JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 女子サッカー > 最新ニュース一覧 > U-14日本女子選抜、大勝で決勝トーナメント進出を決める

ニュース

U-14日本女子選抜、大勝で決勝トーナメント進出を決める

2015年05月22日

U-14日本女子選抜、大勝で決勝トーナメント進出を決める

AFC U-14 Girls' Regional Championship 2015 (East)/ グループA 第3戦  vs.U-14チャイニーズ・タイペイ女子代表
2015年5月21日(木)  キックオフ14:00  70分(35分ハーフ)
National Football Training Centre Pitch 6(中国/北京)

U-14日本女子選抜   7-1(前半3-0、後半4-1)  U-14チャイニーズ・タイペイ女子代表

得点
2分     中尾萌々(U-14日本女子選抜日本)
7分    上田佳奈(U-14日本女子選抜日本)
25分  上田佳奈(U-14日本女子選抜日本)
38分  小野遥香(U-14日本女子選抜日本)
43分  上田佳奈(U-14日本女子選抜日本)
48分  上田佳奈(U-14日本女子選抜日本)
52分  失点(U-14チャイニーズ・タイペイ女子代表)
61分  及川莉子(U-14日本女子選抜日本)

スターティングメンバー
GK: 三宅紗優
DF: 富岡千宙、月東優季乃、長江伊吹、三谷和華奈
MF: 中尾萌々、田中智子、芳本小夏、青木柚香
FW:上田佳奈、小野遥香

サブメンバー
GK:伊藤七海
FP:寺田妃花、中江萌、野嶋彩未、齊藤理子、及川莉子、大西歩花

交代
HT   青木柚香→及川莉子
HT   長江伊吹→中江萌
HT   月東優季乃→大西歩花
48分   小野遥香→野嶋彩未
48分   上田佳奈→齊藤理子
48分   三谷和華奈→寺田妃花

マッチレポート

第3戦の相手は、韓国に敗れながらも1-3と健闘したチャイニーズ・タイペイ。コンタクトの強さや技術の確かさでは、第2戦の相手のグアムよりもかなり高いものを持っているだけに、気が抜けない相手です。試合前のミーティングで加藤監督からは「どこと対戦してもこちらがやることは一緒。自分たちがやるべきことをしっかりやろう」と話がありました。

キックオフ直後はチャイニーズ・タイペイがプレッシャーをかけてきますが、日本が落ち着いてパスを回し、左サイドからドリブルで抜けだした中尾萌々選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースRame)が冷静にシュートを決めて先制。その5分後にも左サイドを崩し、上田佳奈選手(浦和レッズレディースジュニアユース)が蹴りこんで日本があっという間に2点のリードを奪います。25分、上田選手の加点で前半を3-0と折り返した日本、後半は3名を入れ替えて臨みます。

38分には小野遥香選手(JFAアカデミー福島)がミドルシュートで4点目、さらに43分、48分には上田選手が加点して一方的な展開となります。52分、相手CKからゴール前に走りこんできた選手に豪華なヘディングシュートを決められてしまい、チャイニーズ・タイペイに1点を許したものの、61分には及川莉子選手(FCみやぎ)が相手GKからのボールをカットしてから放ったシュートが日本の7点目となりました。

フェアプレーで臨んだ両チーム、試合後にはお互いの健闘を称え合い、握手を交わしました。

この結果、3試合を終えて2勝1敗として韓国(3勝)に次ぐ2位でグループリーグを終えた日本は、23日の準決勝でグループBを1位で抜けた朝鮮民主主義人民共和国と決勝進出をかけて対戦します。

監督・選手コメント

加藤賢二 監督
攻守において主導権を握ろうというチームの目標は達成できましたが、DFラインから前線へのくさびのパスが相手選手に引っかかってしまう回数がとても多かったように感じます。ファーストコントロールが雑になってしまい、リズムが悪くなる時間帯もありました。もっと相手を見てプレーすることを心がける必要があります。(2時キックオフだったので)これまでの2試合よりも気温が高く、3試合目ということで少し疲労している様子も見られましたが、明日1日休息日があるので上手くコンディションを整えて準決勝に臨みたいと思います。

芳本小夏 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
私は前半ボランチで出場したのでよく周りを観ること、コントロールで前を向くことを意識してプレーしました。周りを観てプレーすることはできましたが、コントロールで前を向ききれなかったので、次はボールの移動中にもっと顔を上げて判断を良くしていきたいです。私が海外の選手と試合して思ったことは2つあります。1つ目は、海外の選手は身体が大きくてすごく強いことです。そのため、しっかり構えて身体を当てることを意識してプレーしなければなりません。2つ目は足が速いことです。ボールを先に触ってスピードに乗られないようにプレッシャーを掛けるように心がけています。相手のストロングポイントを理解しながらプレーしていきたいです。

長江伊吹 選手(富山レディースサッカークラブ)
私は今日のチャイニーズ・タイペイ戦の前にやろうとしたことが2つあります。1つ目は無失点で抑えることです。今日はセンターバックを務めたので、GKとDFラインで連動して無失点に抑えることを目標にしていました。2つ目はチームがやろうとしている相手DFの裏への飛び出しと裏へのパスを出すことです。1試合目からチーム内で話し合っていたので、積極的にDFの裏へパスを出して得点に関わるということを試合中にやろうと考えていました。良かったと思うプレーは、相手のゴールキックやパントキックの時しっかり競ることが出来、ヘディングやコントロールが出来たところと、ボランチの選手やFWの選手にスルーパスを出せたところです。良くなかったプレーは、試合前にやろうとしていたDFの裏へのボールが相手DFにあたったりして出すことが出来なかったことと、声を全く出せなかったことです。これは今からの課題でもあるので、どんな時もどんなボールも蹴れるようにしていきたいです。

今日の試合からのチームとしての改善点は、シュートの意識が少なかったこと、関わりが少ないこと、攻守の切り替えが遅いことです。準決勝、決勝までにできるだけ改善し、優勝に近づくためにもしっかりトレーニングしていきたいです。

小野遥香 選手(JFAアカデミー福島)
今日はグループリーグ最後の試合でした。相手はチャイニーズ・タイペイで、声がとても出ていてとてもよいチームだと思いました。この試合に勝つと決勝リーグに行ける重要な試合で、結果は7-1で勝てました。良かったことは、多くの時間帯で自分たちがボールを保持することが出来たことです。悪かったプレーは点をしっかりと決め切ることが出来なかったことです。キーパーとの1対1の場面など、しっかりと決めて勝てるようにしたいです。印象に残っているプレーは1点目です。1~2分の間に決めることが出来たので、日本の流れがとても良くなりました。また明後日の試合に向けては、今日の悪かったことを意識して取り組み、良かったところを継続して勝利できるようにしたいです。

スケジュール

5月18日(月)   トレーニング
AFC U-14 Girls' Regional Championshi​p 2015 (East)
5月19日(火) 0-2 vs. 韓国
5月20日(水) 14-0 vs. グアム
5月21日(木) 7-1 vs. チャイニーズ・タイペイ
5月22日(金)   トレーニング
5月23日(土) 14:00 / 17:00 準決勝
5月24日(日) 14:00 / 17:00 3位決定戦 / 決勝戦
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー