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今年度初めてとなる、JFA ナショナルGKキャンプがJヴィレッジでスタート

2022年04月09日

今年度初めてとなる、JFA ナショナルGKキャンプがJヴィレッジでスタート

4月8日(金)より福島県のJヴィレッジで、2022年度初めてのナショナルGKキャンプがスタートしました。

このキャンプは、育成におけるポジション別指導・強化といったテーマのもと、将来の日本代表GK、世界基準のGKの育成を目的とし、年に3回実施しています。新型コロナウイルス感染対策としてJFAが作成した厳格なガイドラインのもとで活動を行っています。全スタッフ、選手は集合時にSmartAmp法検査を実施し、陰性の確認が取れた上で活動を開始しました。

3日間のキャンプのなかで、トレーニング、全体ミーティング、個々の選手に則した個別フィードバックミーティング、自己分析など様々なプログラムが予定されており、今回のキャンプにはU-14年代から合計20名の選手が集まりました。

トレーニングは20名を6グループに分け、それぞれのグループでGKコーチが1名ずつ指導にあたります。この年代で身につけておかなければならないGKの基礎テクニックの習得とその向上を目的に、徹底的にトレーニングを行う予定です。

夜のミーティングでは、JFA GKプロジェクト テクニカルアドバイザーのフランス・フック(Frans Hoek)氏から、選手たちが目指す究極(世界トップレベルのGK)に到達するにはどうすればよいのか、またそのために必要な要素についてレクチャーが実施されました。世界トップの世界を走るフロントランナーの言葉に選手は目を輝かせながら聞き入りました。レクチャーはインタラクティブに行われ、選手も積極的に質問を行うなど活気のある時間となりました。

その後、過去にナショナルGKキャンプに参加したことのある選手と初めて参加した選手に分かれてミーティングを行い、選手個々に合わせたプログラムを実施しました。

選手たちは、この日の自分たちのトレーニングでの気づきやコーチからのアドバイスと照らし合わせながら、翌日のトレーニングに向けてテクニックの重要性を再認識していたようでした。キャンプは4月10日の日曜日まで行われる予定です。

スタッフコメント

田口哲雄 GKコーチ(JFAコーチ)
今年度1回目となるナショナルGKキャンプが福島県のJヴィレッジでスタートしました。今回は新学期開始と重なるため大多数が新中学1年生となるU-13選手の招集は見合わせ、全国から選ばれたU-14選手の20人で実施しました。SmartAmp法検査によりスタッフ含め参加者全員の陰性が確認された後、今キャンプの目的はGKのテクニックの習得とその向上であることを説明し、明確にしました。昨年度に2回開催されたGKキャンプ経験者8人には、昨年からのさらなる成長を期待し、初参加の12人にはより多くの気づきと刺激を与えられればと考えています。ナショナルGKキャンプ以外のJFA活動や地域トレセンを通して既知の選手が多いせいか、互いにすぐに打ち解けることができ、練習は緊張感がある中でも集中力のあるいい雰囲気で進めることができました。明日以降はお互いを高め合うためにもより積極的にチャレンジし、自らの強みをアピールしてもらいたいです。
夜のミーティングではGKプロジェクトテクニカルアドバイザーであるフランス・フック氏から、将来世界トップレベルのGKになるための長い道のりの中で何が重要になってくるのかというレクチャーを受けました。世界的な数々のクラブや代表チームで世界的なGKと仕事をしてきたフック氏ならではの話に選手は聞き入っていました。
最後になりますが、開催にあたり選手を送り出していただいた各選手所属先の方々、ご協力いただいたJヴィレッジの方々には感謝申し上げます。

toto

ナショナルGKキャンプは、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。

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