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フットサル新1級審判員研修会・2015年度フットサル1級審判員研修会
2015年01月30日
1月17・18日、1月24・25日の分散開催にて2015年度フットサル新1級審判員研修会及びフットサル1級審判員研修会を開催しました。
今回は、フットサルの指導者を講師に迎え、フットサルの戦術論について、その他映像分析やコミュニケーションについての講義を行いました。
2日間という短い日程ではありましたが、内容の濃い、充実した研修会となりました。
インストラクターコメント
垣内理伸 フットサル1級審判インストラクター(三重県)
今回の研修会では、試合中に発生する事象をいかに分析判断し判定に活かすかを目的に、映像を使いグループディスカッションを行いました。ディスカッションは、経験が豊富な審判員と新人審判員、女子審判員を同じグループにして行いましたが、当初は、新人の審判員と女子審判員が意見を述べることなく研修が終了するのではないかと不安もありましたが、経験豊富な審判員がディスカッション時に各グループをうまくリードした結果、活発な意見と情報の交換が行われました。そして、事象分析の見極めや判断など各審判員がそれぞれにレベルアップができたのではないかと感じました。
参加者コメント
田畑隆之 フットサル新1級審判員(秋田県)
このたび新1級審判員に昇級し、初めて研修会に参加させていただきました。上川徹委員長から1級のワッペンを授与された時、これまでご指導くださった方々への感謝の気持ちと、これからの任務に対する責任を強く感じました。今回の研修会のテーマである「コミュニケーション能力」については、いつ、どのような言葉または方法を用いて行うのか、その選択肢の幅が、ゲームコントロールにおいて非常に重要な要素であり、1級審判員に求められるものであると改めて感じました。近年、日本代表チームをはじめ、日本のフットサルレベルと認知度は飛躍的に向上しています。審判員の立場で競技に関わることに喜びの気持ちを持ち、今後一層、先輩審判員を目標に、同期とともに日々研鑽を重ねたいと思います。
新妻久美 フットサル1級審判員(東京都)
今回フットサル1級審判員として初めて研修会に参加させていただきました。
講義では試合映像から事象分析を行い、審判チームとしての協力、よりよい情報伝達の方法、判定基準について議論を深めました。その後、実際の場面を想定し、主審・第2審判・副審との協力、コミュニケーションについて実践しました。争点に対しての2人の位置関係、見え方を理解し、互いの情報を共有し、正しい判断に結び付けたいと思いました。講義やディスカッションで理解を深めた上での実践であったため、より効果的なトレーニングとなりました。
正しい判定をするためには、フットサルの戦術理解、選手の意図や試合の流れを読むことが重要です。今回の研修で学んだことを生かし、日々フットサルについての理解を深め、正しい判定ができるよう努力してまいります。
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