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バーモントカップ 第23回全日本少年フットサル大会 48チームが小学生年代のフットサル日本一を目指す
2014年01月05日
バーモントカップ 第23回全日本少年フットサル大会が1月4日(土)に開幕しました。今大会の予選には3000を越えるチームが参加。その予選を勝ち抜いた都道府県の代表全48チームが東京の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館に集結しました。
開会式では、福島県代表の富田東サッカースポーツ少年団の選手たちが「ご支援ありがとうございました」と書かれた横断幕を持って入場し、東日本大震災に対する全国からの支援に感謝の意を表しました。
選手宣誓はリュミエール就将(鳥取)のキャプテン、石飛有道選手が全選手を代表して行いました。
「宣誓。2020年、東京でオリンピックが開催されます。夢をあきらめず、たくさん努力をした人はこのオリンピックに出場することができるでしょう。そして、今年のブラジルワールドカップの出場切符を手に入れた日本代表のアジア予選でのあきらめない心は日本中に元気を与えました。そして、あらためてフットサル、サッカーの楽しさを教えられました。しかし、日本の中にはフットサル、サッカーをしたくてもできない人がいます。そんな中、恵まれた環境の中でプレーができる僕たちは幸せです。そんな僕たちを見守ってくださる全ての方々にリスペクトします。そして、この晴れ舞台に勝ち上がって来たフットサルを楽しむ仲間と切磋琢磨し、フェアプレー精神で終了のホイッスルが鳴るまであきらめずに戦い、戦い抜いた後は、共にプレーをたたえ合うような握手をします。僕たち選手一同はバーモントカップ第23回全日本少年フットサル大会を“歴代で一番盛り上がった”、そんな大会にします。そのために地区予選、県予選で敗れてここに来られなかった仲間のことを思い、サポーター、保護者、指導者の方々、そして共に戦ってきたチームの仲間全員で気持ちを一つにし、都道府県の代表として優勝に向かって最後までプレーし続けることをここに誓います。」
初日は48試合を行い、各チームは1次ラウンドの2試合を戦いました。
前回王者の鹿島アントラーズジュニア(茨城)は、初戦を9-2、第2戦を12-1で勝利し、圧倒的な強さを見せました。2年連続準優勝のベガルタ仙台ジュニア(宮城)は優勝経験のある津ラピドFC(三重)と初戦で対戦。互いに譲らず1-1で引き分けると、両チームは第2戦で共に勝利を収め、勝点4で並んでいます。
石井東フットボールクラブ(愛媛)、静岡中田サッカースポーツ少年団(静岡)、前橋エコークラブ(群馬)、江南南サッカー少年団(埼玉)は2連勝の好スタートを切り、グループ首位に立ちました。
グループCのマルバ千葉fc U-12(千葉)と長崎ドリームFCジュニア(長崎)、グループEのエフシー朱雀(栃木)と京都紫光サッカークラブ(京都)、グループGの甲府レジェンズ(山梨)とJフィールド津山SC(岡山)、グループLのブリンカールFC(愛知)とソレッソ熊本(熊本)も2連勝を飾り、それぞれ勝点6を獲得。第3戦の直接対決にベスト16進出が懸かっています。
大会2日目の5日(日)は1次ラウンド残り1試合を行い、各グループ1位チームと2位のうち成績上位4チーム、計16チームが同日に行われる決勝ラウンドに進出します。
監督・選手コメント
小谷野稔弘 監督(鹿島アントラーズジュニア)
2試合とも点差をつけて勝つことができましたが、得点直後に失点してしまったことが課題です。1次ラウンドは1試合残っていますので、選手全員にチャンスを与えながら、皆の思いをつなげられるように頑張りたいと思います。2連覇を意識するというよりは、まずは決勝ラウンドに勝ち上がって、1試合でも多く試合をしたいです。
石飛有道選手(リュミエール就将)
選手宣誓の内容はコーチに相談しながら自分で考えました。
今日の1試合目は良い立ち上がりで、自分も得点を決めることができました。1試合目も2試合目も負けてしまったけれど、明日、悔いを残さないように修正して、頑張りたいと思います。
大会1日目ハイライト動画
開会式、1次ラウンドなど