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JFAアカデミー福島 栄養セミナーを実施
2014年05月15日
5月10日(土)に中学生へ栄養セミナーを実施しました。
JFAアカデミー福島では、身体の成長が著しいこの育成年代で、栄養について正しい知識を身に付け、体づくりに対する意識を高め、選手自身が毎日充実した食事をとれるように栄養サポートを行っています。
今回初めてセミナーを受講した9期生(中学1年生)は、食事の大切さや選手にとって必要な栄養素について、2回目の実施となった7・8期生(中学2・3年生)は、補食の意味やとり方を学びました。
講師コメント
亀井明子 氏(国立スポーツ科学センター)
国立スポーツ科学センターでは、選手自身が質・量ともに充実した食事をし、健康でたくましい身体を作ることを目標に、昨年よりJFAアカデミー福島の選手への栄養教育・指導を行っています。今回は新入生である中学1年生の女子と男子に対して「サッカー選手としての基本の食事」をテーマに栄養セミナーを実施しました。サッカー選手としての基本の食事を知り、自分にみあった日常練習期の栄養バランスについて把握することを今年の目標としています。セミナー後の夕食では、選手としての食事のとり方を実践できているかどうか、国立スポーツ科学センターのスポーツ栄養士が選手の皆さんの食事のとり方をみてアドバイスしています。寮の食事は常にバランスのとれた食事が提供されています。寮以外の国内・国外の遠征時でも同様の食事選択ができるかは選手としての食事の基本を知って実践できる力を身に付けておくことが必要です。また今回、中学2・3年生の男子と女子に対しても「サッカー選手としての食事―補食についてー」をテーマにセミナーを実施しました。この学年は昨年からの継続ということもあり、食事選択の実践力を獲得することを目標にしています。このセミナーでは補食とは何か、どのような役割があるのかを知り、もし自分がコンビニエンスストアーで補食を購入し、準備するなら何を選ぶのか、具体的にコンビニエンスストアーで販売されている商品例を選手の皆さんにみてもらい、選択の種類について演習しました。中学2・3年生の男子と女子も中学1年生と同様に、夕食時には選手としての食事のとり方を実践できているのかスポーツ栄養士がみて確認してアドバイスをしています。
選手コメント
髙木一史 選手(9期生/中学1年生)
僕たち9期生は栄養セミナーで食事について学びました。主食、主菜、副菜、乳製品、果物を毎食とると体に良いことや、1日に納豆を2つくらい食べると体に良いことなど、たくさんのことを学ぶことができました。今回の経験を生かしこれから食事でたくさんの栄養をとることができるようにしてきたいです。
山本伊織 選手(9期生/中学1年生)
僕たちはアスリートの食事について学びました。アスリートが食べるべき食事は量が多く、食べるものも好き嫌いのない食事だということがわかりました。僕は食事チェックシートの中で、納豆を取る回数が少ないことがわかったので、これからは好き嫌いをしないで頑張って食べるられるようにしたいです。アスリートのとるべき食事を意識してこれからは生活したいと思います。
藤菜々子 選手(7期生/中学3年生)
今回の栄養セミナーでは、補食について学びました。
今まで、補食について良く考えたことが無かったけれど、補食の重要性を理解することができました。
また、成長期である私たちにとって、バランスよく食事をとることの大切さを改めて感じました。
学んだこと、活かしてこれから食事をとるようにします。
※JFAアカデミーの詳細は、JFAアカデミー福島ホームページをご覧ください。