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6期生USA CAMP(その5)~JFAアカデミー堺ダイアリー~

2019年02月19日

6期生USA CAMP(その5)~JFAアカデミー堺ダイアリー~

USA CAMP5日目は、ついに晴れた朝を迎えました。午前中は青空のもと昨日試合をしたサンノゼ・アースクエイクスとジョイントトレーニングを行いました。昨日対戦したU-14のチームと一緒に1つ下のU-13の選手も参加しました。アカデミー生12人と合わせた42人でウォーミングアップをした後、4つのグループに別れました。4つのステーションの2つをアースクエイクスのコーチが、あとの2つをアカデミー堺のコーチが指導しました。それぞれのステーションで異なるテーマのトレーニングをローテーションして行いました。

トレーニングの後には、それぞれのチームがパフォーマンスを披露しました。アカデミー堺は全員で練習してきた歌とダンスを披露しました。練習した成果が発揮できたかどうかはここでは触れないようにします…。多くの保護者が見守る中で、大いに盛り上がった楽しい時間でした。

全員で記念写真

アメリカ人の前でDA PUMPのU.S.A.を歌った勇気には拍手

 

すぐにグラウンドを移動して、アメリカに来てから3試合目となるトレーニングマッチの会場であるプレザントンに向かいました。対戦相手はその街のクラブチームであるプレザントン・レイジです。今日も25分3本で行いました。

アースクエイクスの選手も何人か応援に駆けつけてくれました。

 

青空は気持ちがいいです。

昨日の試合、今日の午前中のトレーニングとハードスケジュールで試合前のウォーミングアップから疲れが見えていましたが、1本目、2本目はまさにその疲れを引きずったまま試合に入り、いいところがありませんでした。対戦相手には初戦で戦ったPDPのメンバーもいて、フィジカル的に優れた選手がいました。1本目2本目が終わって0-0。それぞれの終了時のミーティングでは、これまでの2試合での課題やこの先求めていきたいプレーの質について再度確認をしました。今回のCAMPでの最後の試合である3本目は、やっと良いプレーが繋がるようになり、多くの時間を相手陣内でボールを動かすことができました。さらにはミーティングでも確認をした、相手を観ながら判断することができているシーンが増えてきました。3分に浅田幸子、5分に田中晴菜がゴールを決め、2-0で勝利しました。危なっかしいシーンもありましたが、みんなが粘りつよく対応して無失点で終えられたことも良かった点です。3試合で1勝1敗1分けでしたが、得るものの多い3試合でした。この経験を日本に戻ってからのサッカーに活かして欲しいです。

2得点し、失点も0でついに初勝利。

試合後の審判も含めた記念撮影

 

試合の後は、グラウンドのすぐ横のスペースで、レイジの保護者の皆さんが持ち寄った料理で食事会を行いました。本格的なお肉を焼くマシーンまで導入された立派な食事会でした。今回のUSA CAMPでは3試合行いましたが、全ての試合後に相手チームと食事会を準備していただき、感謝の言葉しかありません。選手たちはこの貴重な経験の場をフル活用し、コニュニケーション能力向上のための実践の場としてくれました。

 

食事会の後、ホームステイ先に戻る前に、みんなでアウトレットショッピングモールへ出かけました。疲れも見せず、必死に歩き回ってお土産を買っていました。連休中のアウトレットは人が溢れかえっていました。さて、お目当のお土産を買うことはできたのでしょうか?

 

 

ここからは選手のコメントです。

 

岡本琉奈

「私は今日のジョイントトレーニングで、アメリカ人と一緒にトレーニングすることがとても難しく感じました。なぜなら、私は英語が話せないので、相手に伝えることができず、諦めてしまったり、アメリカ人コーチの言っていることが聞き取れずトレーニングのメニューを理解するのに時間がかかりました。私がわかっていないと思ったのか、同じチームのアメリカ人の選手も説明してくれましたが、上手く理解できなかったからです。それでも、わからないなりに身振り手振りで説明して、理解してもらえた時はとても嬉しかったし、「ナイスプレー」などの声をかけられたときは、自分の今のプレーが合っていたんだと安心することもありました。私はこのトレーニングを行ったことで、アメリカ人のトレーニングの良いところをたくさん発見したので、日本に帰った後のトレーニングで教えてもらったことを実践してみたいです。」

 

今林歩乃佳

「今日はホストチームのサンノゼ・アースクエイクスとジョイントトレーニングをしました。今回お世話になっている家族の娘さんがいることや昨日試合をして昼食も一緒にとったことで相手選手と親しみをもって話すことができ、たくさんコミュニケーションをとることができました。一緒に練習をしてびっくりしたことは、練習中の雰囲気でした。みんな大きな声でアピールしたり、ジャスチャーをしたりとてもサッカーを楽しんでいるなと感じました。とても雰囲気が良く、お互いに声を掛け合っていました。私たちの練習はどうしても集中しずぎてしてしまい、静かになってしまうので集中しながらもサッカーを楽しめるような雰囲気づくりをしたいです。」

 

浅田幸子

「なかなか戦えない相手と試合ができて、色々なことを学ぶことができました。まず1つ目は、スピードの違いです。体格も相手選手の方が大きく、自分たちがボールを失ったらそこから一瞬でゴールまでボールを運ばれてしまいます。それに対応するときに身体の向きや位置を変えてみることによってインターセプトや背後のスペースのケアなどができました。2つ目は、守備についてです。自分はハイプレッシャーで相手にアプローチに来られたらとても焦ってしまいます。だから相手にもハイプレッシャーで行くと、相手も焦りそこでボールを奪うことができました。これまでの私のアプローチは相手が余裕をもってプレーできる間合いだったけど、思い切って詰めたら奪うチャンスが作れるということを学びました。学んだことをこれからの試合でも意識して頑張りたいです。」

 

長尾ののか

「今日は、USA CAMPの最後の試合でした。私のこの試合は「たくさんチャレンジする」という目標でプレーしました。相手は身体も大きくスピードも速く、はじめは対応するのが大変でした。2本目はたくさんシュートを打って、積極的に攻撃したけれど、相手にパスカットされてしまったり競り負けてしまったりして、簡単なミスが増えてしまっていました。3本目はこれらの反省点を活かしてプレーしました。パスがうまくつながってゴールまで行くことができ、2-0で勝って終わることができました。USA CAMPでの試合でできたこと、できなかったことを振り返り、日本に帰って改善できるようにしていきたいです。このUAS CAMPでに経験をバネにさらに成長していきます。」

 

伊藤真生

「今日の試合で私が特に感じたことは、サイドバックをしたときボールを持った相手選手が自分のマークする選手にパスをするのがわかっていたのに、同じラインに並んでしまい、ファーストタッチで簡単に置いて行かれることが何度かありました。私はミスをしたらなぜミスをしたのかをしっかりと考え、修正するべきでした。しかし、私はなぜミスをしたのかを考えずに試合を進めてしまいました。そのため、同じミスを繰り返してしまいました。これからは同じミスを繰り返さないようにしっかりと考えてプレーしていきたいです。そのためにも、まず日本に帰ってからは、パスやコントロールの質にこだわって練習します。」

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