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U-15日本代表トレーニングキャンプ 活動レポート(6/6)
2015年06月07日
U-15日本代表「00ジャパン」は、6月5日より11日まで予定していた韓国遠征を、中東呼吸器症候群(MERS)の影響により中止し、都内中心に8日までトレーニングキャンプを実施することに変更しました。
5日にはAFC U-16選手権2016予選の組み合わせ抽選会が行われ、香港、ブルネイ、モンゴルと対戦することが決定。まずは、9月に開催されるこの予選を突破し、来年開催される決勝大会で「FIFA U-17ワールドカップ2017」の出場権を獲得することがこのチームの当面の目標となります。
今回のメンバーは、2月末に開催された東西に分かれてのラージグループでのトレーニングキャンプを皮切りに、中央アジア諸国と対戦した「SPORT FOR TOMORROW 日本・中央アジアU-15サッカー交流大会」、初の海外遠征だったインドネシア遠征や先月開催された千葉県市原市でのトレーニングキャンプから選ばれた23名の選手で構成されています。
アライバルミーティングでは、森山佳郎監督から「韓国に遠征出来なかったことは残念だが、気持ちを切り替え、集中して中身の濃い合宿にしよう。日曜日には年上の強豪チームと対戦出来る機会があるので、闘う姿勢を見せて欲しいと」と選手に語りかけました。
午前中のトレーニングはパス練習をした後、すぐに1対1の攻防の練習に時間を割きました。選手のモチベーションは非常に高く各所で激しい競り合いと励ます声が聞こえてきました。またハーフコートでのGKを含めた4対4の練習では、攻撃面はシュートコースをいかに作るか、一方守備面はいかにシュートを打たせないか、体を張れるかを意識して取り組みました。スタッフの指導も熱が入り、課題が残るプレーは何度もやり直し、消極的なプレーには各所でスタッフからの厳しい声が響き渡っていました。
午後のトレーニングでは、翌日の試合を意識したポジションで11対11のミニゲームを中心に行いました。昼のミーティングで佐藤洋平GKコーチから学んだコーナーキックやフリーキックの際のポジショニングについて繰り返し確認して、この日のトレーニングは終了しました。
夜のミーティングでは、木村浩吉育成年代代表チームダイレクターから映像を使いながら改めて日本代表活動のコンセプトの説明、森山佳郎監督からこれまでのU-15代表活動の良かったプレー集を皆で共有して、ミーティングを締めくくりました。
7日は午前に柏レイソルU-18、午後には横浜F・マリノスと関東のサッカー界をリードする強豪・2チームと練習試合を行います。
選手コメント
FW 山田寛人 選手(セレッソ大阪U-18)
明日(7日)の試合ではボールを持ったら常にゴールへ向かい、自分のゴールで勝利を決める気持ちで頑張りたいです。なかなかフリーな状態でボールを受けることは少ないと思うので、相手DFの視野から消える動きやDFラインの背後の取り方などとDFとの駆け引きを積極的にトライしたいです。その為にも本日のトレーニングで課題に感じたクロスボールやシュートのこぼれ球の詰め方など、気持ちの面でも意識してゴールを決めたいと思います。
MF 平川怜 選手(FC東京U-15むさし)
先日参加したU-16日本代表 第12回デッレナツィオーニトーナメントでは、海外選手のフィジカル的な強さや闘う姿勢など見せられ、個人としての課題も大いに感じました。但し、テクニックの部分では海外の選手を上回ることが出来たので、長所を磨きながら、勝ちにこだわりプレーしたいと思います。明日(7日)の試合ではフィジカルが強い相手にどこまで球際での勝負やテクニックが通じるか試したいです。皆が非常に集中していて、モチベーションも高く、チームの雰囲気は良いと思うので明日の試合が楽しみです。
FW 中村敬斗 選手(三菱養和SC巣鴨ジュニアユース)
これまでの代表活動で学んだボールを受ける際のオフの動き方を課題として日々取り組んでいます。守備の面ではまだまだチームメートと連動してボールを奪うことが出来ていないので、改善したいです。明日は敢えて課題を積極的に取り組んで、勝利に貢献したいです。
DF 白圡大貴 選手(浦和レッズジュニアユース)
今回のトレーニングで球際の強さやパス精度、攻守の切り替えの早さなどを主に学んでいます。個人としてもゴール前の攻防の際には絶対にシュートを打たせない気持ちでプレーしていますが、明日の試合でも積極的にチャレンジしたいと思います。この遠征でスタッフやチームメイトから良い刺激を貰っているので、さらにコミュニケーションを良く取り、明日は皆で勝ちたいと思います。
MF 桂陸人 選手(サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース)
初日から皆でコミュニケーションが取れて、少しずつチームになって来ていると思います。本日のトレーニングではゴール前での素早い攻守の切り替えを練習したが、全員が守備面で体を張るので、攻撃する側もいかにDFラインを崩すか、1対1を仕掛けるか常に考えるので勉強になりました。チームの雰囲気も緊張感があるので非常に良いです。明日の試合では日々取り組んでいることや今回の遠征で学んだことを出来る限り多くチャレンジして強豪相手にも勝ちたいと思います。どのポジションで出場しても、すぐに対応して自分のプレーを発揮し、得点することもアシストすることも常に狙ってチームに貢献したいです。
スケジュール
6月6日(土) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
6月7日(日) | AM/PM | 練習試合 |
6月8日(月) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
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