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2015年度JFA第9回理事会を開催
2015年10月22日
日本サッカー協会(JFA)は本日(10月22日)、理事会を開催しました。
会議では、大学・専門学校で開催しているC級、D級、キッズリーダー養成講習会の申請手続きを、現行の「JFA理事会で承認した後、JFAで開催の手続きを取る」やり方から「都道府県サッカー協会で審査・承認の上、都道府県サッカー協会で開催手続きを取る」方法に変更されることが決まりました。これは、手続きを簡素化することで、より多くの講習会開催を促すことを目的に変更するものです。
また、JFAサッカー施設整備助成事業に「フットサル・ビーチサッカー・屋内サッカー場等整備事業」が加わること、昨年に続き、「JFAユニクロサッカーキッズinシンガポール」(11月7日、シンガポール/ジャラン・べサールスタジアム)を開催することなどが決まったほか、JFAの役職員の行動指針となる「JFAウェイ」についても審議、承認されました。
「JFAウェイ」は、「JFAのバリュー」(サッカーファミリーの価値観)同様、これまでJFAの役職員がワークショップでの議論を重ねて構築してきたもので、現在と未来のサッカーファミリーのために、「様々な声に耳を方向け、思いを受け止める」、「伝統と歴史、世界から学ぶ」、「最良を求め、何をすべきかを見出す」、「前例にとらわれず、創造と改善を積み重ねる」、「互いを理解し、協働する」、「責任感を持って、やり遂げる」、「過程と結果を検証し、次に活かす」という7つの指針を策定、それに基づいて行動することが定められています。
理事会後の記者報告会でJFAの原博実専務理事は、「今、スポーツ界では賭博などいろいろな問題が取り沙汰されている。サッカー界は組織が大きくなっているので、(職員一人ひとりが)しっかり責任を持って業務を遂行していくことが大事」と語り、引き続き、コンプライアンスやガバナンスを徹底していく意思を示しました。