神奈川県知的障がい者サッカー連盟(神奈川県藤沢市・神奈川県相模原市)
賛同するテーマ
団体の理念・ビジョン・方針
本連盟は、特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟の加盟団体として、神奈川県の知的障がい者サッカーを総括し、関連団体と連携しつつ、選手の強化、育成、普及とあわせ、サッカーを通しての自立と健全な心身育成を図り、さらには、加盟団体の連絡・協調をはかり、相互の親睦融和を目的とします。
主な活動内容
本連盟は、「三位一体+普及」の理念に基づき、普及委員会、技術委員会、女子委員会、審判委員会、大会委員会、総務委員会からなり、主に以下の事業を実施しています。
◯普及委員会
サッカー教室の開催、フェスティバルの開催等、普及に関する事業を担います。
◯技術委員会
神奈川県知的障がい者サッカー連盟(以下、神奈川FID)トレセンの強化と育成、指導者養成を担当しています。男子は、関東知的障がい者サッカー選抜リーグ(以下、関東FIDリーグ)へ参加し、関東FIDリーグ優勝チームが参加するチャンピオンシップ出場を目指しています。サッカー日本代表選手、フットサル代表選手も数名派遣しております。
◯女子委員会
2019年度より女子サッカー練習会を開始し、現在は神奈川FID女子トレセンとして11名の女子選手が所属しています。連盟主催のJFAなでしこひろばも開催しています。神奈川FID女子トレセン選手を中心に県外女子選手も受け入れ、2021年度は23名が女子チーム「かながわなでしこ」として、神奈川FIDサッカーリーグに参加致しました。
◯審判委員会
関東FIDリーグ神奈川大会開催時に審判を派遣し、県内で知的障がい者サッカーの発信をしています。
◯大会委員会
2021年度から新設し、神奈川県内大会の計画と運営を担います。特別支援学校高等部選手権(もうひとつの選手権神奈川県大会)や神奈川FIDサッカーリーグ等を計画しています。2021年度は、県内初のリーグ戦として、「神奈川FIDサッカーリーグ2021」を開催致しました。
◯総務委員会
神奈川FIDの登録、各委員会事業の管理、経理業務を担当し、適正な運営を管理しています。
◯その他
連盟として、9地域連携会議へ出席させて頂き、JFAフットボールデーインクルーシブフットボールフェスタ神奈川2021にも参加させて頂きました。知的障がいサッカーのみならず、(一社)神奈川県サッカー協会を始め、県内の7つの障がい者サッカーチーム・団体とのつながりと連携も大切にしています。
その他、各団体より事業委託を受け、サッカー教室等の開催もしております。
安全管理では、新型コロナウイルス感染症対策に配慮した運営を行っております。また、男女FIDトレセン、各大会、サッカー教室、JFAなでしこひろば等の事業に有資格者のトレーナーを配置し、安全の確保に努めています。
ホームページはありませんが、連盟Facebookページにて、各活動の告知、報告などを掲載しています。
◯受賞歴等
チャンピオンシップへは過去6大会出場し、2016~18大会三連覇を達成しました。
第66回神奈川スポーツ賞、平成30年度神奈川県スポーツ優秀選手賞(団体)を神奈川県より受賞しています。
私達のグラスルーツ宣言
私たちは、「障がい者サッカー」、「女子サッカー」、「社会課題の取り組み」の考え方を大切に、障がい者団体ならではの「football for all」を実現し、障がい、年齢、性別、人種、地域をこえて、誰もがサッカーを通してまざりあう社会の実現を、多くの方々に発信していきます。
上記宣言を具現化するための活動内容
■障がい者サッカー
知的障がい児・者が、安心してサッカーを楽しめる場を作り上げていきます。「三位一体+普及」の理念のもと、様々なイベント、サッカー教室、大会等を定期的に開催します。
■女子サッカー
障がいの有無を問わず、女子であれば誰でも活動出来る場を創出します。また、年齢や地域、障がい等に関わらず自由に参加できるJFAなでしこひろばを開催していきます。
■社会課題の取り組み
サッカーを通した共生社会の実現に取り組みます。自治体を始め、(一社)神奈川県障がい者スポーツ協会、(一社)神奈川県サッカー協会、神奈川県内7つの障がい者サッカーチーム・団体との連携を深め、様々な障がいのある方々に、安心してサッカーを楽しめる場を提供していきます。併せて、教育や福祉等の啓発の場、各チーム・団体との交流の場、チームを探しているマッチングの場に、選手やスタッフを派遣していきます。