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【グループステージ対戦国】コスタリカ 大陸間プレーオフを持ち前の堅守で突破 主力は過去2大会出場の経験豊富な選手たち~FIFAワールドカップカタール2022
2022年06月16日
8チームがホームアンドアウェイの2回戦総当たりで戦った北中米カリブ海最終予選で、コスタリカの前半戦と後半戦の戦いぶりは大きく異なった。前半の7試合は1勝3分3敗と思うように勝ち点が伸びず。ところが昨年11月のホンジュラス戦での勝利を皮切りに、後半戦は6勝1分の快進撃。自動的に本大会出場権を獲得できる3位以内には届かなかったが、3位のアメリカに勝ち点で並ぶ猛追を見せた。
同予選4位で出場権獲得に望みをつないだ6月14日の大陸間プレーオフでは、オセアニア予選1位のニュージーランドと対戦。試合開始3分でジョエル・キャンベル(CFモンテレイ/メキシコ)が先制し、その後は相手にボールを保持される時間が長かったものの、守護神ケイロル・ナバス(パリ・サンジェルマン/フランス)の好セーブなどで1-0と逃げ切り、3大会連続6度目の出場権を獲得した。
そのFIFAワールドカップにおける活躍で特筆すべきは2014年のブラジル大会だ。いずれも過去にワールドカップ優勝歴を持つチームを向こうに回し、ウルグアイ、イタリアを連破、イングランドと引き分けてグループステージを突破した。さらに、ラウンド16でギリシャをPK戦で退け、準々決勝では大会3位となるオランダに延長戦を含む120分をスコアレスと粘り、PK戦の末に惜敗した。前回ロシア大会でも、ブラジルにアディショナルタイムで2点を許すまで強力攻撃陣を封じ込むなど健闘した。
2006年ドイツ大会でエクアドル、2014年ブラジル大会でホンジュラスを率いたコロンビア人のルイス・フェルナンド・スアレス監督が指揮するコスタリカは、過去2大会の主力だったナバス、ストライカーのキャンベル、セントラルMFのセルソ・ボルヘス(アラフエレンセ)らベテランがチームをけん引。ボルヘスは、今年3月にカナダの突破に待ったをかけた試合で、殊勲の決勝点をマークした。同じく3月の最終予選2試合で2得点を挙げた22歳のアントニー・コントレラス(グアナカステカ)といった若手の台頭も注目される。
FIFAランキング:31位 ※2022年3月31日発表
FIFAワールドカップ出場5回:1990(ラウンド16)、2002、2006、2014(準々決勝)、2018
対戦成績:日本の3勝1分(得点10、失点2)
FIFAワールドカップカタール2022
大会期間:2022年11月21日(月)~2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs コスタリカ代表
第3戦 12月1日(木) 22:00[現地時間] vs スペイン代表
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