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JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージ in 北海道 12月12日にスポーツ交流施設 つどーむで開催

2009年12月17日

JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージ in 北海道 12月12日にスポーツ交流施設 つどーむで開催

 「JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージin札幌」が12日、札幌市スポーツ交流施設(つどーむ)で開催された。家族や友人で年齢、性別に関係なく構成するファミリーの部には道内各地から33チームが参加し、「みんなのサッカー」を楽しんだ。同フェスティバルのフットサル賞には「元北ファミリーA」、フェスティバル賞に「ファイアーブリザード」、ファミリー賞に「NANAE OTA」がそれぞれ選出された。

ファミリー賞

 登録メンバー5人と人数ぎりぎりの「NANAE OTA」がファミリー賞を獲得した。チームは七飯町から参加した太田家の両親と1男2女で構成。次女で5歳の千満(いあり)さんもフル出場と一丸となってプレーした。母尚美さん(30)は「初めてゴールキーパーの手袋をつけました」と苦笑い。主将を務めた長男の海地(かいち)君(7)は「もう少し、(シュート)取ってほしかった」と母親に注文をつけていた。

フットサル賞

 「楽しく」と「技術力」を選考理由とするフットサル賞には札幌東区の元北ファミリーAが選ばれた。けん引したのは湊明穂さん(12)だ。予選リーグでは2試合で3得点と勝負強さを発揮した湊さんは「大人の人とも対戦できるし、楽しかった」と話した。湊さんが入部している小学校のチームで主将を務め、今回もチームメートの白取遼君(12)は「チームで女の子は1人なんですけど、はっきり言ってうまい。(少年団でも)もちろんレギュラーです」と評した。
 兄の影響からサッカーを始め、現在は札幌市の女子の強化指定選手になっている。この日、同じピッチに立った母幸さん(43)は高校時代、バドミントンで山形県2位に入ったアスリート。幸さんは「一緒にやって子供の大変さが分かりました。(明穂さんが)なでしこジャパンに選ばれてくれないかなぁ」と笑顔を見せた。一方、「もっとうまくなりたい」と明穂さん。未来の「なでしこ」は貪欲(どんよく)だ。

フェスティバル賞

 チームワークでつかんだ賞だ。「楽しく試合ができました」とファイアーブリザードの安達昌弘監督(35)は、初出場で初受賞の快挙に笑みを浮かべた。子供たちが札幌清田区にある同じサッカーチーム「サスカベーウ札幌クラブ」に所属する小関家と安達家、吉田家は仲良し3家族。練習時に車を同乗したり、食事をする間柄だ。チーム名は最年少の小関杏樹君(5)が考えた人気アニメの技の名前で決定した。大会前は近くの公園で練習してきた。予選2位で決勝トーナメント進出ができなかったが、「来年は決勝進出、もちろん優勝を目指します」とチーム全員が宣言した。

キリンフットサル教室

 同イベントではフットサル元日本代表で現在JFAアンバサダーの相根澄さん(36)を迎えて「キリンフットサル教室」が約1時間、行われた。短時間だったが受講した200人の小学生に強烈な印象を与えた。相根さんは冒頭から約5分に渡って「基本」を説明した。内容はフットサルの技術ではなかった。スポーツ選手として人としての基本でもある「あいさつ」そして「人の話の聞き方」だった。
 「大切なことを子供のころにごまかしてしまわないようにと思い話しました」と相根さんは真剣だ。この日、ゲーム形式でプレーし、技術面も指導した。それ以上に伝えたいことがあった。「チームメートがいて自分がいる。どれだけサッカーうまくたって、小学校の今はどれだけ考え、努力し、感謝できるか。その基礎を学ぶことの方が今後のため大切」と言う。北園美香保ユナイテッドの二坂谷祥嗣主将(12)は「技術面、精神面でも勉強になった。この機会を大切にしたい」と興奮を抑えながら話した。

 

キリンビール(株)札幌支店長 松田幸男 さん


 全国で同イベントを支援しているキリンビールの松田幸男札幌支店長(55)に大会の意義、北海道での夢について語ってもらいました。 

―キリンビールはサッカーとつながりの深いが
(松田支店長)かつてキリンビールは日本代表のみのスポンサーでしたが、現在はすべての世代、カテゴリーを応援しています。企業で実際、チームを運営するケースもありますが、私どもの場合はあくまでもスポンサーとしてスポーツを応援していく姿勢をとっています。

―今回のイベントの意義は
(松田支店長)やはりサッカーの人口の拡大が目標です。こういった機会はサッカーの競技の発展だけではなく、家族で体を動かすこともできる。会話もはずむでしょう。弊社には子供のサッカーを応援するために審判の資格をとった社員もいます。体を動かすことで、健康の維持にもつながります。あと、スポーツで汗を流せば「あぁ、うまいビールが飲める」ということにもなりますしね。

―北海道でフットサルのイベントを手がけるということは
(松田支店長)私は今回、イベントを見るのは2回目になります。北海道のフットサルのレベルは高いと聞いています。私も北海道出身ですし、この中からサッカーやフットサルの日本代表選手が出てほしいですね。来年はW杯もあります。世界的の舞台で北海道の選手が活躍することを願っています。

 

北海道フットサル連盟会長  佐々木純 さん
 今年で7年目を迎えるJFAファミリーフットサルフェスティバルはとてもありがたい大会です。フットサル教室でアドバイスしてもらい子供たちにとって目からうろこが落ちるほどの収穫があるはず。北海道のフットサル登録数は、冬に雪が降り屋外でサッカーができない環境もあって全国で1番多く、大会も毎週どこかで開催しています。その中でも、この大会はサッカーのすそのを広げるものです。現在、北海道のフットサルはエスポラーダ北海道がFリーグで活躍しているように、よい環境になっています。この北海道から世界に通じる選手が出ることを期待しています。

 

文・写真提供:日刊スポーツ

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