JFAアカデミー福島男子 アカデミー生によるアカデミー紹介
2019年06月27日
JFAアカデミー福島は、2006年から活動をスタートしました。福島県、富岡町、広野町、楢葉町の協力により6年間の中高一貫教育が行われています。2011年3月11日の東日本大震災により福島県内での活動が不可能になり、2011年4月より静岡県に一時移転し、静岡県御殿場市時之栖の専用寮を利用しています。
JFAアカデミー福島では完全寄宿制を採用し、チーム登録をして活動に参加しています。中学生は公立中学校である御殿場市立富士岡中学校に通学し、高校生は福島県立ふたば未来学園高等学校に通学しています。選手は寮生活をしながらサッカーはもちろんのこと様々なプログラムに取り組んでいます。
JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。このフィロソフィーにもある通り、選手たちはサッカーのピッチ外の場面でもアカデミー生の自覚を持って生活をしています。寮生活の中で掃除や洗濯はもちろん、身の回りのことまで全て自分で行います。選手はピッチのことだけでなく、ピッチ以外の場面でもアカデミー生としての自覚を持つことで、真のエリートになれるよう日々研鑽しています。
選手からのJFAアカデミー福島紹介をお届けします。
詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会を各地で実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。
日時 | 場所 |
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7月1日(月)17:30~ | JFAハウス4階 〒113-8311 東京都文京区サッカー通り 公益財団法人日本サッカー協会 |
7月5日(金)17:30~ | JFAハウス4階 〒113-8311 東京都文京区サッカー通り 公益財団法人日本サッカー協会 |
大嶋優斗 選手(高2:10期生)
JFAアカデミー福島は環境がすごく恵まれています。日々の生活から常にチームのメンバーと一緒に過ごしているので他チームと比べると団結力も深まります。そして経験豊富な指導者の方達に教えていただけるので、常に高いレベルでプレーすることができ、自分を高められて日々成長できています。いつも一緒にいる選手たちも高い目標を持って取り組んでいるため、日々切磋琢磨しながら成長できます。高校生は中学生の時と比べて学校の時間が短くなりトレーニングまでの時間で部屋の清掃などを行うことで自身の私生活をより良くしサッカーに集中して取り組めるようにしています。ここでの生活はサッカー、食事、休息が充実していて自身の成長に繋がっています。
芦田悠真 選手(中3:12期生)
JFAアカデミー福島での生活も2年以上が経ちました。この期間で自分がすごく成長できたと思います。ひとつはいろいろな経験ができたからです。日本代表の試合でボールパーソンを体験したり、プロで活躍していた選手から直接話を聞いたり指導していただいたりもしました。これらの体験を通して精神的にも身体的にも成長できました。二つ目は寮での共同生活で自立の心が養われました。寮の生活では親に甘えることもできず、先輩に頼ってばかりではいられません。自分で洗濯や掃除をしたり時間を守ることを寮生活で学べました。このような成長ができるのはJFAアカデミー福島だからこそだと思います。苦しいこともあったり悩んだりすることもありますが、いつも近くには信頼できるチームメイトや先輩、そしてサッカーを真剣に取り組む環境を作ってくれる方々がいて一日一日を一生懸命に過ごせています。
大貫天太郎 選手(中1:14期生)
JFAアカデミー福島に来てからの4ヶ月はあっという間でした。原点を振り返ると、アカデミーに入ったのは本当にプロを目指して全員が意識高く日々努力できると思ったからです。新しい環境は寮生活ということもあり不安なこともありました。自分で洗濯や体調管理などの生活ができるかも不安でした。ただ、そう感じていた時期もあっという間に終わりました。そこにはいつでも優しく教えてくれる先輩やどんなことでも協力してくれるチームの仲間がいるからです。サッカーでは、コーチが丁寧に指導してくださって日々学ぶことができて個人でもチームでも大きく成長できています。JFAアカデミー福島は自分の目標に向かって成長できる場所です。