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SAMURAI BLUE、決勝へ向けて調整、対戦相手はカタールに決定~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月30日
AFCアジアカップUAE 2019で2大会ぶりの決勝進出を決めたSAMURAI BLUE(日本代表)は1月29日(火)、準決勝イラン戦から一夜明けて、試合を行ったアルアイン市内のグラウンドで練習し、2月1日(金)の決勝へ向けて調整を行いました。
また、この日の夜には準決勝もう一試合がアブダビで行われて決勝進出チームが決定。2022年FIFAワールドカップ開催国のカタールが、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ監督が率いる地元UAEを4-0で破り、初の決勝進出を決めています。
乾いた空気に昼の強い陽射しが降り注ぎ、小鳥の声も聞こえる中、前日のイラン戦の試合の終盤に交代出場したDF室屋成(FC東京)、MF伊東純也選手(柏レイソル)と出場機会のなかった選手たち10人が集合しました。2ゴールを決めたFW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)や、3ゴールに絡んだMF南野拓実選手(ザルツブルク)ら先発した11人と後半途中出場したDF塩谷司選手(アルアイン)は、ホテルで体を動かしてリカバリー調整を行いました。
グラウンドでの練習では、選手たちはランニングやボール回しなどで体をならし、狭いエリアでGKもフィールドプレーヤーとして加わって5対5の対人練習を行い、タッチ数に制限をつけて、切り替えの速さやパスワークを確認しました。続いて行った2人一組でシュートまで持ち込む攻撃の練習では。くさび役のコーチが落としたボールを受けた選手がスルーパスを出して、ペアを組む選手がシュートする形を繰り返しました。
その後は狭いエリアにゴール2つを置いて4対4のミニゲームを実施。ここでもタッチ数の制限を変えながら、素早い切り替えを意識してボールを追い、ゴールを狙いました。
練習の最後は個人練習を実施。決勝へ「次が最後。100%以上のコンディションにしたい」と話すFW武藤嘉紀選手(ニューカッスル・ユナイテッド)は、DF槙野智章選手(浦和レッズ)、DF佐々木翔選手(サンフレッチェ広島)とともにシャトルランに取り組んでいました。DF室屋成選手(FC東京)とDF三浦弦太選手(ガンバ大阪)は感触を確かめるようにロングキックを繰り返し、FW北川航也選手(清水エスパルス)やMF乾貴士選手(デポルティボ・アラベス)と伊東選手は、シュート練習に取り組みました。
しかし、イラン戦後半に負傷退場を余儀なくされたMF遠藤航選手(シントトロイデンVV)は、やはり負傷途中交代をしたDF酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)とともに練習には参加せず、アブダビの病院で検査を受けました。
チームは練習後にホテルで昼食を摂った後、陸路でアブダビへ移動。30日(水)からアブダビで決勝へ向けた練習を行います。
決勝は2月1日(金)にアブダビのザイード・スポーツシティ・スタジアムにて開催されます。
選手コメント
DF #3 室屋成 選手(FC東京)
イラン戦は後半途中出場で、サイドバックであの時間帯に入るのは非常に難しいので、とにかく失点しないこと、シンプルにプレーすることだけど考えてプレーしていました。ゼロで終われたことがすべてなので、そこは良かったと思います。試合に出るとなったら、準備はできているし、やれる自信はあるので、決勝に向けて、個人的には準備できています。チームが勝てるためにどんな形でも貢献できればいいなと思います。
DF #4 佐々木翔 選手(サンフレッチェ広島)
まだ何も勝ち取っていません。次勝たないといけないので、そこはこだわっていきたいです。どんどん一体感が出てきていると思いますし、より良くなっているのではないかと思います。試合に出るチャンスがあれば、いつものプレーでは足りない。120%以上の力を発揮しないといけません。みんなが結果を求めて自分の持っている最大限を出して勝つ、それに尽きると思います。
MF #7 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
イラン戦の勝利は、大会前からこのタイトルを手にしたいということは言っていたので、その決勝に立つ権利を得ました。随所に森保監督体制になってから続けてきたことが出た試合だったのではないかと思います。 選手一人ひとりの意識も良かったですし、いろいろな予想がされた中で、良い意味で期待を裏切った試合になったかと思います。 選手からしても大きな自信になる試合になったかと思います。
MF #8 原口元気 選手(ハノーファー96)
いいゲームができました。引いて守る相手よりもやりやすいというか、集中して良い守備ができていましたし、そこからの攻撃が冴えていたと思います。1点取れたことが大きかったですし、そこからの試合運びはうまく行きました。1点目はプレーを止めるな、続けろということは森保監督がすごく言っているところです。それを南野 選手がすごく表現してくれた良いシーンだったと思います。3点目は、あまり攻撃に関われていなかったので、最後1本くらいはリスクを冒してと思ったら、うまく行きました。すごく冷静にプレーできていました。最後に結果が出せたのは精神的にすごく成長した部分かと思います。
FW #11 北川航也 選手(清水エスパルス)
日本もイランもアジアのトップのチームで、トップの戦いを見ることができたのは自分にとって大きいですし、大迫選手の存在の大きさを外から見て感じました。ここからの準備期間で、いかにチームの一員として優勝だけを目指してやっていけるかが大事です。決勝で負けたら予選敗退と同じです。勝たないと意味がないと思うので、どんな役が回ってきても、全力でその試合に勝つためのプレーや振る舞いをしようと思います。
FW #13 武藤嘉紀 選手(ニューカッスル・ユナイテッド)
日本はイラン戦も本当に素晴らしいプレーをしましたし、どこが相手でも日本らしいプレーができれば必ず勝てると思います。もし厳しい試合になったら、後半に入る 選手も必要になると思うので、そこで助けられるように、集中して練習に臨みたいです。日本の良さは攻守にハードワークするところで、イラン戦でそれが出ていましたし、ボールを保持してしっかりつなぐところもできていました。焦れずにプレーしたからこそ、相手が崩れて大差の勝利になったと思います。日本は戦い続けられる力も体力もあると思うので、決勝もそれを出していければベストだと思います。
スケジュール
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
ノックアウトステージ 決勝:
2019/2/1(金) 23:00キックオフ(日本時間)
vs カタール代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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