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キヤノン ガールズ・エイト東北 福島県選抜 Futureが優勝!

2017年03月14日

キヤノン ガールズ・エイト東北 福島県選抜 Futureが優勝!

キヤノン ガールズ・エイト第14回JFA東北ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会は最終日の3月12日(日)、相馬市光陽サッカー場で決勝トーナメントを行いました。結果は福島県選抜Futureが優勝、2位は青森県TC U-12、3位は宮城県選抜ブルー、4位は宮城県選抜ホワイトでした。

昨年と同カードの決勝戦となりました。第1ピリオドで福島が先制。第2ピリオドで福島が加点するもののテクニックを活かした青森が1点を返しました。第3ピリオド開始直後、フリーキックが決まり青森が同点としました。福島も2番戸崎の本日2点目となるロングシュートが決まり勝ち越します。その後一進一退の攻防が続きそのままゲームセット。福島県選抜Futureが逃げ切りました。両チームともテクニックが高く、運動量もあり、見ごたえのあるゲームとなりました。

選手コメント

山形県U-12 MF #17 吉田愛瑠 選手(六小サッカースポーツ少年団)
久しぶりに外で試合をやりました。動きが鈍くなっていたけれど、がんばれたので良かったです。反省点は自分からボールをもらうアクションができなかったところです。そこを改善すればもっと良いプレーができたと思います。良い点は守備の所で体を寄せてボールを奪えたことです。得点シーンも自分でボールを奪えました。ベンチの時も声を出してコーチングできたと思います。

岩手県選抜 GK #1 藤原萌菜 選手(萩荘SC)
キーパーとして後ろから声を出すことができました。攻撃では下がりぎみでなく、上がっていきました。1対1になった時、股を抜かれてしまいました。相手にパスをしてしまったりしたので、次からは直していきたいです。チーム全体としては、相手にボールをぶつけたりしてしまうことが多かったので、もう少し正確にパスを出した方が良いと思いました。

宮城県選抜ホワイト GK #18 柿木詩央里 選手(リトルスターズ トゥインクル)
初めて東北の人達と戦って多くのことを学びました。青森のチームが一番心に残っています。体のあたり方、スペースの取り方、積極的にシュートするなど、私にはまだ足りないことができていました。青森のチームを目標とし、体のあたり方などを強くしていきます。GKをした時、福島のチームのシュートがとても強かったです。今回の経験を活かして頑張ります。

福島県選抜 Future MF/GK #16 大槻桃華 選手(桑野サッカースポーツ少年団)
今日は1位トーナメントで宮城ホワイトと戦いました。第1ピリオドで1点を奪いましたが、その後はなかなか点が入らず終わりました。第2ピリオドは1点を守りました。チャンスも結構あったけれど、なかなか点が入りませんでした。第3ピリオドは、1点も入らずに終了。1-0で勝ったけれど、もっとゴールにこだわって枠にシュートを入れられるようにしたいです。次は決勝なので、やることをやって優勝できるようにがんばります。

総評

山路嘉人 JFAナショナルトレセンコーチ(東北女子担当)
キヤノンガールズ・エイト東北大会(参加数6県8チーム・選手144名)が3月11日(土)から12日(日)、福島県相馬市の相馬光陽サッカー場にて行われました。両日ともに天候に恵まれ、ピッチ上では選手たちの躍動感あるプレーが随所に見られ、「未来のなでしこ」につながるポテンシャルの高い選手を数多く発掘することが出来ました。

初日は、東日本大震災から6年目を迎える日とあり、開会式の前に黙祷を行いました。音屋ホールではレクチャーがあり、大会に協賛いただいた大塚製薬さまからは水分補給の必要性について、キヤノンさまからは写真・映像で記録を残す重要性を伝えていただきました。また、リスペクトについての話し合いでも、選手同士で積極的に意見交換が行われました。

本大会を通じて、各チームや個人ともに普段のプレーを表現していましたが、ピッチ外でも各県の選手達と積極的にコミュニケーションを取っている姿がいたる所で見受けられました。

最後になりますが、この大会に向けて準備していただきました福島県サッカー協会の皆様方をはじめ関係者の皆様、また協賛、協力企業の皆様の多大なるご支援、ご協力に心から感謝を申し上げます。

キヤノン ガールズ・エイト 第14回JFA東北ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会

2017年3月11日(土)~12日(日)
相馬光陽サッカー場

大会情報はこちら

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