JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 【Match Report】強豪ポルトガルとの2戦目は会心の勝利! ビーチサッカー国際親善試合

ニュース

【Match Report】強豪ポルトガルとの2戦目は会心の勝利! ビーチサッカー国際親善試合

2025年10月06日

【Match Report】強豪ポルトガルとの2戦目は会心の勝利! ビーチサッカー国際親善試合

ビーチサッカー日本代表は10月5日(日)、沖縄県の西原きらきらビーチで、2連戦となるビーチサッカーポルトガル代表との国際親善試合の2試合目を戦いました。

前日に行われた初戦は4-7で敗れた日本ですが、一夜明けたこの試合では、試合序盤から高い緊張感を漂わせつつ、攻守に強度の高いプレーを見せます。開始2分には、GK古里健選手からの浮き球を、右サイドに開いていた坪谷亮太選手が右足のダイレクトキックで合わせて先制点を挙げました。さらに4分、左サイドでパスを受けた森岡亮太選手が縦の突破からクロスボールを供給。ゴール前に入っていた永井絢大選手へと送った速いボールが相手のオウンゴールを誘発し、日本のリードは2点に広がりました。

第2ピリオドに入ると、2点のビハインドを背負ったポルトガルがアグレッシブな姿勢を前面に出してきましたが、日本は粘り強い守備で対応します。第1ピリオドからバウンドしたボールに反応していたGK古里選手の好守に加えて、チーム全体の守備が機能。15分には伊藤龍之介選手が前線から駆け引きを交えた守備で相手のパスミスを誘発し、茂怜羅オズ選手のラストパスから相手ゴールを脅かします。

2点リードで突入した第3ピリオドも、日本は集中力を切らすことなく、ハイパフォーマンスを披露します。27分、ポルトガルのルイ・コインブラ選手にFKを決められて1点差に詰め寄られましたが、選手たちは我慢強く戦いながらチャンスをうかがいます。すると33分、日本に歓喜の瞬間が訪れました。自陣深くでファウルを受けた上里琢文選手は、「ずっと練習していた形。ファウルをもらったら、絶対に蹴ろうと決めていた」と強烈なシュートではなく、相手の意表を突くロングループシュートをゴール右上に決めました。直後の34分には、茂怜羅選手のロングパスを受けた坪谷選手がトラップで相手をかわしてシュート。これがゴールに突き刺さり、日本は4-1と勝利をたぐり寄せます。残り2分、日本は体を張った守備で得点を許さず、強豪ポルトガルから会心の勝利を収めました。

監督・選手コメント

田畑輝樹 監督
初戦で敗れた後、個人として、そしてチームとして何が必要なのか、何を改善しなければならないのか考えようという話をしました。ホテルでの過ごし方を見ていても、会場でのウォーミングアップからも、2試合目はチーム全員が試合に入る準備をしていると感じられました。試合ではミスがほとんどなかったですし、少しずつ得点を重ねたことが結果につながりました。本当にすごい試合をしたと感じました。私自身、2019年に土砂降りの中でPK戦の末に敗れて以来、ポルトガルには負け続けていました。ワールドカップでもう一度対戦して、そこでも倒せるようにしっかりチームをつくっていきたいと思います。

FP #2 伊藤龍之介 選手(アヴェルダージ熊本BS)
初戦は守備面のミスが多かったのですが、今回の試合でそれを克服し、しっかり守ることができた結果、勝ちにつながったと思います。自分自身、点は取れませんでしたが、走力と守備力を生かしてチームのために戦うことができました。ただ、失点を招くファウルをしてしまったので、その点は改善していきたいです。今回、久々の出場になりましたが、監督にはずっと気にかけてもらっているので、期待に応えたいと思います。次の出番では、絶対に点を取りたいです。

FP #5 坪谷亮太 選手(ソーマプライア沖縄)
自分たちが狙っている戦術を攻守にわたって統一してできたので、とても良かったと思います。第1ピリオドから、これまでで最も良いプレーができたのではないかと思います。現体制になってから、ポルトガルにずっと負けていました。自分たちがやってきたことがやっと形になり、壁を乗り越えることができたので、さらにステップアップできると思います。こういう試合を続けることができれば、さらに強い日本代表になると思いますし、楽しみな気持ちが大きいです。

FP #8 上里琢文 選手(東京ヴェルディBS)
とにかく集中しようと全員で話して試合に入り、その気持ちが出たと思います。まず守備からしっかり入ってリズムをつくることができ、それを続けられたので、相手にチャンスを与えることなく勝利につなげられました。僕のゴールは、ずっと練習していた形です。地元である沖縄という土地が味方してくれたとも感じます。この勝利は別格です。沖縄でキャプテンマークを巻き、自分が犠牲になってもチームを勝たせたいという思いがありました。今回の勝利には、ワールドカップの決勝に進めたくらいの喜びがあります。

国際親善試合

2025年10月4日(土) 14:00キックオフ(予定) vs ビーチサッカーポルトガル代表
2025年10月5日(日) 14:00キックオフ(予定) vs ビーチサッカーポルトガル代表
会場:沖縄/西原きらきらビーチ [入場無料]
大会情報はこちら

JFA OFFICIAL
TOP PARTNER
JFA OFFICIAL
SUPPLIER
JFA MAJOR PARTNER
JFA NATIONAL TEAM PARTNER
アーカイブ

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー