JFA.jp

JFA.jp

EN

日本代表

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > 日本代表 > 最新ニュース一覧 > U-22日本代表、アウェイでブラジルに逆転勝利

ニュース

U-22日本代表、アウェイでブラジルに逆転勝利

2019年10月15日

U-22日本代表、アウェイでブラジルに逆転勝利

U-22日本代表は14日(月)、ブラジルのレシフェ郊外でU-22ブラジル代表と対戦し、田中碧選手の2ゴール、中山雄太選手のゴールによって3-2と逆転勝利。6月のトゥーロン国際大会の決勝で敗れたリベンジを果たしました。

会場のアレナ・ペルナンブーコは14年のブラジル・ワールドカップの初戦でコートジボワール代表と対戦した際のスタジアム。スターティングメンバーに選ばれたのは、GK大迫敬介選手、ディフェンスラインに渡辺剛選手、立田悠悟選手、町田浩樹選手、ボランチに田中碧選手、中山雄太選手、右ウイングバックに橋岡大樹選手、左に杉岡大暉選手、シャドーに三好康児選手、食野亮太郎選手、トップに小川航基選手の11人でした。

「自分たちが主導権を握りながらゲームを進めたかった」と横内昭展監督が振り返ったように、ディフェンスラインからパスを繋いで攻撃を組み立てようとする日本に対して、ブラジルは強烈なプレスで圧力を掛けてきました。3分にはGK大迫選手のキックを相手選手がカット。あわや失点という場面を迎えてしまいます。

その後もブラジルのスピーディな攻撃とポジションチェンジに翻弄される日本の守備陣。先制点は、こうした流れから与えてしまいます。押し込まれ続けていた15分、自身ペナルティエリア内での浮き球に対し、渡辺剛選手が足を上げてクリアに行ったところ、相手選手の足と接触し、PKの判定が下ります。これを決められ、ブラジルに先行されます。

その後もブラジルペースで試合は進みましたが、27分、右サイドの三好選手が中央にパス。それを受けた田中選手が右足を振り抜くと、無回転気味の鋭いシュートがゴールネットに突き刺さります。「GKのタイミングをうまくずらせればいいかなと思っていた」と田中選手。相手GKが一歩も動けないスーパーゴールで試合は振り出しに戻りました。

前半も30分が過ぎると、ブラジルがペースダウンしたのか、日本がブラジルの攻撃に慣れたのか、日本にもチャンスが訪れます。33分には中山選手のスルーパスで飛び出した三好選手がクロスを入れますが、相手DFにコーナーキックに逃れられます。さらに、43分には食野選手がミドルシュートを放ちますが、相手DFに防がれました。

1-1のままハーフタイムを迎え、ゲームは後半へ。そして、日本の反撃がいよいよ始まります。スコアを動かしたのは、またしても田中碧選手。ゴール前で中山選手が小川選手にパス。これは相手DFにカットされましたが、そのこぼれ球を「ずっと狙っていた」と言う田中碧選手が拾って右足を一閃。ボールは相手DFに当たってゴールネットを揺らしました。

これでスコアは2-1。さらに68分には、右サイドからパスを受けた中山選手が「最初から打つと決めていました」と、迷うことなく左足でミドルシュートを放つと、鋭い弾道のシュートがゴール右に突き刺さります。これで日本はリードを2点に広げます。

ホームで負けるわけにはいかないブラジルは、選手を次々と交代させ、猛攻撃を仕掛けてきます。それに対して身体を張って防ぐ日本の守備陣たち。ところが、残りも10分を切った頃、立て続けにアクシデントが起きます。ブラジルのクロスに対して、相手FWをマークしていた立田選手がファウルを取られ、この日二度目のPKを与えてしまいます。これを決められ、スコアは3-2。リードは1点になってしまいました。

さらに85分には町田選手のタックルが危険なプレーと見なされ、町田選手に一発退場が宣告されてしまいます。ひとり少なくなった日本はすかさず三好選手に代えて菅原由勢選手を投入。菅原選手を右ウイングバックに、橋岡選手を3バックの右に配置します。

最後まで集中力を切らさなかった日本はブラジルの猛攻を耐え抜きます。そして、試合終了のホイッスル。3-2で歴史的な勝利を挙げました。この快挙に横内監督代行は「選手が本当にチームとしてやることを表現してくれた。それが勝利に繋がった」と、選手たちのチャレンジと奮闘を讃えました。

監督・選手コメント

横内昭展 監督代行
今回、初めてチームに加わった選手がいました。彼らがどれくらいチーム戦術にフィットするかを確認したいと思っていました。また、先月のメキシコ・アメリカ遠征では得点を奪えなかったので、今遠征では得点にこだわっていこうと。短い時間でしたけど、トレーニングにそういう部分を落とし込んだので、得点を奪えたのはよかったと思います。ただ、守備のところでは、流動的に動く相手に対し、もう少し賢く、うまく守りたかった。そこは課題だと思っています。

GK #1 大迫敬介 選手(サンフレッチェ広島)
ハイボールの処理やシュートストップは自分の強みなので、そういったものはうまく出せたかなと思いますけど、チームコンセプトとして、GKからのビルドアップという点で、もっと安定したプレーを追求していきたいと思いました。

DF #15 渡辺剛 選手(FC東京)
最初はちょっと落ち着かなかったんですけど、時間を追うごとに3バックの連係や、相手への対応に慣れてきて、すべてにおいてやりやすいと感じることができました。ビルドアップやスピードのある相手への対応が課題だと感じたので、クラブに帰って課題を克服するために頑張りたいと思います。

MF #3 中山雄太 選手(PECズヴォレ)
中盤でボールを奪えることが多く、手応えを感じることができました。ただ、ここがゴールではなく、まだまだ先があります。そういったシーンをもっと多く作り、なおかつ、序盤のような苦しい時間帯でも仲間を助けられるようなプレーができるようになっていきたいと思います。

MF #8 田中碧 選手(川崎フロンターレ)
なかなかシュートを打てていなかったですし、相手も来ていなかったので、うまくGKをずらせればいいかなと思っていました。入ってくれて良かったです。トゥーロン国際大会で対戦したとき、差をすごく感じたので、日本に帰ってから、いろいろなことを意識してやってきました。それを形として出せたと思います。ただ、ミスも多いので、まだまだやらなければならないことは多いと思っています。

MF #10 三好康児 選手(ロイヤル・アントワープFC)
アウェイの地でしっかり勝てたことは大事だと思っています。自分たちも勢いを持って試合に入りましたが、相手も落ち着いてボールを動かしてきました。ボールを相手に握られるなかで、どう守備から攻撃に移してチャンスにつなげていくか。もっと相手ゴールに迫っていきたかったですし、攻撃の質を高めていきたいです。

FW #9 小川航基 選手(水戸ホーリーホック)
前線で相手のディフェンスラインを下げることを意識してプレーしました。それによってミドルシュートの3ゴールに繋がったのは嬉しいですが、僕自身はゴールを奪えなかった。もっと良い動き出しをして、仕留めるべきところで仕留めなければ。結果は良かったですけど、モヤモヤしているというのが正直なところです。

スケジュール

10月8日(火) AM/PM トレーニング
10月9日(水) TBC トレーニング
10月10日(木) 3-0 練習試合 vs U-20サンパウロFC
10月11日(金) AM  トレーニング
10月12日(土) PM トレーニング
10月13日(日) PM 公式練習
10月14日(月) 3-2 国際親善試合 vs U-22ブラジル代表
(サンロレンソ・ダ・マタ/Arena Pernambuco)

※時間は現地時間です。
※スケジュールは都合により変更となる場合があります。

国際親善試合 ~ブラジル遠征~

日程:2019年10月6日(日)~2019年10月14日(月)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー