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JFAアカデミー熊本宇城 9期生がドイツ遠征を実施
2019年08月07日
JFAアカデミー熊本宇城では週末帰省型での活動を行っていますが、今回は夏休みを利用して9期生(中3)15名が7月20日(土)から27日(土)までドイツに遠征しました。遠征中は練習試合を4試合実施しました。JFAアカデミー熊本宇城では毎年中学3年生の夏休みに海外遠征を行っており、今年度はドイツ・インゴルシュタットを拠点に活動が行われました。
ドイツ遠征 試合結果
7月22日(月) JFAアカデミー熊本宇城U-15 0-2 FC Ingolstadt U-16
7月23日(火) JFAアカデミー熊本宇城U-15 5-3 VfR Aalen U-16
7月25日(木) JFAアカデミー熊本宇城U-15 4-1 Greuther Furth U-16
7月25日(木) JFAアカデミー熊本宇城U-15 10-1 FC Coburg U-15
JFAアカデミーでは、現在2020年度入校生を募集中です。
詳細はこちらをご確認いただき、各締め切り日までにお手続きください。
また説明会を各地で実施しています。説明会は事前申し込み不要で、どなたでもご参加いただけます。
JFAアカデミー熊本宇城 説明会
日時 | 場所 |
---|---|
8月18日(日)16:00~ | JFAアカデミー熊本宇城(宇城市立ふれあいスポーツセンター) 〒869-0606 熊本県宇城市小川町河江52-1 |
指導者コメント
小川秀樹 U-15コーチ(JFAアカデミー熊本宇城)
今回のドイツ遠征では選手たちに、見聞を広げること、自分の力を試すこと、そして自分で目的を設定しトライすることの三点を求めました。今まで見聞きしていたものを実際に経験することで、基本の質の高さ、強さ、速さ、激しさなど世界基準を体感し、学ぶことができました。また海外では積極的に人とコミュニケーションを取ることが大切であり、それをベースに多くのことが成り立っていると肌で感じられたことは非常に大きな経験となりました。世界で戦うためにアカデミーの日常で取り組んでいることが大切であると改めて認識したと同時に、その質をさらに高める努力をし続ける必要があると実感することができた遠征となりました。今回チーム活動があるにもかかわらず快く送り出してくださった所属クラブの関係者の皆様に心より感謝申し上げます。そして今遠征を最大限にサポートしてくださったFC Ingolstadt関係者のみなさん、本当にありがとうございました。
アカデミー生コメント
木場 海斗 選手(9期生:中3/鹿児島ユナイテッドFC U-15 日置)
遠征先のインゴルシュタットにはドナウ川が流れていて、大きな建物とカラフルな街並みから歴史と伝統を感じることができました。僕は歩道の至るところにゴミ箱を見つけました。これはゴミのポイ捨てをしないように設置されていることが分かり、街全体が綺麗な状態に保たれていることに感心しました。
試合で対戦したドイツの選手は自分よりも身体が大きくて力強く、攻撃ではどのように崩していくかを考えました。タイミング良く相手のマークを外し、ボールを受ける前に次の選択肢を持っておくことで前向きのプレーを多く作り出すことができました。しかし、日本では通用したシュートが入らず得点を取ることができませんでした。四隅を狙うだけでなく更に強くシュートが打てるようにしたいです。
生活面では、昨年から取り組んできた食事の量を意識しました。遠征先のドイツでも継続するため、肉類やパスタに加えてパンを毎食2個以上食べると決めていました。今回、酒井高聖選手から直接話を聞くことができ食事の重要さを学びました。今まで僕は揚げ物や脂質が多いものを食べてしまう意識の甘さがありましたが、この遠征ではスポーツ選手として必要なものに拘って食べることができたと思います。
酒井選手の言葉にあった「海外への道を切り開くには何事にも自分から挑戦することが必要である」ことを日本に戻っても意識し続け、自分から積極的な行動を増やしたいと思います。
吉村伶雄 選手(9期生:中3/FCアラーラ鹿児島 U-15)
ドイツの気候は思っていた以上に暑く、乾燥していました。水分補給は重要になると思い、1日のスケジュールをもとに試合やトレーニング、移動で必要になる水の量を自分で考え、必要な本数を自分の荷物に準備しました。しかし、試合後は体重がいつも以上に減ってしまい、十分な水分補給ができていなかったことが原因だと実感しました。その後は余裕を持って準備することで体重を維持することができ、試合での良いパフォーマンスにもつながったと思います。
試合では、自分がボランチでプレーした時はパスを受ける前の判断が悪く、プレースピードが遅くなりボールを失ってしまいました。そこで、ドイツの選手の特徴である身体の大きさやフィジカルの強さを発揮させないためのプレーが大事だと考え、パススピードを意識して、シンプルにプレーするうちにボールを保持できる回数が最初より増やせたと思います。
日本に帰ってからも、トレーニングではまず自分たちの守備のプレッシャーを更に速く、球際を強くした中で、攻撃における準備やテクニックの質を上げていきたいです。
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