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JFAアカデミー熊本宇城U-15がタイ遠征を実施

2017年08月03日

JFAアカデミー熊本宇城U-15がタイ遠征を実施

週末帰省型で活動しているJFAアカデミー熊本宇城が7月24日(月)から28日(金)にかけて、夏休みを利用したタイ遠征を行いました。7期生(中学3年生)18名が参加し、現地では練習試合を3試合組みました。

【試合結果】
7月25日(火) JFAアカデミー熊本宇城U-15 6-0 THAI HONDA LADKRABANG FC U-15
7月26日(水) JFAアカデミー熊本宇城U-15 1-0 CHONBURI FC U-15
7月27日(木) JFAアカデミー熊本宇城U-15 7-1 ASSUMPTION SIRACHA COLLEGE Junior High School

 

JFAアカデミーは世界基準で活躍する選手を育成する取り組みとして、サッカーはもちろん、人間的な面の教育も重視し、社会をリードしていける真の世界基準の人材の育成を目指しています。

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コーチ・アカデミー生コメント

須藤啓太 JFAアカデミー熊本宇城コーチ
遠征の目的の一つは、海外でしかできない経験をすることでした。普段の生活と異なり、日本では遭遇しない場面にも出くわします。渋滞に巻き込まれたり、タイリーグカップ観戦で前日にキックオフ時間が2時間変更になったケースもありました。選手たちは、異なる環境のなかでも受け身の姿勢ではなく自ら積極的に行動することが重要だと感じたようです。今回の遠征で学んだことを日本に持ち帰るだけではなく、残り半年間のアカデミー生活の中で継続して行い、自身の夢にさらに一歩でも近づくきっかけにしてほしいと思います。

上田瑞季 選手(JFAアカデミー熊本宇城/UKI-C.FC)
試合に向けてコンディションを維持するため、遠征中は食事にも注意し、日常と同じようにしっかり食べたので遠征中は体重を維持することができました。しかし、炭水化物を中心に摂っていたため、試合中に空腹を感じることがありました。その経験を生かして、試合前は消化の良い食べ物を中心に量を増やし、それ以外の食事では肉や魚などの料理を意識して食べるようにすることで、良いコンディションで試合に臨むことができました。

オンザピッチでは、2つのことを経験できました。1つ目は、ピッチへの適応です。試合は天然芝で行うことができましたが、ぬかるんだピッチに何度も足を取られて疲労が溜まり、自分のスピードが生かせないときもありました。日常からそのようなピッチに慣れているタイの選手は足腰がとても強いと感じました。フィニッシュでは、芝が深いためかボールの下を蹴ってしまい、しっかりミートして蹴ることができませんでした。パスも普段以上に強く出さないと深い芝に勢いが消され、緩くなったパスを奪われることがありました。ピッチにすぐ適応できるだけでなく、どんなピッチでプレーしてもぶれないテクニックを身に付けたいです。2つ目は、自分のストロングポイントに自信が持てたことです。タイの選手は大きくてフィジカルが強く、スピードのある選手が多いと感じました。そのような相手でも自分のストロングポイントである攻撃では1対1の強さを生かし、自分が仕掛けることで生まれたスペースを利用して得点したり、味方を生かすことができました。どんな環境でも自分の力を発揮できるように日常から全力で取り組んでいきます。

菊地佑弥 選手(JFAアカデミー熊本宇城/ソレッソ熊本)
滞在期間中、オフザピッチでは笑顔で伝えることの重要性を学びました。タイの人々は、挨拶をするとき、写真を撮るとき、会話をするときなど、日常生活の中にいつも笑顔がありました。温かくて親しみを感じる笑顔に、自分も気持ちを込めて返さないといけないと感じ、意識が変わりました。表情まで意識した挨拶をしていないことに気づき、タイの方々に少しでも近づけるように、気持ちが伝わる笑顔を意識して行動しました。オンザピッチでは、第3戦でゲームキャプテンを任されました。私は普段から大人しいと言われていますが、この責任をポジティブに捉え、海外でも堂々とした立ち居振る舞いができたと思います。試合前のコイントスでは、審判や相手チームのキャプテンと笑顔でしっかりと握手を交わしました。ゲームではいつも以上にチームを鼓舞し、守備のリーダーとして仲間への要求をしっかり伝えられたと思います。試合にも勝利することができて嬉しかったです。海外遠征中だけでなく、これからも自分を表現する努力を継続し、仲間から信頼されるリーダーを目指します。

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