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「2023 IFPCF CPサッカー男子・女子アジア・オセアニア選手権」男子銅メダル、女子銀メダル獲得!
2023年11月16日
11月4日(土)から11日(土)にかけて、オーストラリア・メルボルンで、「2023 IFPCF CPサッカー男子・女子アジア・オセアニア選手権」が開催されました。
CPサッカー男子代表は、予選リーグ4位で3位決定戦に進出し、予選リーグで引き分けたタイと再び対戦。3-0で勝利し3位で銅メダルを獲得しました。CPサッカー女子代表は、オーストラリアとの決勝戦で、0-3で敗戦となり、2位で銀メダルを獲得しました。
皆さまからの熱い声援、ありがとうございました。
大会結果
CPサッカー男子/予選リーグ
・第1試合:日本 0-3 イラン
・第2試合:日本 15-1 インド
・第3試合:日本 1-7 オーストラリア
・第4試合:日本 1-1 タイ
予選リーグ4位で3位決定戦へ
順位決定戦
3位決定戦:日本 3-0 タイ
最終順位:3位
個人賞:得点王 浦辰大
試合結果:https://www.ifcpf.com/tournaments/view/97
CPサッカー女子/予選リーグ
・第1試合:日本 0-3 オーストラリア
・第2試合:日本 14-0 ネパール ※親善試合
・第3試合:日本 2-4 オーストラリア
※ネパールはチーム編成が大会ルールを満たしていなかったため親善試合として実施
順位決定戦
決勝戦:日本 0-2 オーストラリア
最終順位:2位
試合結果:https://www.ifcpf.com/tournaments/view/98
監督・選手コメント
李宇ヨン 男子代表監督
今回のアジア・オセアニア選手権大会は、CPサッカー(男子)監督に就任して初めての国際大会(公式戦)であり他国との差を図れる貴重な時間でした。
国内では経験したことがないレベルの相手との戦いの中、格上のイランやオーストラリアに比べ、スキル部分、すなわち、パス、ボールコントロール、シュートの精度など改善しなければならないことが沢山ありました。また、サッカー選手(アスリート)としてより上手くなりたい、強くなりたい、勝ちたいなど選手としての強い意志(情熱)が必要だと感じました。今大会の経験は、まだまだ成長する可能性がある若い選手たちにとっては、貴重な経験であり、今後の活動に繋がると思います。
最後に、CPサッカー日本代表チームを応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。引き続きCPサッカー日本代表への応援と支援などよろしくお願いします。
三浦良介 選手(男子代表キャプテン)
3位という結果に終わり、掲げていた優勝という目標には届きませんでしたが、この結果は選手スタッフ全員がベストを尽くした結果だと思います。スタッフ陣の丁寧で的確な試合の分析、身体のケアの元、若手が個性を発揮し、ベテランが体を張って責任を果たし、怪我で離脱してしまった重要な選手が最後までチームを鼓舞し続けました。
多くの課題を残しましたが、各選手がその1つ1つと向き合いながら、前進し続ける姿勢を持ってチームに貢献し、来年の大会でより良い結果を残せるよう励んでいきます。
最後に、大会前・大会期間中にご声援・サポートいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
神幸雄 女子代表監督
CPサッカー女子チームにとって、今大会が日本代表として初の公式国際大会出場となりました。
試合を重ねる中で、課題を抽出し、それらを克服しようと、選手・スタッフ皆で話し合い、少しでも改善していこうと頑張り、個々の選手として又はチームとしても成長していくのを感じました。結果的にはオーストラリアには予選と決勝戦を通して一度も勝てませんでしたが、選手たちは、両チームの実力の差を確実に縮め、次に繋がる戦いをしてくれました。また、大会を通じて、オフ・ザ・ピッチではチームへの献身的な協力、オン・ザ・ピッチでは情熱あふれるプレーを随所に魅せてくれました。この素晴らしい時を選手・スタッフ皆で共有できたことはとても良かったと思います。
今大会、応援してくださった皆様、ありがとうございました。引き続きCPサッカー女子日本代表への応援をよろしくお願いいたします。
最後に、国際的にもCPサッカー女子は、草創期の段階で競技国・競技人口がともに少なく、これからの女子サッカー競技です。もし興味をもたれた方は、日本CPサッカー協会にお問い合わせお願いします。
大田麻衣 選手(女子代表キャプテン)
この度はたくさんの応援ありがとうございました。
結果としては9月の大阪での国際親善試合に続きオーストラリア相手に3連敗で準優勝と非常に残念な結果に終わりました。ただ苦しい中でも、現地のスタンドからの応援や日本から家族や友人、職場の皆さんから激励のメッセージが、チームが一丸となって試合終了の瞬間まで諦めずに戦い続けるための大きな力となりました。
試合を重ねるごとに修正や改善できた部分もありましたが、それでも結果として優勝には届かなかったという悔しい思いが残っています。今回アジア・オセアニア大会で初めて女子の大会が行われましたが、今後世界では参加国も増え、より厳しい戦いになっていきます。そんな中でも応援してくださる皆さんに結果で恩返しができるように、今大会の悔しさを胸に、今後一人ひとりが努力を続け、チームとして成長していきますので、引き続き応援よろしくお願いします。
最後になりますが、チームスタッフ、協会スタッフ、大会スタッフ、ボランティアなど本当にたくさんの方々に支えていただいたおかげで、素晴らしい環境で大会に参加できたことに心より感謝しております。本当にありがとうございました。