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U-22日本代表カタールUAE遠征、ウズベキスタンと0-0で引き分ける
2015年12月14日
国際親善試合 vs U-22ウズベキスタン代表
2015年12月13日(日)キックオフ 16:30 試合時間 90分(45分×2)
Theyab Awana Stadium(ドバイ/UAE)
U-22日本代表 0-0(前半0-0、後半0-0)U-22ウズベキスタン代表
スターティングメンバー
GK:中村航輔
DF:松原健、亀川諒史、岩波拓也、植田直通
MF:大島僚太、遠藤航、矢島慎也、中島翔哉
FW:鈴木武蔵、オナイウ阿道
サブメンバー
GK:櫛引政敏、杉本大地
DF:山中亮輔、奈良竜樹、西野貴治、室屋成、中谷進之介
MF:原川力、秋野央樹、前田直輝、関根貴大、井手口陽介
FW:荒野拓馬、金森健志、鎌田大地
交代
HT オナイウ阿道 → 荒野拓馬
HT 松原健 → 室屋成
59分 中村航輔 → 櫛引政敏
64分 大島僚太 → 井手口陽介
64分 中島翔哉 → 鎌田大地
81分 矢島慎也 → 関根貴大
81分 鈴木武蔵 → 前田直輝
マッチレポート
U-22日本代表は、カタールUAE遠征の締めくくりとして、13日、U-22ウズベキスタン代表との国際親善試合に臨みました。
「このキャンプの成果を示さないといけない、成果が日本に映像として伝えられない以上、結果を出すしか自分たちの成果を示せない、勝ちを持って帰ろう」という手倉森監督の言葉に送り出された選手たちは、体格にまさるウズベキスタン代表に対しアグレッシブに挑みました。
4-4-2の布陣で臨んだU-22日本代表は序盤から球際で激しい主導権の奪い合いを展開します。23分にはMF大島僚太選手、FWオナイウ阿道選手と繋ぎFW鈴木武蔵選手がシュートを狙うもGKに防がれます。その後も互いに一歩も譲らない状況が続き前半を0-0で折り返します。
後半に入っても日本は勝ち切る覚悟で相手に襲いかかります。47分にはDF室屋成選手のセンタリングから鈴木選手がシュートを打つも、惜しくもクロスバーをかすめます。64分には鈴木選手からMF矢島慎也選手に繋がりシュートを打ちますが、これもゴールポストに嫌われます。その後も、球際で激しい戦いを繰り広げましたが試合はそのまま0-0で終了。
来年1月にカタールで開催されるAFC U-23選手権(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)に向けて実りあるシミュレーションキャンプとなりました。
U-22日本代表の次の活動は12月22日からの石垣島でのトレーニングキャンプとなります。
監督・選手コメント
手倉森誠 監督
ウズベキスタン代表は、スキルフルでパワフルという印象通りのサッカーを仕掛けてきてくれました。球際、守備面では非常に良いトレーニングになりました。そういうプレッシャーの中で崩しきる形をある程度は出せたと思います。また、ゲームが落ち着いたところでボールを動かしながら崩しきる場面も見られました。ただ、アジア競技大会の韓国戦でもそうでしたが、球際を厳しく来る相手に攻撃をするときにフィニッシュの部分も力が入ってしまう傾向があります。こういう相手に対して、どこで力を抜いた丁寧な仕留めのパスを出せるかがポイントとなります。サイドに散らした時も深い位置まで侵入できましたが、そこで手数をかけたコンビネーションをしたがる傾向にあります。そこは少し修正していかないといけません。もっとシンプルにやり切る時が無いと、相手も守備慣れしてきてしまいます。
選手の意識はだいぶ変わってきたと思います。自分たちに格下はいない、今日も相手を下に見るプレーは一切ありませんでした。そういう面ではタフに戦う覚悟はついたと思います。今日の結果に対しては悔しい気持ちはありますが、自分自身を含め本当にタフに戦わないといけないという覚悟を日本に持って帰れます。本当に厳しい一ヶ月になるでしょう。その覚悟を持ち続けいている選手たちがどう変わっていくか、そこに期待したいです。選手たちはよく戦ってくれました。これが最終予選の雰囲気に入っていけば、彼らはやってくれると思います。
DF 亀川諒史 選手(アビスパ福岡)
フィニッシュの精度と質を上げていかないといけないと実感しました。個人的には攻撃に上がった時のクロスの質が課題です。最終予選に向けて危機感を持ってチーム全体で取り組まないといけないと感じました。自分は上手い選手ではないので、球際や走りで勝負していきたいです。
MF 遠藤航(湘南ベルマーレ)
立ち上がりはセカンドボールの争いや長いボールの処理で、試合があまり落ち着かなかった展開でしたが、局面で戦いながら自分たちのリズムを作ろうとしました。試合が落ち着いたタイミングで、カウンターでチャンスを作れましたが、ゴールを決めることができなかったことが課題です。後半に入り相手が少し運動量が落ちたのに自分たちもパワーを出せませんでした。そのタイミングでもっとパワー出して点を取る形を作れれば良かったです。しかし、試合全体を通してチャンス自体は作れています。また、この試合も無失点で終われましたし、マイナスな部分だけではありませんので内容をポジティブに捉えたいです。
MF 関根貴大(浦和レッズ)
サイドのスペースをいかして仕掛ける、という明確な役割を持って試合に途中出場しました。少ない時間でどう自分の使命を全うできるかが鍵でしたが、結果的に得点も入らずそのまま終わってしまったのは悔しいです。どういう使われ方をしてもチームのために自分がどう貢献できるかを考え全うしなければなりません。最終予選に向けて非常に良い経験を積めました。
スケジュール
12月7日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
12月8日(火) | AM | トレーニング |
12月9日(水) | AM | トレーニング |
12月10日(木) | 0-0 | 国際親善試合 vs U-22イエメン代表 @Suheim Bin Hamad Stadium (カタールSCスタジアム) |
12月11日(金) | PM | トレーニング |
12月12日(土) | AM | トレーニング |
12月13日(日) | 0-0 | 国際親善試合 vs U-22ウズベキスタン代表 @Theyab Awana Stadium |
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