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9期生USA CAMP(その3)〜JFAアカデミー堺ダイアリー〜
2023年02月26日
3日目の午前中はスタンフォード大学のサッカーグラウンド前の駐車場に集合し、大学の校内を見学しました。アメリカンフットボールのスタジアム前で集合写真を撮ることが恒例行事となっています。午前中は、スタンフォード大学の男子サッカー部に所属するリアムさんが我々を案内してくれました。リアムさんは中学校までは東京で暮らしていたので日本語で案内をしてくれました。
STANFORD ATHLETICS HOME OF CHAMPIONSと書かれた建物の中にはさまざまなスポーツにおけるスタンフォード大学の輝かしい歴史が詰まっていました。もちろん女子サッカー部も強豪チームで多くの代表選手を輩出し、ワールドカップやオリンピックでもメダルを獲得しています。
リアムさんとはここでお別れです。
校内の郵便局に寄って、こちらに来てから書いたポストカードを投函するために切手を購入しました。
エアメールは初めての経験ですが、みんな大切な人への絵葉書に思い思いのメッセージを書いていました。
そして大学のグッズを売っている本屋さんへ寄ってお土産も買いました。アイテムの多さにビックリでした。
アメリカの3大スポーツ、野球のバット、アメフトとバスケットのボールを手にする沢田、伊藤、高橋。
越智は弟さんへぬいぐるみを探しています。
せっかくなのでランチも学食でいただきました。こちらもメニューが豊富で何を食べるか迷ってしまいます。
にもかかわらず、チョイスしたものは…。
ランチのタイミングでスタンフォード大学の女子サッカー部に所属するアンドレアさんがわざわざ会いに来てくれました。
アンドレアさんも日系のアメリカ人で、U-20アメリカ代表選手です。昨年、コスタリカで行われたFIFAU-20女子ワールドカップに出場して、アカデミー堺4期生の田畑晴菜さんとも対戦をしたそうです。
アンドレアさんと記念の1枚。
どこで写真を撮っても絵になります。大学の校内であることを忘れてしまいます。
オブジェの前で恒例の1枚。
今回の経験が縁で何年後かにアメリカ留学をする選手がいるかもしれません。
夕方からはこのCAMPに来て最初のトレーニングマッチです。対戦相手は昨日合同トレーニングをしたBAY AREA SURFです。今日は同じ年齢の選手たちとの対戦になります。怪我など不慮の事態に備えて相手チームから1名助っ人を加えました。
助っ人のミリは1歳年上で対戦相手であるBAY AREA SURF所属の選手。中学まで横須賀に住んでいて、横須賀のクラブチームでもプレーしていた経験があり、日本語が話せたのでコミュニケーションはバッチリでした。
30分3本の試合を行いました。相手のスピードやリーチの長さ、身体の強さに慣れるまでに時間がかかりましたが徐々にボールを支配する時間が長くなりトータル7対0で勝利しました。攻撃面では助っ人ミリの活躍もありましたが、守備で無失点に抑えられたことが大きな収穫。こちらに来て3日目ですが、予想外に気温が低く寒さで体調を崩す選手もいましたが明日以降も試合が続くのでコンディションを整えて次戦に備えて欲しいものです。
試合後には両チームで写真撮影。お互いの健闘を讃えます。
現地に住む日本人ファミリーが応援に来てくれました。
明日はCAMPのメインマッチとなるPDP戦。毎回対戦するライバルチームです。
PDPはアカデミー堺との対戦のために、事前合宿までして準備してきたとのこと。果たしてどんな試合となるか?
宮武つぐみ
今日はアメリカに来て初めての試合でした。アメリカの選手と試合をするにあたって、私は日本にいる時から、このCAMPでの成果と課題を見つけて、日本に帰ってからのTRに活かすために積極的にチャレンジしようと決めていました。私のストロングポイントであるオーバーラップがどこまで通用するのか試合前からとても楽しみでした。試合が始まって相手の選手のプレッシャーが速い中、私のオーバーラップからチャンスを作ることが出来ました。しかし、課題も見つかりました。それは球際の強さです。アメリカの選手はボール対しての欲が強く日本では体験したことのない球際の強さに圧倒されました。ですが、2人で挟み込んで奪うなど普段しているトレーニングの成果も出たので良かったです。今日の試合では粘り強い守備など日本の良さが出た試合になったと思います。終了後にはホストファミリーの方に「NICE GAME」と声をかけてもらいすごく嬉しかったです。今日の試合は負荷が高かったのでしっかりと体を休めて明日の試合に備えたいです。
湯ノ口愛佑菜
アメリカに来て初めて試合をしました。初めての試合で最初はすごく緊張していたけど、試合をやっていくうちに緊張が解けていつも通りのプレーをすることが出来ました。試合では助っ人としてMIRIという1つ年上の選手が私たちのチームでプレーし、MIRIは日本語が話せたのですごくコミュニケーションが取りやすかったです。相手のペースには乗らないで自分たちのペースを保つことが出来て良かったです。前半はすごく自分達のペースで攻めることが出来ていたけれど、後半になると攻められる時間も増えましたが無失点で守り切ることができて良かったです。スコアは7−0という良い結果で終われたので、明日からの試合でも自分たちのプレーができるよういっぱいチャレンジしていきたいです。
中野梨緒
スタンフォード大学は、どのスポーツも強いうえに学力面でも優秀であると聞いていたので、大学の見学を楽しみにしていました。到着すると想像以上に広くて綺麗で感動しました。ホーム・オブ・チャンピオンズという建物に入ると、これまでのスタンフォード大学のスポーつの名選手たちの銅像や写真、獲得したトロフィーやメダルなどがたくさん飾ってありました。私もこの大学に入ってみたいと思いました。ホームステイ先では昨日よりもたくさんの会話をしたりして盛り上がりました。アメリカは日本との違いがたくさんあるけれど、一番驚いたのは私たちの1歳年上のミラという娘さんが車を運転してくれたことです。とても驚きましたが、かっこいいと思いました。
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