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ビーチサッカー日本代表 AFC Beach Soccer Asian Cup Thailand 2023に向け始動
2023年02月14日
2月11日(土)、沖縄県宜野湾市のトロピカルビーチにて、ビーチサッカー日本代表が2023年の活動をスタートしました。
今年はワールドカップイヤーであり、3月には2019年以来のAFC Beach Soccer Asian Cupが開催されます。
ビーチサッカー日本代表は2019年からの連覇を目指し、トレーニングに取り組んでおります。
連日気温20度を越えるなか、合宿冒頭には茂怜羅オズ監督より「強度の高い合宿を行う」と選手に伝え、合宿がスタートしました。
初日は午後からのトレーニングになりましたが、選手たちは移動の疲れも見せず、ゴールキーパーからシュートまでの連係を確認しました。
夜のミーティングでは、昨年11月に参加したIntercontinental Beach Soccer Cup 2022やNeom Beach Soccer Cup 2022での分析結果を選手に伝えます。2日目は主にセットプレーの再確認やボール奪取についてのトレーニングを行いました。
対人でのトレーニングが多く負荷のかかる中でも、選手たちはインテンシティの高さを維持しながら激しいボールの奪い合いを繰り返していました。
茂怜羅オズ監督は、相手ゴールキーパーへのプレッシャーのかけ方、タイミングや角度について細かく指示し、「相手ゴールキーパーの体勢をしっかり見極め、自分のマーカーとゴールキーパーの両方にプレッシャーを与えないといけない」と各選手に伝えていました。
また、前線の守備に連動して、後方のフィクソ・アラの選手の細かなポジショニングも意識させ、チーム全体の守備の約束事をトレーニングで落とし込んでいました。
また、選手間でも、ゴールキーパーへプレッシャーに行くタイミングや位置についてビーチ内で声を掛け合い、微調整を繰り返しました。
3日目の午後からは天候が急変し強風と雨に見舞われましたが、選手たちはチーム戦術を理解しつつ、来るAFC Beach Soccer Asian Cup 2023に向け、アピールの日々が続きます。
選手コメント
FP 盛礼良レオナルド 選手(ヴィアティン三重BS)
日本代表候補としてまた招集して頂き、嬉しく思う気持ちと共に強い気持ちをもってのぞんでいます。
やはり代表は特別な場所であり、長年お世話になった日本に恩返しができる最大のチャンスだとも思います。だから日々の練習はもちろんですが、食事やミーティングの時間なども大切にしています。
アジアカップのメンバーに選出されるように魂を込めてトレーニングに集中します。
FP 奥山正憲 選手(レーヴェ横浜)
3月に開催されるAFC Beach Soccer Asian Cup Thailand 2023にむけてハードなトレーニングが続いてきますが、目的意識を持って活動できており、チームとしての雰囲気もとても良いです。
僕はベテラン選手の位置付けに変わってきていますが、「メンバーに入る」という強い気持ちと若手の選手が力を発揮できるような環境を少しでも作れるように取り組んでいきたいと思います。
最後にこの寒い時期に、暖かい沖縄で合宿が出来ることは選手としてコンディション維持、向上にとって好環境であり、開催に際しご協力頂いた関係者の皆様、チームメイト、家族に感謝したいです。
FP 見山龍之介 選手(東京ヴェルディBS)
来月には絶対に負けられないアジア予選が控えている中で緊張感をもってトレーニングに臨んでいます。セットプレーや攻守の立ち位置の確認など含めて、チームとして戦うための準備をさらに突き詰めていければより勝利に近づけると信じています。
個人としては久しぶりに代表活動に呼んでいただきましたが、やはり代表は特別な場所だと実感しています。自分が戦力になるということをプレーで示してアピールしていきたいです。
合宿は後半戦に突入しますが、気持ちを入れて取り組んでいきたいと思います。