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JFAアカデミー堺 アカデミー生によるアカデミー紹介
2019年06月26日
JFAアカデミー堺は、平日は寮に寄宿してアカデミーでの活動を行い、週末や長期休暇は帰省して地元のチームで活動する週末帰省型を採用しています。選手たちは金曜日の夕方にそれぞれの自宅へ帰省し、日曜日の夕方に寮に戻ってきます。
JFAアカデミー堺の寮は、「堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター(愛称:J-GREEN堺)」の宿泊施設「DREAM CAMP」内に位置しています。DREAM CAMP の一部を寮として専用利用して生活しており、トレーニングは寮のすぐ目の前に広がるJ-GREEN堺のグラウンドで行っています。
今回は、選手目線でJFAアカデミー堺での生活を紹介します。
JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。
詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会を各地で実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。
JFAアカデミー堺 説明会
日時 | 場所 |
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7月7日(日)18:00~ | 一般社団法人 大阪府サッカー協会 〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1-7-25 イトーダイ靭本町ビル6階 |
アカデミー生コメント
林織羽 選手(中3:6期生/ASハリマアルビオンユース)
寮生活について紹介します。JFAアカデミー堺は、1学年12名ずつの合計36名で寮生活を送っています。学年混合の4人部屋が9部屋あり、学期に1回部屋替えを行います。
毎朝6時30分から、部屋ごとに割り当てられた担当場所の掃除を行います。その後、全員揃ってダイニングで朝食です。ボリュームがあって、入校したばかりの時は食べるのに時間がかかり、慣れるまでは少し大変でした。でもサッカー選手としての身体作りのために、たくさん食べることは欠かせません。学校が終わって寮に帰ってきたらすぐにトレーニングの準備をしてグラウンドに出ます。J-GREEN堺のきれいに整えられた芝のピッチで練習します。ときどき、天然芝を使って練習ができる日もあり、楽しみにしています。練習後は、入浴、夕食のあと、学習時間があり、22時30分に就寝します。
寮生活は充実していて、一日があっという間のように感じることが多いです。毎日共に過ごす仲間との絆も深まります。サッカーが上手くなりたいと思う人にとってとても良い環境です。
江口碧華 選手(中2:7期生/RESC GIRLS U-15)
学校生活について紹介します。私たちは堺市立月州中学校に通っていて、J-GREEN堺から中学校までは、路線バスを使って登校しています。
中学生になって、中間や期末テストなど大変なことがありますが、友達がたくさんできたり、おもしろい先生に出会えて、学校生活はとても楽しいです。月州中学校には、たくさんの行事があります。なかでも私たちアカデミー生が一番楽しみにしているのは体育大会です。体育大会の日は、いつもより豪華な体育大会特別のお弁当を、ドリームキャンプとアカデミーのスタッフが用意してくれるので、みんなとても楽しみにしています。そして、アカデミー生の多くはクラスの代表として、リレーや短距離走、800メートル走などに出場したり、リレーではアンカーを任されたりと活躍します。なかでも、800メートル走の月州中学校記録はJFAアカデミー堺の先輩の記録です。
他にも校外学習や合唱コンクールなど、楽しい行事がたくさんあります。また、学校の先生は身だしなみや挨拶などの基本的な生活ルールについてしっかりと指導してくださいます。いつもしっかり見てくれているので、人間性も育ててくれます。
中野結來 選手(中1:8期生/AC.gloria girls)
練習について紹介します。今、1年生の練習では、基礎的なことを徹底してトレーニングしています。ボールを使う前に、走り方のフォームを改善したり、体幹を鍛えることに取り組んでいます。
スピードや持久力などを測定するフィジカルテストが年に2回あり、自分の記録を確認することができます。パスやコントロールの練習でも、ただ何回も練習するのではなく、精度にこだわって取り組みます。2年生や3年生と一緒にトレーニングをする機会もあります。そういう時は、自分たちとの違いがはっきりわかります。先輩たちは、距離があってもゴールをどんどん打っています。ゴールへの意識が私たちと全然違ってとても高いので、見習おうと思っています。先輩たちと一緒にトレーニングして気づいた課題を、1年生だけのトレーニングの時に意識して改善できるように練習をしています。JFAアカデミー堺で平日トレーニングしたことが、週末の自チームでの活動で発揮できたときは、とても嬉しいです。