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ビーチサッカー日本代表 茂怜羅オズ新監督の就任会見を実施
2020年07月22日
日本サッカー協会は7月21日(火)、ビーチサッカー日本代表の新監督に就任した茂怜羅オズ監督の会見をオンライン形式で実施しました。茂怜羅オズ監督の就任は6月に開かれた第7回理事会後に発表済ですが、この日はあらためて監督としての意気込みや抱負を語りました。
会見には茂怜羅オズ監督のほかに、JFAフットサル委員会の北澤豪委員長が同席。茂怜羅オズ監督にビーチサッカー日本代表を託した経緯や今後期待することを話しました。そしてこの日の主役である茂怜羅オズ監督は、監督兼選手として活動していくことをあらためて伝え、監督・選手両方の立場を持つメリットを強調。参謀役となる新任の田畑輝樹コーチへの信頼についても語りました。
登壇者コメント
北澤豪 フットサル委員長
昨年パラグアイで行われたFIFAビーチサッカーワールドカップでは4位と非常にいい成績を出すことができました。ラモス前監督には、メンタリティの強化を中心にチーム力を引き上げてもらい、戦略的に強化を図った結果、ワールドカップでベスト4にたどり着くことができました。選手たちもワールドカップ優勝への道のりが具体的に見えたのではないかと思います。ビーチサッカーの最先端のトレンドを追える人で、日本のビーチサッカーの環境だけでなく選手の現状を把握している人、そして少し年齢が上がってきた代表チームにおいて世代交代を図る意味でも、茂怜羅オズ監督に決めました。このコロナ禍で代表活動の予定を組むのは難しいですが、来年のワールドカップとその予選に向けて短期間でチームを作る必要があります。短期間で結果を出すことは大事なことですが、中長期でビーチサッカーの強化、普及を担っていただくために、茂怜羅氏に監督兼選手をお願いした次第です。ベスト4のその先、持続可能な強い日本を目的にしながら、これからの代表チームとともに活動していきたいと思います。
茂怜羅オズ ビーチサッカー日本代表 監督
このような大変な時期にこうした機会を作っていただき、感謝しています。前回のFIFAビーチサッカーワールドカップでラモスさんが作ってくれた強いチームのベースを大事に、チームメイト、スタッフと一緒に世界に向かって頑張っていきます。選手兼監督は難しいこともあると思いますが、選手・監督という両方の立場からチームを見ることができると思っています。私は長いこと国内でプレーしてきましたし、海外でのプレー経験や世界のいろいろな監督と一緒に仕事をする機会もありました。いろんなアイデアや学んだことを参考にしてチームに生かしたいと思います。今、若い選手が出てきています。そうした若い選手にチャンスを与えて、ベテランと若手のバランスをとって強いチームを作っていきたいです。試合については、選手として集中しないといけないところもありますが、私が選手として出ているときは田畑輝樹コーチが外からチームを見てくれますので、全然心配していません。来年に迫った3月のワールドカップ予選、そして8月のワールドカップと時間がないですが、そこに向けて強いチームを作り、もう一度ワールドカップのアジア予選で優勝して、ワールドカップではメダルを獲りたいです。皆さんぜひ応援よろしくお願いいたします。
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