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U-22日本代表 アジア競技大会 ラウンド16のU-24ミャンマー代表戦に向けトレーニング
2023年09月28日
第19回アジア競技大会(2022/杭州)を戦うU-22日本代表は9月27日(水)、中国の杭州市内でラウンド16のU-24ミャンマー代表戦に向けて前日練習を行いました。
グループステージ首位通過を決めたパレスチナ戦から中2日で迎える一戦。トレーニングは17:00から始まり、これまで同様、フィールドプレーヤー(FP)とGK陣で分かれてのウォームアップからスタートしました。FPはジョギング&ストレッチやステップワークから、2人一組でのパス交換等のあと、GK陣も合流してゲーム形式のトレーニングで連係の確認。さらに、攻守それぞれ、CKやFKなどセットプレーにも時間を割きました。また、ノックアウトステージからは延長、PK戦になる可能性があるため、一人一人PKを試すなど、あらゆることを想定し入念に準備を進めました。
今大会のグループステージ全試合が終わり、ラウンド16の組み合わせは、日本(D1位)対ミャンマー(A3位)のほか、開催国の中国(A1位)対カタール(D3位)、韓国(E1位)対キルギス(F2位)、ウズベキスタン(C1位)対インドネシア(F3位)、インド(A2位)対サウジアラビア(B2位)、イラン(B1位)対タイ(E3位)、ホンコン・チャイナ(C2位)対パレスチナ(D2位)、朝鮮民主主義人民共和国(F1位)対バーレーン(E2位)。またこの日、ラウンド16の5試合が行われ、中国、韓国、イラン、ホンコン・チャイナ、朝鮮民主主義人民共和国が一足早く、ベスト8に駒を進めました。
日本の8強進出をかけたU-24ミャンマー代表戦は、28日(木)19:30キックオフ(日本時間20:30)です。
監督・選手コメント
大岩剛 監督
対戦相手のミャンマーの印象は、サイズは大きくはないが、素早さや足腰の強さがあって球際の強さもあります。注意して試合に入りたいと思います。相手が日本に対して(守備的に)引いてくる戦いをすることは、バーレーンでのU23アジアカップ予選でもありました。自分たちがコントロールできないことを考えるよりも、そのような相手から点を取るために、ゴール前にトライすること、我々がチャレンジをする意識を持つ必要があります。何となく時間があってボールを保持するのではなく、自分たちからアクションを起こしていきたいです。そうすることで相手も疲弊すると思います。当然(失点の)リスク管理をしながら、90分通してそのような場面をたくさん作って打開していきたいです。
DF #5 馬場晴也 選手(北海道コンサドーレ札幌)
ここまでチームは良い感じできています。個人的には、所属チームのポジション(MF)と違うポジション(CB)ということで気をつけてプレーしていました。ミャンマーの映像は見ていて、基本的には守りを固めてきて、サイドには速い選手がいる印象です。ここ2試合、自分たちは立ち上がりに点が取れていることが大きく、次の試合でもカギになると思います。そこで失点してしまうと試合が難しくなるので、注意していきたいです。今回キャプテンを任せてもらっているのは、大岩監督に自分の経験を評価してもらってだと思っているので、しっかりとこのチームをまとめていきたいです。また、パリ(オリンピック)に向けても大事になるので、両方を整理してうまくやっていき、(今大会決勝まで)残り4試合を戦うつもりです。
MF #17 日野翔太 選手(拓殖大)
チーム状況はとても良いと思います。トレーニングでやっているものが試合で出せていて、守備でも攻撃でも結果が出ています。個人的には、2試合とも違う状況で途中出場していて、あまり経験していないシチュエーションなので、自分のパフォーマンスはまだまだです。もっと良くしていきたいです。自分は国際試合が今回初めてなので、どの対戦相手もこれといった印象を持っているわけではありません。チームのスカウティング映像を見る限りでは、ミャンマーはアグレッシブなチームですが、自分たちがしっかりと上回れればと思っています。
第19回アジア競技大会(2022/杭州)
大会期間:2023年9月19日(火)~2023年10月7日(土)
【男子】グループステージ
第1戦 9月20日(水) 20:30[日本時間] ◯ 3-1 vs U-24カタール代表
第2戦 9月25日(月) 20:30[日本時間] ◯ 1-0 vs U-24パレスチナ代表
【男子】ノックアウトステージ
ラウンド16 9月28日(木) 20:30[日本時間] vs U-24ミャンマー代表