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JFA復興支援サッカーフェスティバル 第3回を宮城県MFA松島フットボールセンターで開催
2014年11月04日
10月25日(土)、今年度から新たにスタートした「JFA復興支援サッカーフェスティバル」の第3回を宮城県のMFA松島フットボールセンターで開催しました。
当日は東日本大震災で被災された宮城県沿岸地域の小学生チームの選手とその指導者・保護者を中心に、手倉森誠U-21日本代表監督と手倉森浩JFA復興支援特任コーチ、ナショナルトレセンコーチ東北担当など、総勢420人が本フェスティバルに参加しました。
朝10:00の開会式後、U-12の選手たち向けのサッカー教室を実施。隣のピッチでは指導者と保護者の大人交流ゲームとキッズプログラムを行いました。その後、ハーフコート4ピッチを利用して、チームも学年もすべてミックスした小学生の交流サッカーゲームを実施しました。昼食後の午後は選手・指導者・保護者による交流ゲームを行い、子どもたちだけでなく大人も全力でボールを追いかけ、笑顔でサッカーを楽しんでいました。
また、ピッチ外プログラムとしての行ったバーベキューは指導者・保護者の皆様のご協力のもと、選手の勇姿を見ながら、やきそばの準備から始まり、あちこちで煙が立ち昇り賑やかに実施されました。バーベキュー以外にも地元の方々のご協力により振る舞われた牡蠣汁やおにぎり、そして、マグロ解体ショーを楽しみ、今回のフェスティバルの目的のひとつである「サッカーをする子どもたちだけでなく、それを支える大人の方々にも笑顔になってもらいたい」という思いが叶い、お腹も心も満たされたひと時となりました。
フェスティバル参加者コメント
佐藤正和 さん(湊サッカースポーツ少年団保護者)
他のチームとの交流もあり、子どもたちも喜び、7年前にやめたサッカーを今日は久しぶりにプレーし楽しく参加させていただきました。ぜひ今後も継続していただきたいです。
中川優美子 さん(湊サッカースポーツ少年団保護者)
普段、このように子どもとサッカーする機会がないので楽しかったです。また、他のチームの方と交流する機会がない中、被災地を忘れず、大人も一緒に参加できるこういう形の支援がうれしいです。
神山巴南 さん(FCインパルス選手)
ほかのチームの人たちと一緒にプレーし、1点取れたことがうれしかったです。
木見尻空良 くん(FCインパルス選手)
大人との交流サッカーが楽しかったです。
手倉森誠 U-21日本代表監督
復興は確実に進んでいると感じました。形に残るものではなく、人の心の営み、育みが感じられたフェスティバルで、心豊かになることが復興には大事であり、そのことと触れ合えたことが良かったと思います。
手倉森浩 JFA復興支援特任コーチ
3回目となるJFA復興支援フェスティバルですが、3年7か月が経ち、これまで厳しいときを乗り越え、がんばってきた指導者、保護者の皆様に労いと感謝の気持ちを表せてよかったです。来年も継続していきたいと思います。