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日本サッカー協会の広報犬を務めたロンメルが死去

2012年11月17日

日本サッカー協会(JFA)の広報犬を務めたロンメルが、本日(11月17日)永眠しました。
ロンメルは、JFAの広報部長を務めていた手嶋秀人JFA特任理事のペットで、2002年のFIFAワールドカップ日韓大会の際、日本代表のキャンプ地「JAMPS」(日本代表チーム応援前線基地/静岡県袋井市)で、日本代表とファン・サポーター、メディア、地元の人々との交流を育む広報担当として活躍しました。大会後、川淵三郎キャプテン(現、最高顧問)の発案でJFAのスタッフとして採用され、毎日JFAに出勤して職員の癒し役に。2006年のFIFAワールドカップドイツ大会では、はるばるドイツに赴き、ボン市内に設置された「G-JAMPS」で日本サッカーをPRする役目を担いました。名前がドイツのロンメル将軍(エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル/第二次世界大戦時の軍人)に由来することからボンの人々にも親しまれ、日本とドイツの架け橋となりました。
ロンメルは日本代表選手と並んで人気を博し、2002年の日韓大会の後にはカルビーの「サッカー日本代表チームチップス」のトレーディングカードに登場。2006年にはドイツワールドカップでの活躍が評価され、川淵キャプテン賞を受賞しました。日本代表のユニフォームを着て走り回るロンメルは多くの人々に愛されましたが、2006年に惜しまれつつ引退。晩年は、長野県原村で静かな生活を送っていました。
ロンメルのプロフィールは下記の通り。川淵キャプテンの談話も入っておりますので以下の通り、お知らせします。

■名前
ロンメル(オス)  享年18歳

■犬種
ミニチュアダックスフント

■プロフィール

1994年11月20日 東京都世田谷区出身
2002年 FIFAワールドカップ日韓大会 「JAMPS」広報担当
2002年~ JFAのスタッフとして活動
2006年 FIFAワールドカップドイツ大会 G-JAMPS(ボン/ドイツ) 日本代表チーム 広報担当
ドイツでの活躍が評価され、JFAより川淵キャプテン賞を受賞
2010年 長野県原村に移住
2012年11月17日
午前7時
永眠

川淵キャプテンのコメント

「今年9月にJFAこころのプロジェクトの仕事で長野県の川上村に行った時、最後のお別れだといって手嶋夫人がロンメルを連れてきてくれた。目が見えなくなっていたがその時は元気そうで、久しぶりに会えて嬉しかった。当時、よく会長室に来ては、所狭しと駆け回っていた。その無邪気な姿にどんなに癒されたことか・・・。天寿を全うしたとはいえ、亡くなって寂しい。」

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