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学校部活動の地域移行における パターンと事例紹介

はじめに

スポーツ庁が推進する学校部活動の地域移行に関し、地域移行のパターンはどのようなものが存在するのか・どのようにアプローチしたらよいのかなどの疑問への参考になればと思い、地域移行の想定パターンや具体的な事例の一部をご紹介します。

その中で、今回は地域移行の想定パターンを以下の3つに分類しました。

<地域移行の想定パターン>
◆活動の受け皿・形態:部活動を担っていた学校に代わる、多様な活動の母体・形態(以下①~③)
① 既存クラブ・団体(総合型地域スポーツクラブ等)が受け皿となる形
② 新しい場を自治体や保護者会などが新設し、受け皿となる形
③ 既存クラブ・団体や、新設された新しい場がそれぞれの部活動の受け皿となる形

上記のパターン分けは、実際の事例において主に見られるケースを分類したもので、こういったパターン分けをすることで、それぞれの特徴や課題などを見比べながら、実際の現場における状況や情報と照らし合わせやすくなることが想定されます。

本資料が、地域移行の様々なパターンとその特徴や課題、それぞれの立場でどのように地域移行を捉えればよいかなど、状況認識や整理・アクションへの一助となればと思います。

◆活動の受け皿・形態
部活動を担っていた学校に代わる、多様な活動の母体・形態
既存クラブ・団体(総合型地域スポーツクラブ等)が受け皿となる形

→地域に既に存在する総合型地域スポーツクラブなどの団体へ移行するパターン

総合型地域スポーツクラブ等

新しい場を自治体や保護者会などが新設し、受け皿となる形

→当該の学校部活動が地域移行できる新しい活動の場を新設し、移行するパターン

新しい活動の場

既存クラブ・団体や、新設された新しい場がそれぞれの部活動の受け皿となる形

→部活動における各競技種目ごとに、個々の受け皿へ移行するパターン

地域の受け皿

◆受け皿の対象となる学校部活動
受け皿の対象となる学校部活動が、単体なのか複数なのか
単体の学校部活動

<想定される特徴>
◎ 部活動としては成り立っているが、地域移行を見据えて現状の部活動の形を維持しようとする場合など
◎ 部活動のメンバー(部員)は変わらずに活動できる

例)A市にあるA中学校

例)A市にあるA中学校

学校単位での地域移行へ
複数の学校部活動

<特徴>
◎ 各学校部活動の人数が少ない場合や、成り立っていない場合など
◎ 人数不足等で部活動では成り立たなかった活動ができるようになる

例)A市にあるA校・B校・C校

地域内の各学校部活動が合同で地域移行へ

事例

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