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2013年度JFAスポーツマネージャーズカレッジSMC 愛知サテライト講座を開催
2013年12月05日
11月23日、24日、12月1日の3日間の日程で、JFAスポーツマネージャーズカレッジ/サテライト講座が愛知県サッカー協会・会議室にて実施されました。今年も県内・県外から多くの受講生が集まり、「ビジョン」、「環境分析」および「行動計画」の策定まで、受講生それぞれが抱く思いの具現化に向けて、3日間で18時間のワークに取り組みました。また、「良いクラブって何だろう」「楽しいって何だろう」というスポーツの根本を見直しながら、理想のクラブについて熱く語り合い、内容の濃い時間を共有することが出来ました。
受講生コメント
吉川健太郎 氏
ビジョン、課題把握、行動計画と非常に分かりやすい流れの中で考えを整理していくことが出来ました。マネジメントの手法を効果的に学ぶことができた事はもちろん良かったのですが、何より、一緒に受講された方々とのつながりができたことも最も良かった事のひとつです。グループに分かれてのワークでは、お互いの考えを交流し合い、刺激を受けながら、自分の考えをより明確にし、整理することができました。お世話になりました。先生、担当の皆さんありがとうございました。
河内実 氏
競争社会の中で、他の批判は日常的に当たり前のようにある世の中で、他の意見を批判せず、多くを聞き、そして発展させていく。その過程の中で自分では考えつきもしなかったアイデア、行動などを見つけて、自分の知識としていく。スポーツだけでなく、仕事、生活など幅広く応用すれば、自分の考えも豊かにしていくことができそうです。
遠藤明美 氏
サッカーを切り口として、クラブの設立や運営に関する実践的なマネジメント力、環境分析力、目標管理などの力を具体的に体験しながら身につけることができました。通常ありがちなこれまでの"聴く"講座でなく、"体験型"の講座により、自分の経験や認識を再認識しながら必要な実践力が身につけられたのではないかと思います。あとは実践あるのみ!
事務局コメント
内田歩美 氏
受講生の方々からは、「ビジョンを明確にできた」「今やるべきことを再確認できた」また、「現状を打開する新たなヒントを得ることができた」との感想を多くいただきました。
このSMCという場は、組織の「担い手」又は「これからの担い手」である皆さんが、自らの現状を見つめ、考えを整理して課題を明確にしていく良い機会になったのではないでしょうか。
今回はサッカー・スポーツ界以外の方々にも受講していただきました。活動している環境・立場が異なる中で、SMCのテーマを通し、年齢や肩書を忘れ、様々な見識から活発な意見交換が行われました。情報交換をする貴重な場となり、受講生の皆さんが多くの「気づき」に出会えたことと思います。
今年の「SMCサテライト講座」も非常に有意義な時間となりました。今後も、このSMCの考えを共有する仲間、またこれから出会う新たな仲間と共に、スポーツ・サッカーの将来像・あるべき姿を模索すべく、この講座を続けていきたいと思います。「スポーツを純粋に、主体的に楽しむ場をつくることを実践できる"担い手"」このキーワードを元にSMCの輪を広げていきたいと思います。