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U-17日本代表候補が福島県のJヴィレッジで活動を開始

2019年08月15日

U-17日本代表候補が福島県のJヴィレッジで活動を開始

今年10月にブラジルで行われるFIFA U-17ワールドカップを控えたU-17日本代表候補は13日(火)、福島県のJヴィレッジで活動を開始しました。今回のキャンプは前半はフィジカルを測定するアスリートチェックを行い、後半は通常のトレーニングを実施します。
先月の第23回国際ユースサッカーin新潟以来の活動となるチームは集合後、早速小粥コンディショニングコーチのもとアスリートチェックを実施しました。移動や自チームで出場した試合の疲れを残している選手も多い中、初日は体の連動性や動きを評価するファンクショナルムーブメントスクリーン(FMS)テストと垂直ジャンプを実施しました。夕食後にはFMSテストのフィードバックも実施され、残り2ヶ月に迫ったワールドカップまでに改善できる点を各々で確認しました。
14日(水)の午前中は人工芝のピッチで20m走テスト、アジリティ(敏しょう性)のテスト、そして最後にYO-YOテストをしてアスリートチェックを締めくくりました。午後からは天然芝のピッチに出て、ボールを使ったトレーニングをスタート。選手26名全員が参加し、ボールワークから4vs4+3フリーマン、ビルドアップと中盤における攻守の確認、最後には11対11の紅白戦も行いました。数少ないトレーニングの機会にそれぞれが集中して紅白戦に臨んでおり、本番さながらの勝負にこだわったゲームとなりました。
U-17日本代表候補は15日(木)も2部練習を予定しており、最終日の16日(金)には流通経済大学とのトレーニングマッチを実施します。

選手コメント

GK 佐々木雅士 選手(柏レイソルU-18)
今回の合宿に選ばれて嬉しく思います。初回の練習ではひとりひとりが自分の武器を発揮し、強度の高い紅白戦を行うことが出来ました。ワールドカップまでの残り2ヶ月間でもっと成長できるように、この2日間の取り組みをより良いものにしていきたいと思います。

DF 遠山悠希 選手(京都サンガF.C.U-18)
今回のこのJヴィレッジでの合宿でU-17日本代表の合宿は3回目となりました。残り2ヶ月後にはブラジルでワールドカップがあるということで、そこに向けて競争と協力というテーマでこの遠征を過ごそうと思いました。昨日と今日の午前はアスリートチェックでボールを使った練習をしていなかったのですが、そのアスリートチェックでフィジカル面での課題というのがハッキリしたので、残り2ヶ月で少しでも改善していきたいと思っています。
また、今日の午後から練習が始まりましたが、数少ない回数の練習でも自分をアピールするために集中していきたいです。今日は自分もみんなもとても良い練習ができたと思うし、それを続けてさらにもっと良い雰囲気でもっと良い練習ができるように頑張りたいと思います。

FW 光田脩人 選手(名古屋グランパスU-18)
初めてU-17日本代表の活動に参加できて大変嬉しく思います。今日の午後は試合形式のトレーニングをしました。プレッシャーも速く、受ける前に周りを見ることの大切さを改めて痛感しました。残り2日間しかないですが、自分の武器を最大限に出してチームに貢献できるよう、周りとの競争を楽しみながらやっていきたいです。

FW 若月大和 選手(桐生第一高)
ワールドカップまであと2ヶ月の間で、今できる身体の強化やチームとしての連動性を上げていきたいと思います。今回の遠征ではコミニケーションをたくさんとり、少ない練習期間で自分をアピールしてチームの中心選手となれるように頑張りたいです。

FW 田中禅 選手(サガン鳥栖U-18)
今回、U-17日本代表候補に選出していただき大変嬉しく思います。約1年ぶりの招集なので成長した姿を見せたいと思います。アスリートチェックでは自分の体の機能性、動作性、安定性などを知ることが出来ました。トレーニングでは仲間の特徴を理解した上でもっと自分の特徴を出していきたいです。合宿は2日経過しましたが、終わった時に後悔しないように残り2日間も全力で取り組んでいきます。

スケジュール

8月13日(火) PM アスリートチェック
8月14日(水) AM アスリートチェック
PM アスリートチェック/トレーニング
8月15日(木) AM/PM トレーニング
8月16日(金) AM トレーニングマッチ vs. 流通経済大学

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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