ニュース
SAMURAI BLUE(日本代表)監督に森保一氏が就任
2018年07月26日
SAMURAI BLUE(日本代表)の新監督として森保一氏の就任が決定しましたのでお知らせします。
SAMURAI BLUE(日本代表)監督プロフィール
氏名
森保 一 (MORIYASU Hajime)
出身地
長崎県長崎市
生年月日
1968年8月23日(49歳)
選手歴
1979〜1980年 土井首SSS(長崎市立深堀小学校)
1981〜1983年 長崎市立深堀中学校
1984〜1986年 長崎日本大学高等学校
1987〜1992年 マツダサッカークラブ
1992〜1997年 サンフレッチェ広島
1998年 京都パープルサンガ
1999〜2001年 サンフレッチェ広島
2002〜2003年 ベガルタ仙台
※日本代表 35試合 1得点(1992-1996)
※J1リーグ 293試合15得点、Jリーグカップ 49試合6得点
指導歴
2004〜2007年 サンフレッチェ広島強化部育成コーチ
2005〜2007年 JFAナショナルコーチングスタッフ、U-19/U-20日本代表 コーチ、トレセンコーチ(中国地域担当)
2007〜2009年 サンフレッチェ広島コーチ
2010〜2011年 アルビレックス新潟 ヘッドコーチ
2012年〜2017年7月 サンフレッチェ広島 監督
※J1通算187試合 92勝40分け55敗
2017年11月〜 第32回オリンピック競技大会(2020/東京) サッカー男子日本代表監督
2018年〜 SAMURAI BLUE(日本代表) 監督
資格
2005年 JFA S級コーチライセンス
森保一 監督コメント
二つの代表チームを担当するのは困難なことだと思います。一人でやるのであれば不可能なことだと思いますが、日本サッカー界、日本代表を支えてくださる多くの方々のお力をお借りしながらチームを作っていけば、その不可能が可能に変わり、二つのチームを同時に見ていくことが大きな成果につながると思っています。
日本代表の監督をするにあたり、たくさんのことをしなければいけないと思いますが、いくつかのことを皆さんにお伝えしたいと思っています。1つは日本代表の勝利のために。そして、世代交代、年代間の融合を図るということ。そして、日本代表だけではなく、日本のサッカー界全体の発展につながるように。私も多くの先輩からバトンを受け継いできました。今私がやらなければいけない任務を全うして、少しでも良い形で次の日本代表、日本サッカー界へバトンタッチできるように「今」を全力で頑張っていきたい。
二つの日本代表監督をやっていくには本当に覚悟が必要だと思います。そして我々日本代表が多くの方に支えられて活動ができていることへの感謝。「覚悟」と「感謝」この2つの気持ちを持って職責を全うしたいと思います。
日本代表を支えてくれているファン、サポーターの方々、日本国民の皆さん、皆さんの応援する期待に応えられるように全力を尽くしてまいります。
私は少年時代から今日、日本代表監督に就任するまで、多くの指導者、関係者の方々に指導、教育していただきました。私が高校を卒業して広島に出てサッカー選手を目指したときには、まだ日本はアマチュアのリーグでした。そこからJリーグができて、プロという夢を見させていただいて、日本代表としてもプレーさせていただき、その後はJリーグで監督をさせていただきました。その経験があったからこそ、今、この場所にいられると思っています。感謝しています。
また私は現役を引退してからサンフレッチェ広島の育成コーチをしながら、日本サッカー協会でもトレセンコーチとして活動をさせていただきました。その経験は今の私に非常に大きなものとなりました。何かと言えば、地方を回って、グラスルーツのところから、いろいろなカテゴリーの活動を見させていただきました。指導者の方々がプロとして指導で生計を立てている方はごくわずかで、大勢の方々は仕事があり、家庭もあり、そして自チームの選手を見て、さらにトレセン活動に参加している。本当にボランティアの精神で自己犠牲を払って、選手を育ててくれているということ。そういう活動をクラブでも日本サッカー協会でも見させていただきました。
そういう方々の努力があって、選手が育ち、私が今、仕事をさせていただく日本代表やオリンピック代表に選手を送り込んでいただいているということ。全ての指導者の努力があり、環境を整えてくださる周りの努力があって、我々は素晴らしい選手たちを見ることができる。日本を代表して戦うことができるということを忘れてはいけないと思います。そういう方々の気持ちを背負っていつも戦うということ、そこは肝に銘じて戦ってまいりたい。
日本サッカー界にも長い歴史があります。多くの先輩方が大変な努力をしてくださって、経験を積み上げてこられて、今の自分達の活動があると思っています。日本サッカー界に携わった全ての方々に尊敬と感謝の気持ちで自分の仕事をしていきたいです。
先日はロシアワールドカップをコーチとして経験させていただきました。西野監督は本当に素晴らしい監督でした。西野さんの監督としての裁量はもちろんですが、西野監督は今までの日本サッカーの歴史を踏まえて日本らしいサッカー、日本人の良さを活かしたサッカーということでチーム作りをされていました。ハリルホジッチさんが伝えた日本人に足りないところ、デュエルの部分やゴールに素早く向かうところ、そういうところは日本人の良さにプラスアルファしながらチーム作りをされていました。考えていることが大きく、日本人にどうやったら合うのだろうということを常に考えられていました。その西野監督からバドンを受け継ぎ、日本人らしく、日本人の良さを出して戦い、世界と向き合っていきたいと思います。
しっかりとしたチーム作りをして、アジアを戦い抜き、世界との戦いに向かっていきたいと思います。西野監督がやられたオールジャパンで戦うチーム作りを私も継承して、進化させていきたいと思っています。選手、スタッフと共に最高のチームを作り上げたいと思います。
常にその時のベストを尽くして戦っていきます。応援のほど、そして一緒に戦っていただればありがたいです。
関連情報
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/29 川崎勝利で神戸、横浜FMとACLEトップ4入り、広島もアウェイで引き分け無敗をキープ
- JFA 2024/11/29 JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」オープン1周年企画 SAMURAI BLUEイラスト展「閃青展」を開催 blue-ing! 1周年限定 SAMURAI BLUE選手カードプレゼント 12月21日(土)よりスタート
- 2024/11/29 アジアのピッチから ~JFA公認海外派遣指導者通信~ 第91回 保坂拓朗 ホンコン・チャイナサッカー協会 U-16代表監督兼エリートユースダイレクター
- 日本代表 2024/11/28 選手変更のお知らせ フットサル日本女子代表候補 国内トレーニングキャンプ(11.28-12.1 千葉/高円宮記念JFA夢フィールド)
- グラスルーツ 2024/11/28 第10回アジア太平洋ろう者競技大会(マレーシア)にデフサッカー男子日本代表が参加