僕は攻撃の起点として正確なロングパスを蹴ることで効果的に攻撃に関われるように、安定したキックのフォームを身につけようと思いました。そのために早起きをしてコアトレーニングやストレッチを行い、バランス力や柔軟性などを高める努力をしました。しかし自分の目標に対する意志が弱く、継続することができずに途中でやめてしまいました。その結果、キックのフォームが安定せずロングパスが蹴れる場面でも自信がなくてショートパスを選択してしまい、味方の動きを無駄にしてしまったり、何度も同じことを繰り返すうちに相手にも読まれ、パスを受けた味方が自陣でボールを奪われて、結果的にピンチにしてしまうことがたくさんありました。自分が決めた目標をまだ達成できていないので、朝は早起きをすることで時間を有効活用し、コアトレーニングやストレッチなどを継続して体幹の強さや柔軟性を強化したいと思います。並行して、相手ゴールに近い味方選手からパスコースを探すことにもトライをしているので、それもしっかり強い意志をもって継続させていきたいです。
林晃希 選手(10期生:中1/FC KAJITSU U-15)
僕は入校式での決意表明の時に「創造」をテーマに「発想豊かなプレーのできるサッカー選手を目指す」と決意しました。そのため、ボールをもらう前の準備、観ること、判断することを意識して練習してきました。入校したときと比べて変わったことは、パスを受ける前に相手を観られるようになり、コントロールでボールを前に運ぶことができるようになったことです。これは、パスコントロールの時から、パスを受ける前の準備や観ることを意識しておくことで上達することができました。まだできていないことは、状況に応じた判断です。相手がどのポジションにいて、どのパスコースを狙っているのかを予測してプレーできるようにしたいです。またすぐにボールが蹴れて、どこへでも出せるところにコントロールできることが大切です。これからの練習では、発想豊かなプレーのできるサッカー選手を目指すために、状況に応じた判断力を高め、コントロールの質を上げていきたいです。
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