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JFA主催大会でリスペクト・フェアプレー関連の取り組みを実施
2023年01月30日
日本サッカー協会(JFA)が日頃より推進するリスペクト・フェアプレーの理念を具現化し、より広く発信していくことを目的として、2022年12月に開催した「高円宮妃杯 JFA 第27回全日本U-15女子サッカー選手権大会」及び、2023年1月に開催した「JFA 第26回全日本U-18 女子サッカー選手権大会」にて、出場チームの協力のもと、様々な取り組みを実施しました。
昨年開催されたFIFA U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022とFIFA U-17女子ワールドカップ インド2022にてU-20日本女子代表とU-17日本女子代表がともにフェアプレー賞を獲得し、選手たちの笑顔やリスペクトあふれる姿勢が世界中から称賛を得たように、日本サッカー、特に女子サッカーにおいてリスペクト・フェアプレーは重要な要素となっており、引き続きJFAとしても積極的な活動を展開していきたいと思います。
キャプテンミーティングの実施
大会前に大会出場チームのキャプテンをオンラインMTGで繋ぎ、リスペクト・フェアプレーとは何か?ということや、その中でのキャプテンの役割を話し合いました。
リスペクト宣言ボードの作成・交換・掲示
出場選手に、事前にリスペクト宣言を各チーム1枚のボードに寄せ書きしてもらい、それを大会1回戦の試合前に両チームで交換しました。その後、会場内でも掲示を行い、大会期間中に多くの来場者の皆さまにご覧頂きました。
リスペクトスピーチの実施
それぞれの大会の準決勝試合前に両チームキャプテンによるリスペクト宣言のスピーチを行いました。各チームが独自で考えた素晴らしいスピーチを披露してくれました。
リスペクトアームバンドの着用
リスペクトロゴ入りのキャプテンアームバンドを全チームに配布し、着用してプレーしてもらいました。
コメント
今井純子 JFAリスペクトフェアプレー委員長
リスペクトが言葉だけにならないよう、取り組みが儀式になってしまわないよう、選手たち自身が内容を理解して考え消化した上で大会に臨んでもらいたいという思いで、今回の取り組みをしました。また、特に各チームのキャプテンの役割を意識し、キャプテンに伝え、仲間に伝えてもらうようにしました。各チームのリスペクト宣言ボードからも、キャプテンのスピーチからも、選手たちが受け止めて表現してくれたことを感じとることができ、選手たち本人に伝えることの意義を実感しました。選手たちを通して、指導者、スタッフ、サポーター等、関わる全員へも伝わっていくことを願っています。ご協力頂いた皆様に感謝します。
安心、安全にサッカーを心から楽しめる環境を、関わる皆で作り上げ、確保していくために、今後、様々な形で広げていければと思っています。