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なでしこチャレンジプロジェクト 熊本県でトレーニングキャンプをスタート
2014年02月09日
なでしこジャパンの予備軍になりうる選手を発掘・育成する「なでしこチャレンジプロジェクト」のトレーニングキャンプが熊本県でスタートしました。大雪の影響が懸念されましたが、全国各地より選手45名が無事に揃いました。
練習に先立ち、大津町・家入勲町長より激励のお言葉をいただき、大津町の甘藷(さつまいも)や熊本県産のいちご、デコポンの差し入れをいただきました。
また日本代表オフィシャルスポンサーであるキリングループより、「キリン からだまもるみず。プラズマ乳酸菌Rの水」などの贈呈をいただきました。
穏やかな気候と雄大な自然に見守られながら、キャンプ初日はキックの精度や敏捷性などを確認する各種測定、ミニゲームを実施。一定の距離を何本も走り続けるヨーヨーテストでは、杉田亜未選手、京川舞選手が上位に食い込むなか、田中陽子選手、清水梨紗選手が最も多い本数を走り切りました。
トレーニング終了後には、熊本県しあわせ部長「くまモン」と大津市の「からいもくん」がサプライズで登場し、選手たちの大きな励みとなりました。
選手コメント
羽座妃粋選手(日ノ本学園高校→日本体育大学)
選出されたと聞いたときは驚きました。田邊監督(日ノ本)からは「思い切りやってこい」と言われて送り出されました。同世代の選手たちがFIFA U-17女子ワールドカップなどでプレーするのを見て、自分もそういう舞台に立ちたいと思っていました。ディフェンスとして、相手より早く動いて良いポジションをとり、チャンスを早めにつぶすのが特徴です。自分の長所を思い切り出せるようにやっていきたいですし、継続してしっかり代表に選ばれることを目標にしています。
池上菜央選手(東京国際大学)
小学生のときにスーパー少女プロジェクト(GK)に参加していましたが、アンダーカテゴリーを含めて代表関連チームに呼んでいただくのは初めてです。今回のキャンプ会場である熊本県は小学校まで過ごしていた場所なので、縁も感じました。 いまのポジションはフィールド。高さをいかしたポストプレー、スピード、サイドに抜け出すプレーが自分の長所です。初めてなでしこチャレンジに参加して、キックの質やスタミナの面でも差を感じました。ほかの選手と比べて技術的にも下手な部分もありますが、精一杯がんばります。