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JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)本講座 セッション3を開催!

2016年10月21日

JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)本講座 セッション3を開催!

JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)本講座のセッション3を10月14日(金)から17日(月)の4日間、鳥取県鳥取市で開催しました。

今回のセッションは、クラブにおける「場づくり」がテーマ。「鳥取方式®」による芝生化で著名なニール・スミス氏(グリーンスポーツ鳥取代表)の案内によるフィールドワークでは、荒廃地、保育園の園庭、球技場、河川敷、小学校の校庭を巡り、それぞれの利用用途に合わせて芝生化した実例や維持管理の説明を受けました。受講生は、全てのグラウンドの上で裸足になり、天然芝の感触の違いを確かめていました。その後、ニール氏から出身地のニュージランドや欧米諸国と日本のスポーツ文化の相違点に関するレクチャーが行われ、受講生はクラブ文化の差にも感銘を受けていた様子でした。

2日目は「クラブとデザイン」と題し、鳥取県フットボールセンター若葉台にて、ランドスケープデザイナーの熊谷玄氏(スタジオゲンクマガイ代表)、建築設計士の田辺芳生氏(プライム建築都市研究所代表取締役)から、施設づくりのポイントを多数の事例を用いた講義を受けました。午後の「ベンチづくりワークショップ」では、自分たちが作り出すことによるクラブの価値向上の体験、ファシリテーションスキルの実践を踏まえ、受講生たち主導のもと、鳥取市内のサッカー少年と協働して「木製ベンチ」を製作しました。

ちなみに、フットボールセンター若葉台のセンター長・西本氏は、SMC本講座の9期修了生。講座を通じてSMCの先輩に出会えるのも、この講座の魅力です。

「企画提案」の講義では、行政や企業、自治会、クラブメンバー等が提案対象となる事例を用いて、企画提案書の作成を学びました。

セッション1から3のフィールドワークやケーススタディを通じ、多くの学びや体験を得た受講生たちは、それぞれの理想とするクラブの基本構想をまとめていきます。

次回のセッション4は、JFAハウス(東京都)で11月に行います。

受講者コメント

田野正臣 さん
(フィールドワーク「芝生ツアー」を受講して)
このSMC本講座全般を通して言えることが、「羨ましい」と指を咥えて見ていたことが、具体的に「自分たちでもやれる」というところまで運んでくれると実感しています。ただ、それはモデルであって、地域の実情に応じてどう実行するかを考える過程がとても楽しいです。ニール先生の熱いトークと実行のための行動力、戦略を真似して地域に還元したいと思います!

中本洋一 さん
(ワークショップ「クラブとデザイン/ベンチづくり」を通じて)
子供たちとのベンチ作りは、年齢に関係なくお互いに達成感があったと思います。自分が作ったものを大切にする、自分が作った物をまた観に来る、その気持ちがよくわかりました。手作りの良さが理解できた1日でした。

高木成太 さん
(講義「企画提案」を受講して)
いつも人任せの作業だったので、いざ自分が作成してみると大変でした。今後は、自分で調べながら、きちんと作成したいと思います。

小泉隆一 さん
(講義「企画提案」を受講して)
グループ発表では、自分の意見が1対3と劣勢だった際に向かっていくことが難しく、どう自分の意見を伝えていくかの難しさを強く感じました。課題として忘れずにいきたいと思いました。

JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)

JFAスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)は、自立した魅力溢れるスポーツ組織づくりを推進し、スポーツ文化の創造、人々の心身の健全な発達と、社会の発展に貢献できる優秀なスポーツマネジャーを養成することを目的とした人材育成事業です。

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