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トレーニングマッチ

2010年03月15日

3/6 福島県選抜U16 試合記録PDF
3/7 川崎フロンターレ 試合記録PDF
3/13 前橋育英B    試合記録PDF 試合記録PDF
3/14 ベガルタ仙台   試合記録PDF

3月に入りましたが、寒の戻りでここ福島広野町では降雪も見られ、春と冬が
日替わりで訪れる日が続いております。
さて、先週末から今週にかけて行いましたトレーニングマッチの報告をさせていただ
きます。3月6日には福島県選抜U16とアカデミーU16(2期生と1期生早生まれ)が
対戦しました。この週はややハードなトレーニングを実施して疲れを残したまま臨んだ
ためか、運動量が少なく、よってボールが上手く動かない試合展開でした。

結果は35分×3本で6-2というスコアで勝利することが出来ましたが、求めている内容
とは程遠いものでした。その理由は先にも述べましたコンディション調整の失敗が挙げら
れます。週末の試合にはコンディションの良い状態で臨ませクオリティの高い技術を発揮
する場であることを疎かにしてしまった私の調整不足と猛省しております。今後、日頃の
トレーニング成果を発揮できるオーガナイズでトレーニングを構築するよう心がけたいと思
います。

翌日、川崎フロンターレユースを広野町サッカー場に迎え行った試合、第1試合は両チーム
ともボールを大切にしながらもチャンスを逃さない攻撃で一進一退の攻防がつづきました。
しかし、この週のトレーニングテーマである『ゴール前でのフィニッシュ』特にGKと1対1の
場面で落ち着いて駆け引きをしながらシュートを決められるか、というトレーニングが生かされ
た得点でアカデミーが2-0のリードを奪い前半を終えました。しかし後半に入ると一瞬の隙
を逃さぬフロンターレに57分と62分に立て続けにゴールを奪われ同点とされました。
これまでのアカデミーではこのような展開後は集中力を切らし、思い通りの試合展開が
出来ないことが多くあったのですが、同点とされた後は逆に落ち着きを取り戻し、ボールを
支配。幾度となく得点を挙げるチャンスを作り出し、終了直前に決勝点を挙げ勝利することが
出来ました。

続く第2試合は先にフロンターレが立ち上がり2点を奪い優勢な展開で進みましたが、前半
に2-2の同点に追いつき、最終的には5-4で勝利することが出来ました。このフロンターレ
戦での収穫は、ボールを動かしイニシアティブをとるためには運動量が欠かせないこと、それ
を選手が実践してくれたこと。また、メンタル的に少しではありますがタフになり始めたこと。
同点や先制されても慌てず日頃のトレーニング成果を出そうと努力する姿勢が見えたことです。

3月13日には昨年度のインターハイチャンピオンである前橋育英高校と試合をしました。
セカンドチームということでしたが、立ち上がりから素早いプレッシングを受け、なかなか主導
権を握ることが出来ず、逆に奪われた後には多くの人数でゴール前に迫られ幾度となくピンチ
を迎えました。結果は0-3の敗戦で、得点差以上に内容にも開きがありました。
前橋育英の組織的守備とそれを支える個人戦術、フィジカルの強さ、そして何よりゴールに
向かう迫力にはアカデミー選手や我々スタッフが見習わなくてはならないサッカーに必要な
要素がたくさんありました。2試合目も同様で、終盤同点に追いつくも再度引き離される結果
でした。日頃のトレーニングがどれほど大切か、1回のパスやコントロールそしてシュートが
どれだけ大切であるかを選手一人ひとりが身をもって感じられたことと思います。この経験を
必ず次のステップアップに繋げていきたいと思います。

3月14日は広野グラウンドにベガルタ仙台ユースを迎えて45分×3本のゲームを行いました。
昨日、動きの鈍かったアカデミー生ですが、このゲームは立ち上がりから積極的な動きが
でて、ボールもテンポ良く動きました。1本目は一進一退の攻防が続きましたが、二本目は
よりアグレッシブな動きでゴールへ進み多くのチャンスを作り出しました。

今後の課題はハイプレッシャーの中で“動きながらのテクニック”をより磨くこと、そしてチーム
としてボールを保持し続け、ゴールに向かうためにも“動き続ける”こと、そして動きの質を高め
ることに重きを置いたトレーニング実施していこうと思います。

2010.03.15
JFAアカデミー福島 U18監督
中田 康人

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