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JFAアカデミー堺 なでしこジャパン宝田沙織選手(1期生)が来訪

2019年09月09日

JFAアカデミー堺 なでしこジャパン宝田沙織選手(1期生)が来訪

9月2日(月)、FIFA女子ワールドカップ フランス2019に出場したJFAアカデミー堺1期生宝田沙織選手(セレッソ大阪堺レディース)が、大会の出場報告のためにJFAアカデミー堺を訪れ、J-GREEN堺クラブハウス大会議室にて、JFAアカデミー堺の選手達とトークショー形式で交流しました。

はじめに、FIFA女子ワールドカップ フランス大会について、追加招集された時の気持ちや、大会を通して感じたこと等を振り返り、在校生は興味深そうに宝田選手の話に聞き入っていました。その後、在校生からは「食事で気をつけていることはどんなことですか?」、「試合前にどんなことをしていますか?」、「得意なプレーはなんですか?それはどのように練習していますか?」等の質問が飛び出し、宝田選手がひとつひとつ丁寧に応じました。

最後に、宝田選手から在校生に、ワールドカップで実際に着用したユニフォームが贈られ、在校生はユニフォームに刻印されている名前や背番号、日付を見つめて、感嘆の声を上げていました。

アカデミー生コメント

長尾ののか 選手(中3:6期生/FC.フェルボール.MIMOSA)
私は、宝田沙織選手がワールドカップという世界レベルの舞台で戦ってきたことが本当にすごいと思いました。いろいろな話を聞きましたが、印象に残っているのは世界の強豪国とのパススピードの差についての話です。私は2年生の時にUSA CAMPでアメリカのチームと試合をしましたが、そのときも同じ年齢のアメリカの選手と自分たちのパススピードの差を感じました。ワールドカップに出場した宝田選手も、パススピードの差を感じたそうです。この差をなくしていくには、日々のトレーニングでひとつひとつ質とスピードを意識して練習していかなくてはいけないと思いました。
もうひとつ印象に残っているのは、メンバー発表のときの気持ちについてです。
最初のメンバー発表のときに名前がなかったことについて、正直がっかりしたけれど、これが全てじゃないからまた頑張ろう、と思ったそうです。このようにポジティブに気持ちを持っていたからこそ、追加招集されたときに与えられた時間を精一杯プレーできたのだと思います。
私も、チャンスがきたときにしっかりプレーできるように準備をして試合に臨みたいと思いました。

古田彩瑛 選手(中2:7期生/ASハリマアルビオンユース)
宝田選手は、自分自身のことをよく知っているんだなと思いました。良いコンディションで試合に挑むために、自分が良い動きができる体重を知っていて、食事に気をつけてコントロールしていることや、足りないところをコーチに聞いて、必要な体幹トレーニング等は自主的に取り組んでいると聞きました。自分のことを知って、それを行動に活かしていると思いました。
私は、自分のことを自分でよく知っておくことが大切だと思いました。長所をどうやって活かすか、短所をどうやって改善していくのかということを考えて行動することは、今からでもできると思うので取り組んでいこうと思います。

村田梨帆 選手(中1:8期生/FC BASARA甲賀レディース)
ワールドカップに出場することが私の夢です。そのワールドカップに出場した選手に会うことができてとても嬉しかったです。
宝田選手の話を聞いて特に心に残ったのは、毎日のトレーニングでパスやコントロールの質を高める意識を持つことです。今自分で意識しているつもりでも、世界基準と比べるとまだまだ足りないと思いました。ワールドカップに出場して活躍するためには、自分に厳しく、正確なプレーを増やしていかないといけないと思いました。
宝田選手はとてもかっこよくて、会って話をきくことができて本当に嬉しかったです。最後に握手をしてもらいました。私も宝田選手のように活躍できるように頑張ります。

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