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2018年度第8回理事会を開催
2018年07月26日
日本サッカー協会は7月26日、第8回理事会を開催しました。
会議に先立ち、「平成30年7月豪雨」の犠牲者に黙祷が捧げられました。その後、田嶋幸三会長が、2018FIFAワールドカップロシアのSAMURAI BLUE(日本代表)の躍進について報告し、理事に対して感謝の意を述べました。田嶋会長はまた、日本の特長を生かしたサッカーを目指す「Japan’s Way」について語り、「経験を蓄積し、方向性を共有していくことで(日本サッカー発展の)推進力を高めたい」と語りました。
次に関塚隆技術委員長が、映像等を用いてロシア大会でのSAMURAI BLUEの戦いなどを振り返るとともに、次のカタール大会に向けての方針と課題を説明しました。
理事会では最初に、次のFIFAワールドカップカタール大会(2022年)を目指すSAMURAI BLUEの監督について協議し、森保一氏が新監督として就任することが満場一致で決まりました(詳細はこちら)。森保監督はU-21日本代表も兼務することになります。
この決定を受けて、森保監督が理事会の場に登場し、「多くの人々の力を借りて、日本代表の勝利と各年代の融合、日本サッカーの発展に全力を尽くしたい」とあいさつしました。
なお、各日本代表チームの監督及びコーチングスタッフ選出、契約解除とそれに伴う交代プロセスについても報告され、今理事会でそれを明確化しました。これは、これまで行ってきたことをあらためて明確にしたものです。
その他の議題としては、9月8日(土)に臨時評議員会を開催することを決め、同評議員会で評議員16人を選任するとともに、鳥取県サッカー協会の池田洋二会長とJFA技術委員会の関塚委員長を理事として付議することを確認しました。加えて、役員および評議員の報酬と費用に関する規程の改正についても協議することにしています。
評議員の交代は、当該協会の改選によるものです。
空席となっていた事務総長には、代表チーム部の湯川和之部長が就くことが決まりました。
事務総長については、一般社団法人及び財団法人に関する法律第90条(理事会の権限等)第4項第3号に規定する「重要な使用人」に該当するため、理事会で選任されたものです。この決定をもって、8月31日付で事務局長職と事務局次長職が廃止されます。
また、「平成30年7月豪雨」の支援についても協議し、義援金として、特に被害が大きかった広島県、岡山県、愛媛県に対し、それぞれ300万円、それ以外の地域に対しては、日本赤十字社に100万円を寄付することを決めました。また、「平成30年7月豪雨義援金口座」を開設して広く寄付を募るとともに、天皇杯4回戦や9月のKIRIN CHALLENGE CUP2018で募金活動を実施し、そこで集まった全額を同口座を通じて日本赤十字社に寄付します。
今後もJFAは、各被災地域の状況に応じ、必要性が高いと判断される支援については、随時、実施していくことにしています。
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