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U-24日本代表、メダル候補のメキシコとグループステージ突破を懸けて激突 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
2021年07月24日
第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の男子サッカー競技のグループステージ第2戦が7月25日(日)、日本各地で開催され、U-24日本代表は埼玉スタジアム2002の第2試合でメキシコと対戦する。
メキシコは2012年のロンドン大会で金メダルを獲得したこともある強国であり、今大会も36歳の経験豊富なGK Guillermo Ochoa選手をオーバーエイジ選手として招集するなど本気でタイトルを狙っている。森保一監督は「これまでフル代表で対戦したり、オリンピック年代の選手はトゥーロン国際大会やメキシコ遠征で試合をさせてもらっている。非常に個のレベルが高く、たくましく、したたかに戦えるチーム」と警戒を深める。
2019年6月に行われたトゥーロン国際大会の準決勝では2-2からのPK戦の末に勝利しており、同年9月に行ったアウェイの国際親善試合は0-0の引き分け。対戦経験を重ねていることで、選手たちにもイメージは十分で、トゥーロンでの対戦時には得点も決めている相馬勇紀選手は「個人のところでテクニックもあるし、組織力もあるチームだと思う。まずは個人のところを警戒したい」と語る。
個の力という意味で、最も警戒するべきは10番を背負うDiego Lainez選手。スペインでプレーする21歳は、スピードとテクニックを兼ね備えたアタッカーで、左足から繰り出すラストパスも脅威となる攻撃の中心選手。2016年にチリで行われたU-16年代の大会であるCOPA UCの日本戦で大活躍するなど、日本にとってもお馴染みの選手。0-2で敗れた当時の試合に先発しているDF瀬古歩夢選手にとっては、もし出場機会があればリターンマッチの機会となる。
左サイドバックで出場する選手の出来も大きなポイントとなるが、その可能性のあるDF旗手怜央選手は「粘り強く守備はしつつ、守備だけじゃなくて僕の持ち味は攻撃なので、守備だけにとらわれず攻撃でどんどん圧力を掛けられれば、相手に守備をする時間も与えられると思う」とイメージを語った。
東京オリンピックのグループステージ グループA第2戦 日本vsメキシコ(埼玉スタジアム2002)は、25日(日)20:00にキックオフ予定。メダル候補の強豪メキシコに対し、これまでの経験値と蓄積をぶつける一戦となる。
第32回オリンピック競技大会(2020/東京)
サッカー競技日程:2021年7月21日(水)~2021年8月7日(土)
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