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開会式で熱戦を誓う JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会

2019年12月26日

開会式で熱戦を誓う JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会

第43回全日本U-12サッカー選手権大会の開会式が12月25日(水)、鹿児島県鹿児島市の鹿児島市民文化ホールで開かれました。

オープニングで、「桜島火の島太鼓保存会」のメンバーが和太鼓を使った勇壮な演舞を披露し、全国から集まった選手たちを歓迎。開会式では日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が、「みんなが必死にボールを追う姿を見て、見ている人たちは感動します。明日からの試合では感動する試合を見せてください。歴代の日本代表チームはフェアプレー賞を数多くもらっています。この大会でもフェアで、グリーンカードがたくさん出るようなプレーをしてください」と挨拶しました。

また、鹿児島市の松永範芳副市長は「仲間とともに素晴らしい試合をしてください。鹿児島は大きく飛躍する人たちを輩出してきました。みなさんも大会の成果とともに、仲間との楽しい思い出を持ち帰ってください」と話し、鹿児島での奮闘に期待を寄せていました。

選手宣誓では田坂彩人選手(尾道東サンバFC/広島)が登壇。「僕たちの街は昨年の豪雨で被災し、大好きなサッカーができることは決して当たり前ではないということを改めて感じました。災害やけがでサッカーができなくなった選手、予選で競い合った選手、サッカーの楽しさと厳しさを教えてくれた監督やコーチ、一番近くで支えてくれた家族や関わってくださる全ての方々の思いを胸にピッチに立ちます」と宣言し、26日(木)からの4日間の健闘を誓いました。また、各チームには鹿児島の小学生たちが作った折り鶴が各チームに贈呈されています。

ゲストとして元日本代表の石川直宏さんが招かれ、仲間と競うことで強くなった少年時代を回想。「リスペクトする気持ちとチームの一体感を持って、頑張ってほしいです。緊張も楽しさもあると思いますが、自分の持っているものを出し、仲間やチームが持っているものを引き出しあって頂点を目指してください」とエールを送っていました。

開会式の後には選手全員が参加してのリスペクトワークショップを開催し、石川さんや26日からの試合を担当するユース審判員の高校生たちがサポートする中、チームメートや相手をリスペクトしながらプレーすることの大切さを学びました。

今大会にも例年と同じく全国の都道府県予選を勝ち抜いた48チームが出場。1次ラウンドは26日(木)から鹿児島市のふれあいスポーツランドで、準々決勝以降は鴨池補助陸上競技場と白波スタジアムで開催し、覇者が決まる決勝戦は29日(日)に行います。

選手コメント

森平一輝 選手(ロアッソ熊本ジュニア/熊本)
まずは初戦に勝って、そこからチームの持ち味を発揮して優勝を目指していきたいです。自分の持ち味は、しっかりゲームを組み立てて、パスを使って崩していくところです。チームは攻撃から守備の切り替えの速さがあるのと、前線での攻撃の厚みや強さがあります。その持ち味を出していきたいです。

岩元大空 選手(アリーバFC/宮崎)
宮崎県大会では無失点だったので、そのディフェンスからのカウンターがこのチームの強みだと思います。僕はサイドチェンジやロングパス、ロングシュートを積極的にするところが自分の良さだと思います。チームとして1次ラウンドを突破して、ベスト8を目指しています。悔いのない試合にしていきたいです。

似内久穏 選手(ベガルタ仙台ジュニア/宮城)
チームとしてはベスト4を目指して頑張っていきます。トップでは得点を取れる選手もいて、そこへの中盤の関わりも強みです。その中で、僕はロングボールが正確に蹴れるところも強みだと思います。明日からの試合では、相手よりもボールを持って、圧倒して勝ちたいです。

桜本弥夢 選手(和歌山ヴィーヴォU-12まつえ/和歌山)
目標は決勝ラウンドに進むことです。どれだけ相手が強くても、どれだけ圧されていても、自分たちのプレーを出して、楽しむことが大事だと思います。パスを使って崩して県大会を突破していきました。リラックスして、自分たちのサッカーを見せていきたいです。

開催期間:2019年12月26日(木)~12月29日(日)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)、鹿児島県立サッカー・ラグビー場(鹿児島県鹿児島市)

準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)

準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)

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