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9期生USA CAMP(その5)〜JFAアカデミー堺ダイアリー〜

2023年02月28日

9期生USA CAMP(その5)〜JFAアカデミー堺ダイアリー〜

3連戦、最後の試合はvs Sacramento United。試合会場であるカリフォルニア州の州都サクラメントのグラウンドまでは片道約3時間のロングドライブ。11時のキックオフに合わせて、7時にはそれぞれのホームステイ先の家を出なくてはいけません。昨日の激戦の疲れから体調不良者も出たのでアメリカで最後の試合ではありましたが相手チームから2名、ホームステイファミリーから1名の選手に入ってもらい試合を行うことが出来ました。

朝早かったので移動の車の中はみんな爆睡でした。

この日も試合は30分×3本。今日は助っ人3人を含め11人で戦い抜きました。

試合前に両チームで写真撮影。

1本目、先に失点してしまいましたが、徐々にエンジンがかかり2点を返すことができました。2本目も助っ人のミラがゴールを決めて1−0。1、2本目は助っ人の3人と言葉が通じないためうまくコミュニケーションが取れずに、特に守備では組織的な守備をしたくてもズレが生じてうまくボールを奪い切ることができないことが何度もありました。攻撃でも受け手と出し手のタイミングが合わず、思うようにいかない時間が続いていました。2本目を終えてもパフォーマンスが上がってきません。片道3時間近い移動、小雨、寒さ、連戦による疲労、言葉の通じないチームメイトとのコミュニケーションなど心を整えて戦うには難しい条件が揃っていましたが、このまま終わってしまうには寂しい戦いぶり…。

もう一度CAMPの目的を確認し、ラスト30分に挑みます。

2本目と3本目の間のミーティングで、このCAMPの目的を今一度確認をしたことで、3本目は最後の力を振り絞って戦い抜くことができました。3本目もミラが素晴らしいゴールを決めて1−0。合計4−1で勝利しました。ミラ、イヴァ、アニー、本当にありがとう。これでこのCAMPでのサッカーの活動が終了しました。

 

ホームステイ先での宿泊は今晩で最後です。選手たちはどのファミリーからもとても評判が良く、逆に良い機会を与えてもらえて感謝しているという最高の褒め言葉をいただきました。名残惜しいですが、最後の時間を思いっきり楽しんできてください。

 

木田遥

今日は疲労が溜まっている中、3人の助っ人を借りての試合でした。うまくいかないことが多く先に失点をしてしまいました。自分達の思い通りにいかない状況が続きましたが、3本目にはみんなでコミュニケーションを取りながら自分達らしいサッカーができました。私はサイドバックとボランチでプレーしました。サイドバックではスピードのある相手への対応が難しかったです。ボランチの時は積極的にギャップに顔を出しボールを受けることができましたが、パスがずれたり、ゴール前でボールを奪われたりしました。アメリカでプレーしてフィジカルで勝てない相手と戦う時はテクニックと判断の速さが必要だと強く感じました。この経験を活かしてこれからのサッカーにつなげていきます。

 

伊藤里保

今日はこのUSA CAMPのラストの試合でした。今日は人数が揃わず、助っ人にも入ってもらい一緒にプレーしました。前の合同トレーニングではあまりできなかった英語での声かけにもたくさんチャレンジすることができました。しかし、全てを合わせることは難しく雰囲気が悪くなってしまうこともありました。3本目に入る前のミーティングのおかげで連携が取れたプレーも出せるようになりました。でも試合終盤になるにつれて足に疲労が溜まり思い通りのキックや守備ができなくなってしまいました。私はアメリカの選手とプレーして激しくぶつかり合うことはできていたけどやはりスピードに大きな差があることを痛感しました。これから海外の選手との差を埋めていけるよう日本に帰っても日々の練習を頑張りたいと思います。

 

高橋あすか

ホームステイを振り返って一番の思い出は最終日の夜です。日本からのお土産を渡すことができ、家族のみんなとても喜んでくれて嬉しかったです。今日までは朝が早くて夜は遅くてホームステイ先の家族の人たちとゆっくりと話すことが出来なかったけど最後の夜は家族全員で話をしたり、けん玉を披露できたり、歌を歌ったりしてとても楽しい思い出ができました。私たちが寝坊をしてしまい朝食を食べる時間がない時に車の中で食べられるようにしてくれたり、どんなものが食べたいか聞いてくれたり、今日はどうだったかなどとても優しく親切に接してくれましたことに感謝しています。

 

ウエキももサロワン

ホームステイ最終日、夕方から夜にかけて、家の近くを車でまわって公園や、近くの美味しいお店を紹介してくれました。その中でも印象的なのは、家の近くの高校を案内してくれたことです。アメリカの学校は、教科ごとにクラスルームがあり、生徒が荷物をもって移動するという形式なので、クラスルームが敷地の中でもいくつかの棟にわかれていたり、校内にはテニスコート、バスケットボールコート、隆上トラックなど日本では考えられないほどの大きな施設が並んでいました。また、バスケットボールや卓球などをする体育館の他に、小さな劇場のような部屋があり、生徒たちがミュージカルをしたりするそうです。ちょうど案内してくれている時に、私の好きなハイスクールミュージカルミュージカルという映画のシーンを練習をしていて少し興奮しました。小さい頃からアメリカの高校に憧れていたのですが、これまで以上にアメリカの学校に通ってみたくなりました。またステイ先の子と、その友達とご飯に行きました。アメリカにも日本と同じようにスラングと呼ばれる若者が使う言葉があり、少し理解するのが難しい時もありましたが、話していてとても楽しかったです。また次来た時にはスラングも理解できるように英語を勉強していきたいです。

 

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