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ニュース

U-17日本代表、大量14得点でU-17バーレーン代表に勝利 優勝で大会を終える~UAEフットボールカップ~

2018年03月03日

U-17日本代表、大量14得点でU-17バーレーン代表に勝利 優勝で大会を終える~UAEフットボールカップ~

UAE Football Cup 第3戦 vs U-17バーレーン代表
2018年3月2日(金) キックオフ時間16:00(現地時間) 試合時間90分(45分ハーフ)
The complex of UAE FA(ドバイ/UAE)

U-17日本代表 14-1(前半4-1、後半10-0)U-17バーレーン代表

得点
9分 藤尾翔太(U-17日本代表)
10分 宮城天(U-17日本代表)
23分 木村誠二(U-17日本代表)
33分 山本理仁(U-17日本代表)
44分 失点(U-17バーレーン代表)
47分 藤尾翔太(U-17日本代表)
55分 斉藤光毅(U-17日本代表)
60分 斉藤光毅(U-17日本代表)
68分 馬場晴也(U-17日本代表)
81分 ブラウンノア賢信(U-17日本代表)
82分 斉藤光毅(U-17日本代表)
85分 斉藤光毅(U-17日本代表)
87分 オウンゴール(U-17日本代表)
88分 ブラウンノア賢信(U-17日本代表)
90分 ブラウンノア賢信(U-17日本代表)

スターティングメンバー
GK:板橋洋青
DF:畑大雅、馬場晴也、木村誠二、橋本柊哉
MF:松田詠太郎、岩本翔、山本理仁、宮城天
FW:藤尾翔太、斉藤光毅

サブメンバー
GK:三井大輝
DF:半田陸、岩井龍翔司、有田恵人、山﨑大地
MF:松本凪生、小林夏生
FW:ブラウンノア賢信、山崎稜介

交代
HT 松田詠太郎 → 有田恵人
HT 木村誠二 → 小林夏生
55分 藤尾翔太 → ブラウンノア賢信
55分 橋本柊哉 → 岩井龍翔司
57分 山本理仁 → 松本凪生
78分 畑大雅 → 半田陸

マッチレポート

今大会最終戦は、U-17バーレーン代表です。U-17バーレーン代表はこの大会でまだ勝点のない相手ですが、決して油断はできません。前半7分、日本のミスが続きあわや失点となる危ない場面を迎えますが、直後に左サイドから宮城天選手のクロスを藤尾翔太選手がヘディングで合わせ、日本が先制します。10分には宮城選手がバイタルエリアにドリブルで持ち出し、そのままミドルシュートで追加点。日本は2点のリードを奪います。その後も日本ペースの時間帯が続き、23分にはコーナーキックから木村誠二選手がヘディングで3点目、33分には山本理仁選手がペナルティエリア内でボールを持つと、冷静に相手ゴールキーパーを見て、ゴールに流し込み4点目。前半終了間際の44分にはPKを取られて失点しますが、日本は前半を4-1で終えました。

後半早々、47分に藤尾選手のゴールで幸先良く得点すると、ここから日本のゴールラッシュが始まります。55分斉藤選手がゴール、60分再び斉藤選手が左サイドをドリブル突破、そのままゴール前まで運び7点目。大量失点でバーレーン代表が戦意を無くしつつある中でも日本代表は攻撃の手を緩めません。68分にキャプテン馬場晴也選手、81分にブラウンノア賢信選手と追加点を重ね、大量14得点で最終戦を締めくくりました。

U-17ロシア代表がU-17UAE代表に1-1で引き分けたため、この結果を受けて日本は2勝1分、勝点7でUAEフットボールカップを優勝することが出来ました。

監督・選手コメント

有馬賢二 監督
今回の遠征を通じて選手たちは、失敗を恐れず、前向きにチャレンジしてくれたことが一番の収穫だと思います。チーム全体で共通意識を持ち、守備では前からボールを奪いにいき、攻撃ではゴールを意識しながら相手を「観て」判断し、お互いに良い距離感で連動しながらボールを運び、多くのゴールを奪うことが出来ました。U-17ロシア代表というフィジカルの強い相手に対して粘り強くタフに闘い、最後の最後まで諦めずに相手のリトリートした守備をアディショナルタイムにこじ開けて追いつき、勝点を獲得出来たこと、マンツーマンでファール覚悟でチャージしてくる中東のU-17UAE代表、U-17バーレーン代表に対しても、動きながら、ボールを動かしながらプレーすることでチャンスを多く作り出し、意図的にゴールを奪うことが出来たことは良かったと思います。しかし、まだまだパスやコントロール一つ一つの質への拘りは低いため、もっともっとこだわって欲しいと思います。これから自チームに帰っても、インテンシティの高い環境の中で今回遠征で感じたことを意識してさらに質を上げ、さらに成長して欲しいと思います。日常が大切です。そのベースの上に個々の武器を積み上げて欲しいと思います。

最後に、各チームの関係者、ご家族の方々には、この遠征への選手の派遣に、ご理解とご協力をいただき、感謝したいと思います。ありがとうございます。

DF #3 橋本柊哉 選手(市立船橋高)
今回の海外遠征を振り返って学んだことは、自分の苦手なボールを止める、蹴ることや、ボールを受ける前の準備の部分です。この部分はチームに戻っても意識して練習していきたいです。逆に得意のサイド突破の部分では、やれた回数は多かったけれど、もっと回数を増やして、質にこだわっていきたいです。そして対人の部分では、勝てる回数が多かったので自分の絶対的な持ち味にできるようにしたいです。この遠征を通じて学んだことをこれからも色々なことに活かしていきたいと思います。

MF #7 山本理仁 選手(東京ヴェルディユース)
引き込んだ相手が多かったこの大会で、試合をしていくうちにチームとして良くなり、最後のバーレーン戦でコンビネーションなどからたくさん点を決めることができたことはよかったと思います。個人としてはラストパスやシュートの質が課題だと感じました。武器である左足の精度は通用したと思います。そしてまた代表活動に参加できるように課題は克服し、通用したものはもっと伸ばせるように努力していきます。

FW #10 斉藤光毅 選手(横浜FCユース)
今回、久しぶりに代表に戻ってこれたことを嬉しく思います。今日の試合では、大量得点が求められているなか、点を取りたい気持ちが空回りしてしまい、前半は思うようなプレーが出来ませんでした。後半、得点する気持ちは変えずに、相手に合わせずいつも通りのプレーをすることを全員で心掛け、うまく大量得点に繋げることができました。個人では点は決められたものの、ミスやフィジカルなどとても多くの課題がでたので、チームに帰り、本当に日々の練習で意識して取り組みたいと思います。満足のいくプレーヤーになれるようにもっともっと頑張りたいと思います。

FW #11 宮城天 選手(川崎フロンターレU-18)
今回、代表に招集されたことを嬉しく思います。今日は他の試合の結果により、大量得点で勝たなければいけないという状況下での試合で前半は相手に合わせてプレーしてしまったこともあり点がなかなか取れずに終わり、ハーフタイムで有馬監督にやれることをやりきろうと鼓舞され、そこから後半はみんなが優勝したいという気持ちが強く出て大量得点で試合を終えることができました。今回の代表活動では、海外の選手の球際の厳しさや、プレスのはやさなどが日本とは違い。これをベースにしてやっていかなければいけないと実感したので自チームに帰っても今回の遠征で感じたことを忘れずに練習に取り組んでいきたいと思います。

スケジュール

UAEフットボールカップ
2月26日(月) 2-2 第1戦 vs U-17ロシア代表 (The Complex of UAE FA)
2月27日(火) TBC トレーニング
2月28日(水) 5-0 第2戦 vs U-17アラブ首長国連邦代表 (The Complex of UAE FA)
3月1日(木) TBC トレーニング
3月2日(金) 14-1 第3戦 vs U-17バーレーン代表 (The Complex of UAE FA)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

UAEフットボールカップ

大会期間:2018/2/26(月)~2018/3/2(金)
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