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タイトルへの意地を示し、ヴィッセル神戸が決勝進出 サンフレッチェ広島は2冠ならず 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会準決勝

2025年11月17日

タイトルへの意地を示し、ヴィッセル神戸が決勝進出 サンフレッチェ広島は2冠ならず 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会準決勝

リーグ3連覇を逃したヴィッセル神戸が、意地を示して2大会連続の決勝の舞台にたどり着きました。前半24分、右CKを相手がクリアした球が目の前にくると、左サイドバックの永戸勝也選手が左足で見事に捉えます。鋭いシュートは相手に当たって軌道が変わり、ゴールネットに突き刺さりました。セットプレーが試合のポイントになるとチーム内で意思統一していたそうで、永戸選手は「こぼれ球に対応するのは、ある程度自信がありました。自分の仕事を全うしようという気持ちでポジションを取って決める事ができました」と喜びました。

後半には大迫勇也選手がPKを一度は止められますが、広島のGK大迫敬介選手が動くのが早かったとして蹴り直しとなり、今度は佐々木大樹選手が決めリードを広げました。チームの持ち味である球際の競り合いで一歩も引かず、タイトルへの渇望がピッチから伝わってくるような戦いぶりでした。

YBCルヴァン・カップとの2冠を目指したサンフレッチェ広島は荒木隼人選手が出場停止でした。スキッベ監督は「セットプレーではこれまで多くのゴールに絡んできた(荒木)隼人の不在が響いた」と攻撃面でも影響があったことを残念がりました。J1最少失点の堅守を誇りますが、神戸の気迫に押されて2失点。1993年のJリーグ開幕以降、天皇杯のタイトルには縁がない広島は、今回も頂点に届きませんでした。

監督・選手コメント

吉田孝行 監督(ヴィッセル神戸)
スタッフも選手も良い準備をしてみんなで戦えたからこそ、こういう難しいゲームを勝ち切ることができたのだと思います。両チームのサポーターがつくり出してくれた雰囲気も素晴らしいものでした。両チームの選手とサポーターの皆さんも称えたいなと思います。(決勝進出を決めたが)まだ何もつかんでいませんし、決勝戦は今日と同じテンション、もしくはそれ以上で臨めれば、タイトルは見えてくると思います。

佐々木大樹 選手(ヴィッセル神戸)
チームとしていろいろな選手がつなげてきた大会ですし、今日メンバー入りできなかった選手の思いも持ちながらプレーしていました。(PKは)決まるという自信がありました。ゴール裏に神戸のサポーターがいたことで安心して蹴れました。今日は準決勝でしたが「決勝だと思って」と監督に言われていました。その気持ちが勝利につながったと思うので、この気持ちをそのまま持って優勝を手にしたいと思います。

ミヒャエル・スキッベ 監督(サンフレッチェ広島)
ヴィッセル神戸さん、決勝進出おめでとうございます。自分たちは基本的に良いプレーができていたと思いますが、ペナルティーエリアの部分、最後の部分が足りませんでした。セットプレーでも(荒木)隼人の不在が響きました。これまでにも彼が絡んだ得点は多くありましたから。失点はどちらもアンラッキーな側面もありました。最終的に神戸に勝つだけのクオリティーが足りませんでした。

大迫敬介 選手(サンフレッチェ広島)
自分たちの方が多くチャンスはつくっていたと思いますが、前半、相手に数少ない決定機を決められてしまいました。そこを自分が防いでいればというのがありますし、先制点を取られてから崩れないことが、こういったゲームをひっくり返すために必要です。我慢強く戦えていましたが、自分がPKを与えたシーンにも責任を感じています。ルヴァンカップは獲りましたが、(天皇杯に)あと一歩で優勝に手が届かなかったことが悔しいです。

【1回戦】5月24日(土)、25日(日)[予備日:5月28日(水)]
【2回戦】6月11日(水)[予備日:6月18日(水)]
【3回戦】7月16日(水)[予備日:7月23日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月6日(水)[予備日:8月13日(水)]
【準々決勝】8月27日(水)[予備日:9月10日(水)]
【準決勝】11月16日(日)

【決勝】11月22日(土)

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