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47FAユースダイレクター研修会 前期を実施 ~現状や課題を共有、進むべき方向についての確認を行う~
2014年07月17日
47都道府県サッカー協会(47FA)ユースダイレクターは技術委員長を補佐し、各サッカー協会(FA)内の育成年代の責任者として、2、3、4種の活動全般に関わり、また、FA内でのキッズ年代からユース年代(U-18)、クラブユース連盟、中体連、高体連等の連盟の活動を推進し、JFAと連携しながら各FAでユース育成の責任を負う重要な役割を担っています。
前期は7/11(金)~13(日)の日程で大阪のJ-GREEN堺で行い、U-12からU-18年代までの各FAのリーグ戦の現状や課題をディスカッションを通して共有しました。
また、コアトレーニングの基礎を学ぶとともに、指導実践も行い、各自のレベルアップをはかりました。
さらにブラジルワールドカップや、指導者の資質についてのディスカッションも行い、それぞれのJFAそしてFAでのこれからの進むべき方向についての確認をしました。
コメント
山口隆文 技術委員長(育成担当)
47FAユースダイレクターの役割は、各FAの育成年代の責任者として都道府県のキッズ年代からユース年代(U-18)の活動を推進し、JFAと連携しながら、各FAの育成ビジョンを作成する責任者です。
今回のユースダイレクター研修会では、「各FAのトレセン活動の改善策」、「リーグ戦の成果と課題」、そして「ワールドカップの分析」の3本柱を中心に全体でディスカッションし、今後の育成の進むべき方向性を確認しました。
ユースダイレクターの方々も熱意を持って参加して頂き、非常に有意義な研修会になりました。
上田充士 北海道(道央)ユースダイレクター
年に2回開かれるこの研修会は、初年度から参加しているので8年目になります。日本が世界のトップに立つためには、ゲーム環境を含めた育成のしくみと指導者研修の充実こそが大切だとの思いで毎年参加しています。今回は、ブラジルワールドカップについてでしたが、TSGを通じて自分達が向かうべき方向性も確認できました。また、各都道府県の現場で同じように苦労している仲間とディスカッションし、実技・指導実践を通して自分自身の指導者としてのレベルアップにも取り組みました。ユースダイレクターは現場の人、決断の人と何度も言われてきました。今回も、多くの仲間と、今すぐに現場を変えていかなければという気持ちになるような充実した研修会でした。
中村正人 滋賀県ユースダイレクター
今年で、ユースダイレクター五年目となります。研修会においては、各FAでのリーグ戦の整備、トレセン改革など責任の重さを再確認させていただけました。そして、なによりも仲間とのふれあいや指導実践でのディスカッション通じてのサッカーの本質の追及は本当に楽しいものです。これからも歩みを止めることなく、全ての仲間と「Japan's Way」実現のために努力を続けていこうと思います。
井川雄一 熊本県ユースダイレクター
3日間のユースダイレクターでしたが、今回もたくさんの刺激を受けることが出来ました。レクチャーやトレセンコーチや他の地域のダイレクターの方といろんな話をすることができ、とても有意義な時間になりました。今回の研修で特に印象に残ったのは、久しぶりに行われた「指導の実践」でした。指導の実践をやりながら、自分自身が県のトレセンコーチのまとめ役として、本当にきちんと努力をしていたのかということを、改めて考えさせられたように思います。やはり、このような当たり前のことを、当たり前にやることの大切さ、自分自身も、ピッチでの指導力を上げることの必要性や大切さを痛感させられたように思います。そういう意味で、本当にいい機会になりました。そ して、今回感じたことを忘れずに、熊本県からいい選手が育てられるように努力していきたいと思いました。