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ユース審判員・インストラクターを対象としたブラッシュアップ講習会開催
2013年11月26日
JFAでは、今夏の全日本少年サッカー大会でのユース審判員育成講習会に参加した審判員を対象に、審判員としての基本的な姿勢と知識、技術の習得を目的としてブラッシュアップ講習会(2013 ナショナルトレセンU-13、U-14対抗戦)を実施しました。
同時に、地域においてユース審判員を指導できるインストラクターの育成を目的としてインストラクター向けの研修会も実施しました。
3日間の研修会では、ユース審判員に実際の試合を担当してもらったり、プレゼンテーションの発表があったりと、ユース審判員にとっては充実した研修会となりました。
ユース審判員によるプレゼンテーションでは、「素晴らしいゲームにするには?」、「日本のサッカー人気をより高めるには?」というテーマでの発表があり、とても興味深く、ユース年代の今後の活躍に期待が高りました。
講師コメント
高橋武良 JFA審判委員会 普及部会長
ユース審判員の可能性を磨くことを目的として、U-14ナショナルトレセン対抗戦の審判を務めながらブラッシュアップ講習会を行いました。今回のテーマは「サッカー理解を深める」と「論理的に自分の考えを伝える」とし、グループワーク(審判員によるプレゼンテーションの発表)や技術の指導者とのディスカッションなど、審判実技を通してだけでない中身の濃い3日の講習を行いました。
ユース審判員に対する講習と並行して、9地域のユース審判員育成担当者の講習も実施しました。
ユース審判員への指導について、実際に審判員として指導するだけでなく、ディスカッションを通して指導法の共有を図りました。
これから各地域に戻って地域や都道府県の指導者にユース審判員の育成についてディスカッションした内容を伝えていくことになります。
今回、初めての取り組みとして行った講習でしたが、ユース審判員の可能性を改めて感じ、指導の指針をしっかり持つことが大切ということを地域や都道府県と共有できた講習会でした。
受講者コメント
奥出 修造 2級インストラクター(北信越)
指導者も選手もレベルが高く、かつ意識も高いゲームを使った研修で非常に有意義でした。
夏の全日本少年サッカー大会で指導した審判員たちの成長も感じられ、喜びを感じました。
研修会では多くの1級インストラクターの方の様々な指導方法を学ぶことができました。
また他の地域での啓蒙活動、課題事項などは大変参考になり、地域に帰っての普及活動への責任感、使命感が強くなったと感じています。
金森一真 3級ユース審判員(滋賀県)
将来の日本サッカーのために、簡単には倒れない選手やファウルを受けてもゴールへと向かう意識がある選手を我々レフェリーが作り出せるよう、しっかりと陰ながら育成に貢献していきたいと思いました。
実技指導ではインストラクターの方から自分の細かい改善点を教えていただいたので、次の試合で実践していきたいです。
また、プレゼンテーションの準備を進める中で、グループの仲間と一生懸命に考えて発表したり仲間のプレゼンテーションを聞いたりし、大変勉強になりました。
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