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ビーチサッカー日本代表 今月2度目の沖縄合宿がスタート
2023年03月01日
2月27日(月)、ビーチサッカー日本代表は今月2度目の合宿をスタートさせました。
会場は前回と同じ、沖縄県宜野湾市のトロピカルビーチにて実施しています。
AFCビーチサッカーアジアカップタイ2023まで1ヶ月を切り、監督やコーチから選手たちにはトレーニングでもよりディティールの部分に細かな指示が出ています。
初日こそ寒さがありましたが、連日気温20度を越えるなか、対人トレーニングも多く盛り込まれた練習は強度が高く選手たちに疲労の色がみえるものの、選手間でも多く声を掛け合い、ポジショニングの修正を繰り返しています。
合宿序盤に多くの時間を割いたのは、守備の部分とセットプレーでした。
相手のGKをいかに機能させず、インターセプトを狙えるポジショニングを意識し、常にプレッシャーをかけることが出来るか。
また、繋がれた時のスライドの位置やタイミングにも茂怜羅オズ監督が1つ1つプレーを止めながら説明しました。
2022年に参加したIntercontinental Beach Soccer CupやNeom Beach Soccer Cupでは相手チームに比べファール数が多く、FKでの失点、危ない場面を多く作り出された反省もあり、相手にFKを与えないようファールなく奪いきることにもこだわっています。
コーナーキックにも多くの時間を使っています。これまでのパターン練習に加え新たな動きも入り、状況により選手個々が判断すべき点が増えています。
「相手の状況により選択肢を持てるパターンだから、状況をしっかりと判断しよう。ただ、狙いたいエリアは理解して欲しい、いかにスペースを作り出し、使えるか。個人の判断が求められるところだぞ」と、田畑輝樹コーチからも声がかかっていました。
合宿後半では、トレーニングマッチも組まれており、試合の中で形となるよう明日からもコミュニケーションを取りながらAFCビーチサッカーアジアカップタイ2023に向け、ディティールの積み上げを図っていきます。
選手コメント
GK 柴本慎也 選手(東京ヴェルディBS)
今回の合宿は前回に引き続き、チーム戦術やセットプレーなどを中心に、チームでの決まり事や個々の特徴を合わせた戦術などを確認しながらのトレーニングをしています。
アジア予選まで1ヶ月を切った中でできる事は限られてきますが、チームとして出来ることはたくさんあると思うので、監督やコーチの求める事を理解して表現できればと思います。
自分の武器は攻撃参加をする事なので、積極的にシュートや高い位置でのプレーを増やして得点に絡む回数を増やしたいです。
FP 松田康佑 選手(レーヴェ横浜)
今回の合宿は、前回の合宿でも行っていた戦術練習やセットプレーなどをより細かい部分まで共有しています。
2019年のアジア予選では優勝することが出来ましたが、苦しい試合の連続でした。今回、連覇のチャンスがある中で迎えるアジアカップに向けて、ハードトレーニングではありますが、今取り組んでいるものを一つずつ積み上げ、最高の結果を出せるように時間を大切にしていきたいです。
FP 松尾那緒弥 選手(アヴェルダージ熊本BS)
アジア予選前の最後の国内合宿という事で、前回のワールドカップから今までの課題や新しい戦術を細かく追求したトレーニングが多く常に集中した中で取り組んでます。
アジア予選はかなりのプレッシャーの中で挑むことになると思いますが、日本代表が2連覇するために1回1回の練習を無駄にせずいい準備をして開催地であるタイに行けるようにしたいです。