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昨年の浦和に続くアジア制覇へ、出場クラブが「絶対突破」を誓う~AFCチャンピオンズリーグ2018
2018年01月24日
日本サッカー協会(JFA)とJリーグ、AFCチャンピオンズリーグ2018(ACL)に出場するクラブの代表者が1月23日(火)、JFAハウスに集まり、ACL出場クラブミーティングに出席しました。
今シーズンのACLには、昨シーズン、J1リーグを初制覇した川崎フロンターレをはじめ、セレッソ大阪、鹿島アントラーズの出場が決まっています。さらに柏レイソルは本大会出場を懸けて1月30日(火)にタイのムアントン・ユナイテッドとのプレーオフを戦います。「絶対突破」のスローガンの下、アジアナンバーワンのクラブを決する本大会は2月13日(火)より各地で始まります。
コメント
田嶋幸三 日本サッカー協会会長
ACLがいよいよ始まります。Jリーグが今年25周年、そして、このACLはUEFAチャンピオンズリーグ、コパ・リベルタドーレスを目指し、アジアでも素晴らしい大会をつくっていこうと川淵三郎最高顧問が中心となって改革して今年で10年目となります。この10年と25年という節目にあたり、Jリーグから4チームが出場すること、その4チームとも初めての経験ではないということを本当にうれしく思います。私たちはJリーグと協力し、この4チームをサポートし、日本代表だけではなく、クラブが世界で戦うことを全面的にサポートしていきたいと考えています。
村井満 Jリーグチェアマン
この会議の前にJリーグの実行委員会を2時間行いました。その場でJ1全クラブと「ACLを連覇しよう」ということを確認しました。昨年、浦和レッズがアジアのチャンピオンになったことは大きな話題になりました。今年は出場枠が(本大会出場枠とプレーオフ出場枠が)3プラス1ですが、来年から2年間は2プラス2となります。我々は韓国、中国に後塵を拝して3番目に位置しているわけですが、2021年からは3プラス1の出場枠を取り戻そう、返り咲こうということを確認しました。この2年間で一定の成績を残さなければならないという各論を含めて協議した結果、この4クラブともグループステージを突破していく、圧倒的に勝っていく、最初からフルスロットルでいくことを確認しました。クラブもリーグも本気ですし、JFAの協力態勢も引き続きいただいていますので、言い訳なく、頑張ろうと申し合わせました。
藁科義弘 川崎フロンターレ代表取締役社長
我々は昨年3年ぶりにACLに出場しました。クラブの最高位であるベスト8を突破しようと頑張りましたが、残念ながら同じところで終わってしまいました。グループステージから準々決勝第1戦までは1回も負けずに、最後の最後で1敗したことで敗退しました。本当に1試合の大切さを痛感しました。その反省を込めて、日本を代表するクラブとして頑張りたいと思います。
庄野洋 鹿島アントラーズ代表取締役社長
鹿島アントラーズはこの大会ではラウンド16までは進出するのですが、その壁を乗り越えられていません。クラブの最大の目標はアジアチャンピオンになることですので、今年はぜひこのラウンド16の壁を乗り越え、チーム、クラブ、ファン、サポーターが一体となって栄冠を勝ち取りたいと強く思っています。
玉田稔 セレッソ大阪代表取締役社長
セレッソ大阪としましては2014年以来、4年ぶりの出場となります。昨季、ルヴァンカップと天皇杯の二冠を獲得した翌シーズンですので、その真価が問われると思います。JFAとJリーグからの支援もいただいているので、これまで以上の結果を残せるように、クラブの総合力をもって、一つでも多くの試合を戦いたいと思っています。
瀧川龍一郎 柏レイソル代表取締役
私どもはとにもかくにも1月30日のプレーオフを必ず勝ち抜かなくてはならないので、キャンプ日程を前倒しして万全の準備を整えているところです。“柏から世界へ”というスローガンのもと、今年も戦っていきます。ファン、サポーターからも「アジアで頑張れ」と強く言われています。まずはプレーオフを勝ち抜き、浦和レッズに続けるように、アジアで勝ち抜いていけるようにクラブ一丸となって頑張っていきます。
大会期間:2018年1月30日(火)~2018年11月10日(土)