JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 TOP > 最新ニュース一覧 > 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025が開幕 流経大柏は浦和に勝利

ニュース

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025が開幕 流経大柏は浦和に勝利

2025年04月07日

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025が開幕 流経大柏は浦和に勝利

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025が4月5日(土)と6日(日)に全国各地で開幕しました。埼玉県の浦和駒場スタジアムでは5日、4年ぶりにプレミアリーグに復帰した浦和レッズユース(埼玉)と、昨年度の全国高校サッカー選手権大会で準優勝の流通経済大学付属柏高校(千葉)が対戦しました。

ピックアップマッチ

浦和レッズユース 1-2(前半0-1、後半1-1) 流通経済大学付属柏高校

両チームの監督、選手ともに緊張による硬さがあったと話した立ち上がりでしたが、まずは流経大柏が長身のFW、大藤颯太選手(#20)へのロングボールを使いながら押し込みました。3分、FKの折り返しからこの試合の初シュートを放ったのも流経大柏でした。

浦和は最終ラインからパスをつないで崩しにかかり、5分にはプレミアリーグ復帰後初となるシュートにつなげます。しかし、MF島谷義進選手(#4)が「今年はスモールピッチをコンセプトにしている」と話すように、流経大柏は相手がボールを持つと、選手たちが密集し、高い位置でボールを奪って攻撃に移ります。33分には縦パスで攻撃のスイッチを入れ、ワンタッチパスの連続から最後はFW金子琉久選手(#18)がシュートを決め、流経大柏が先制に成功しました。

浦和は「(試合や練習で)しっかりしたパフォーマンスを見せてくれた選手を選び、そこから11人を送り出した」(阿部勇樹監督)と、3人の1年生が先発していました。ハーフタイムに選手交代を行いましたが、63分に最終ラインからの組み立てでボールを奪われ、またも金子選手に豪快なミドルシュートを決められると、その1分後に3人を同時交代。これに伴い、MF和田直哉選手(#7)が「フォーメーションを変えたこともあって、前に行く意識が生まれた」と話したように、相手ゴールを脅かす場面が増えていきます。

76分、後半開始から右サイドバックに入ったDF片野大志選手(#33)のアーリークロスが相手のファウルを誘発。ペナルティーエリアで倒されたFW中村虎太郎選手(#40)が自らPKを決め、1点を返しました。その後も、交代で入っていたDF高橋温郎選手(#35)がスルーパスに抜け出してループシュートを狙うなど、浦和はチーム一丸となって反撃を続けます。それでも流経大柏が1点差を守り切り、白星発進を果たしました。

監督・選手コメント

阿部勇樹 監督(浦和レッズユース)
失点するまで少し消極的というか、人数はそろっていたけれども奪いにいくような守備が欠けていて、攻撃に移っても前への圧力が発揮されませんでした。今年は最終ラインでボールを取られようが、チャレンジすればOKという気持ちで指導したいと考えています。失点した場面も、簡単に抜かれたらシュートまで持ち込まれると気づいてくれればいい。同じことを繰り返さなければ、意味のある敗戦になると思います。強い相手との対戦で見えた部分もありますし、非常に良い経験になったと思います。

MF #7 和田直哉 選手(浦和レッズユース)
試合の開始直後は、昨年を経験していない選手や1年生が多かったので、緊張していたと思います。相手が前線からプレスにくると分かっていたのですが、良い立ち位置を取ってプレスをかわしてシュートにつなげることがあまりできませんでした。前半、シュートに持ち込む場面がありましたが、攻撃では選手が味方を追い越して、ゴールにつなげられるチームになりたいです。接戦をものにできるか否かは自分たち次第なので、チーム全体で一体感を持って進んでいきます。

榎本雅大 監督(流通経済大学付属柏高校)
初戦で硬さがありましたが、選手たちの覚悟が見えました。自分たちの長所である、切り替えや出足の速さを前半の半ばあたりから出せたのも、すごく良かったと思います。大事なのは、選手たちの考え方です。日本一になるためには日本一の選手にならなければいけません。日本一のプレーをしなければ日本一になれないと、昨年度の全国高校選手権でもよく分かりました。ピッチ外も含めて日本一の行動を求めながら、成長を促していきたいです。

MF #4 島谷義進 選手(流通経済大学付属柏高校)
初めてこのリーグ戦に出場し、緊張している選手がたくさんいましたが、徐々に試合の流れをつかんで、自分たちのサッカーができました。最後は耐える形になりましたが、全員でしっかり声を出して勝利に向かうことができました。昨年、取れなかった日本一を絶対に取ろうと、今年はインターハイ、全国高校選手権など全タイトルを獲得することを目標にしています。トップチーム以外が出場するプリンスリーグや県リーグなど、全カテゴリーでの優勝に向かって、全員で取り組んでいきます。

その他の試合結果

EAST
FC東京U-18 2-1(前半1-0、後半1-1) 青森山田高校
前橋育英高校 2-0(前半1-0、後半1-0) 柏レイソルU-18
横浜FCユース 1-2(前半1-0、後半0-2) 鹿島アントラーズユース
昌平高校 2-1(前半1-0、後半1-1) 市立船橋高校
川崎フロンターレU-18 3-2(前半1-2、後半2-0) 東京ヴェルディユース

WEST
神村学園高等部 0-0(前半0-0、後半0-0) 東福岡高校
ヴィッセル神戸U-18 4-1(前半2-1、後半2-0) アビスパ福岡U-18
名古屋グランパスU-18 1-0(前半1-0、後半0-0) ガンバ大阪ユース
ファジアーノ岡山U-18 4-1(前半3-1、後半1-0) 帝京長岡高校
サンフレッチェ広島F.Cユース 2-1(前半1-0、後半1-1) サガン鳥栖U-18
静岡学園高校 1-1(前半0-0、後半1-1) 大津高校

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
大会情報はこちら

JFA OFFICIAL
TOP PARTNER
キリンホールディングス株式会社
JFA OFFICIAL
SUPPLIER
アディダス ジャパン株式会社
JFA COMPETITION PARTNER
  • 株式会社モルテン
アーカイブ

過去の大会はこちら

大会公式X(旧Twitter)

  • 大会ハッシュタグ #高円宮U18

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー