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スポーツ振興くじ(toto)助成 指導者短期派遣事業をラオスで実施
2023年12月21日
日本サッカー協会(JFA)は、12月14日(木)・15日(金)の2日間、ラオス・ヴィエンチャンにあるラオスサッカー連盟オフィスにて、ラオスの指導者を対象とした研修会を実施しました。参加者は、アカデミーコーチ、地元の育成コーチ、ラオスサッカー代表監督やコーチングスタッフ、更にはJFAから派遣している豊田奈夕葉女子代表監督を含む総勢25名の指導者が参加しました。
インストラクターはJFA指導者養成サブダイレクターの木村康彦が務め、講義・実技ともにインタラクティブな研修会となりました。
インストラクターコメント
木村康彦 JFA指導者養成サブダイレクター
ラオスでの研修会では「フットボールの構造」、「ゲーム分析とプランニング」、「日本の選手育成」、「世界のフットボールのトレンド」などをトピックスに取り上げて、グループワークやディスカッションを入れながら参加型で行いました。また、ピッチでは地元の選手をモデルプレーヤーとしてコーチングデモンストレーションを行い、参加者に発問しながら意図を説明しました。ラオスの指導者の皆さんが、この研修会に積極的に取り組んでくれたおかげで、アットホームな良い雰囲気のコースとなり、こちらも楽しみながら実施できました。今後も、ラオスサッカー連盟とJFAとの良好な関係をさらに発展させて、アジア全体のレベルアップにもつながることを願っています。最後にこのような機会を与えてくださったJSC(スポーツ振興くじ)そして、本コース用にポロシャツまで作成して温かく迎えてくれたラオスサッカー協会の皆様に感謝いたします。
ラオスサッカー連盟コメント
Somsanouk Liensavanh 副専務理事(ラオスサッカー連盟)
まず、ラオスサッカー連盟を代表して、JFAの研修会を受講できたことを大変嬉しく、また光栄に思います。
参加者はとても満足しており、ユース育成、守備や攻撃時のノウハウ、U-15エリートプログラムなど、サッカーについて多くのことを学びました。また、FIFAワールドカップの試合を基に分析する方法等、たくさん興味深いことがありました。
将来、JFAコーチがまたラオスに来て頂きサッカーの知識、技術、経験をより深いものにしてくれることを望んでいます。ラオスに来てくれたことに深く感謝いたします。
受講生コメント
Machanh Keolekhone 受講生
JFAによる研修会を実施して頂きありがとうございました。
サッカーの知識をインストラクターやコーチと共有できたことに感謝しています。今後も機会があればまたJFAにて研修会を実施いただけると嬉しく思います。今回の研修会では、様々な角度からサッカーを学ぶことができたので、今後はチームや選手に対して、コレクティブな戦術を用いた攻撃や守備といった細部にも気をつけて指導していきたいと思います。